映画「プー あくまのくまさん」は、あの愛されキャラが凶暴化!?児童文学の傑作「くまのプーさん」をモチーフにしたホラーです。
はちみつに飽き、血に飢えたプーが、ロビンと楽しく過ごした森で惨劇を巻き起こす。
そこで今回の記事では、映画「プー あくまのくまさん」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの意味と伏線を考察していきます。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「プー あくまのくまさん」解説
楽しい冒険に満ちた日々が終わり、クリストファー・ロビンは大学進学のためプーとピグレットを森に残し旅立つ。
時がたち、ロビンは婚約者のメアリーと森に戻ってくるが、そこで目にしたのは、血に飢え、野生化したプーとピグレットの異様な姿だった…。
キャスト
- マリア・テイラー
- ニコライ・レオン
- ナターシャ・ローズ・ミルズ
- アンバー・ドイグ=ソーン
スタッフ
- 監督:リース・フレイク=ウォーターフィールド
- 音楽:アンドリュー・スコット・ベル
- 脚本:リース・フレイク=ウォーターフィールド
映画「プー あくまのくまさん」ネタバレ・あらすじ
Winie – the – Pooh から学べること
映画「プー あくまのくまさん」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
友人
クリストファー・ロビンは幼少期、100エーカーの森でプーさんやピグレット、イーヨー、うさぎ、フクロウたちと出会い、親しい友人になりました。
彼らとの楽しい時間を過ごし、人間の文化や言葉を彼らに教えました。
しかし、クリストファー・ロビンが成長するにつれ、森に行くことが少なくなっていきました。
プーさんたちはクリストファー・ロビンに依存し、食事など全てを彼に頼りきっていました。
そのため、プーさんたちは極度の飢餓に陥り、イーヨーを殺してしまいました。
その行為がきっかけとなり、森の仲間たちの間で共食いが広まり、クリストファー・ロビンへの怒りへとつながっていきました。
5年後
クリストファー・ロビンは婚約者のメアリー・ロビンを連れて再び100エーカーの森を訪れました。
昔の友人たちに婚約者を紹介しようとしましたが、かつての家屋は廃墟と化し、昔の面影はありませんでした。
突然、メアリーが凶暴化したピグレットに襲われて命を落としてしまいます。
クリストファー・ロビンは逃げ出そうとしますが、凶暴化したプーさんとピグレットに捕まり、森の奥へと引きずり込まれてしまいます。
森にあるログハウスに到着
大学生のマリア、ジェス、アリス、ゾーイ、ララたちは100エーカーの森にあるログハウスに到着します。
そこに合流しようとした友人をプーさんが襲い、殺害します。
同時に、プーさんのツリーハウスでは死んだと思われたクリストファー・ロビンがはりつけにされています。
血まみれのクリストファー・ロビンは、プーさんたちに対して謝罪の言葉を発し続けています。
その瞬間、プーさんに過去の記憶がよみがえりますが、結局捨てられたことへの怒りを再び思い出し、涙を流しながら暴れだします。
そして、イーヨーの尻尾で作った鞭を取り出し、クリストファー・ロビンを殴り続けます。
夜が訪れ
プーさんとピグレットは100エーカーの森にやってきた大学生たちを標的にします。
写真を撮っていたララを見つけ、さらい出し、車で首を踏みつけて殺害します。
ララの無残な遺体を発見したジェスとマリアは、何かが彼女たちに脅威を与えていると感じ始めます。
ログハウスのブレーカーを落とし、メンバーを分散させた後、プーさんたちはゾーイを殺害します。
その様子を隠れて見ていたジェスとマリアは、気絶したアリスを連れて行くプーさんたちを追跡し、ツリーハウスまでやってきました。
ツリーハウス
ツリーハウスでアリスを助け出したジェスとマリアは、そこでさらに囚われていたクリストファー・ロビンとシャリーンという女性を解放します。
ジェスたちはそこから逃げようとしますが、夫をプーさんたちに殺されたシャリーンは敵を討とうとプーさんたちに銃で立ち向かいますが、あっさりと殺されてしまいます。
このままでは危険だと感じたジェスとマリアは、アリスを置いて逃げ出します。
プーさんが彼らを追いかけます。残されたアリスは生き延びるために必死に戦います。
ハンマーでピグレットの頭を何度も何度も殴りつけて倒しました。
ようやくの勝利を感じたアリスでしたが、ピグレットの悲鳴を聞いて戻ってきたプーさんによって殺されてしまいます。
プーさんは再びジェスとマリアの後を追いかけます。
焦ったマリア
森を抜けて道路に出た二人は、偶然通りかかった屈強そうな4人の男を引き止めて詳細を話しました。
しかし、そこにプーさんが現れ、男たちは立ち向かいますが、歯が立ちませんでした。
ジェスとマリアは、男たちが乗っていた車に乗り、プーさんに体当たりして殺そうとします。
しかし、全く効果がありません。
焦ったマリアが運転をミスしてプーさんごと木にぶつかり、気絶してしまいました。
マリアが目を覚ますと、ジェスがプーさんに殺されそうになっています。
マリアがパニックになっていると、車に乗ったクリストファー・ロビンがプーさんを轢き、マリアを助けてくれました。
しかし、これでも平気なプーさんにマリアは捕まってしまいます。
クリストファー・ロビンは、もしマリアを助けてくれたら残りの人生を100エーカーの森で過ごすとプーさんに懇願しますが、プーさんはそれを無視してマリアの首を切り、惨殺しました。
事切れたマリアを何度も何度も刺しまくるプーさんの姿を見て、クリストファー・ロビンは逃げ出しました。
映画「プー あくまのくまさん」ラストシーンの意味と伏線を考察
「プーさん」の最後のシーンは、暴力的な展開が続く物語のクライマックスであり、主要キャラクターの運命が決定される場面です。
このシーンは、物語全体のテーマやメッセージをより深く考察することができます。
まず、このシーンではプーさんが極めて暴力的で凶暴な性格を示しています。
彼がクリストファー・ロビンやマリアを殺害する様子は、彼が以前の可愛らしいキャラクターとはまったく異なるものです。
この暴力的な振る舞いは、彼が「あくまのくまさん」として新たな姿に変貌してしまったことを象徴しています。
さらに、このシーンは物語全体のテーマを反映しています。
プーさんとその仲間たちが人間の世界に侵入し、人間たちに危害を加えるというプロットは、人間と自然の間の脆弱なバランスや、人間の行動が自然界に及ぼす影響について考えさせられます。
また、プーさんが暴力的な行動を取ることで、彼らの純粋さや友情が悪の影響を受け、変質してしまう可能性がほのめかされています。
さらに、このシーンは物語の伏線や前兆を考える上でも重要です。
プーさんが徐々に暴力的な性格に変貌していく様子は、彼の過去の経験や彼を取り巻く環境の影響が如何に彼の人格形成に影響を与えたかを示しています。
また、彼の暴力的な振る舞いは、物語の早い段階から暗示されていたかもしれませんね!
