映画「L change