映画「プー あくまのくまさん」感想
ディズニーの愛されキャラクター、プーさんが大胆にも悪魔化した姿でスクリーンに登場するという前代未聞の企画、「プー あくまのくまさん」。
この作品は単なるホラー映画の枠を超え、観客の心に深いインパクトを残す異色の作品です。
まず印象的なのは、プーさんという誰もが知るキャラクターが持つ「無垢さ」と、この映画で描かれる「狂気」のギャップです。
可愛らしいイメージが、徐々に歪んでいく様子は観る者の心をざわつかせ、同時にそのギャップが新鮮な驚きと恐怖を生み出しています。
映画は、シンプルな設定でありながら、物語の展開に緊張感を持たせることに成功しています。
百エーカーの森が薄暗い霧に包まれ、プーが登場するたびに恐怖と笑いが交錯する感覚は、まさに新感覚ホラーといえるでしょう。
一見、子供向けに思われがちなキャラクターが、大人のためのダークファンタジーとして生まれ変わるという挑戦は、斬新であると同時にリスキーな試みでもありましたが、監督の手腕で見事に仕上がっています。
視覚的にも驚かされる点が多く、特にプーが闇の中から不気味に現れるシーンは、観客に強烈な印象を与えます。
加えて、物語の中で繰り広げられるキャラクター同士の対話は、恐怖の中に時折笑いをもたらし、テンポよく進むストーリーのアクセントとなっています。
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映画「プー あくまのくまさん」面白いポイント
面白いポイント1: プーさんの恐怖の変貌
誰もが知るプーさんが、優しさの象徴から狂気の存在へと変貌する過程がこの映画の最大の魅力。
いつもの「はちみつ」が彼にとって破壊的な執念の象徴に変わり、それをめぐるドラマが恐怖を際立たせています。
このギャップが観客に新たな感覚を与える重要なポイントです。
面白いポイント2: 百エーカーの森がダークな舞台に
親しみのある百エーカーの森が、暗く不気味な雰囲気をまとい、ホラー映画の舞台として登場します。
霧に包まれた森や、どこか不自然に静まり返った空間は、恐怖を煽りつつもどこか懐かしさを感じさせ、観客の心を揺さぶります。
面白いポイント3: ユーモアとホラーの絶妙なバランス
恐怖の中にもブラックユーモアが散りばめられており、シリアスな場面とコミカルな要素が絶妙なバランスで共存しています。
特に、プーが唐突に「ハチミツ……もっと」とつぶやきながら暴れるシーンは、恐ろしさの中にも思わず笑ってしまう瞬間です。
映画「プー あくまのくまさん」口コミ
最初は「プーさんがホラー?」と半信半疑でしたが、観てみてビックリ。子供の頃から馴染みのあるキャラクターが、こんなに怖い存在になるとは思いませんでした。プーが持つはちみつへの執着が、こんな形で恐怖に繋がるとは……大人が観てもゾクッとする映画です。
ホラー映画としても楽しめるし、笑えるポイントもあって不思議な感覚の映画でした!特にプーが奇妙な行動を取るシーンは、怖いけどどこか滑稽でクセになります。友達と一緒に観ると盛り上がること間違いなし。
ディズニー映画の大ファンとしては、最初は少し抵抗がありました。でも、この映画はあくまで「新しい視点」でプーさんを描いていて、原作への愛も感じられました。恐怖の中にも懐かしさがあって、違った形でプーさんを楽しめる良作でした。
この映画、絶対に子供には見せられない!でも大人が観る分には、ノスタルジックな恐怖を感じられて最高です。百エーカーの森が不気味に変貌していく様子に鳥肌が立ちました。大人のためのプーさん映画ですね!
ホラー映画好きとして、この映画は新鮮でした。プーさんの可愛らしいイメージを裏切り、恐怖とユーモアを融合させた作風に驚きました。一度観たら忘れられないインパクト大の映画です!
まとめ
今回の記事では、映画「プー あくまのくまさん」ネタバレを解説しました。
映画「プー あくまのくまさん」は、あの愛されキャラが凶暴化!?児童文学の傑作「くまのプーさん」をモチーフにしたホラーです。
はちみつに飽き、血に飢えたプーが、ロビンと楽しく過ごした森で惨劇を巻き起こす。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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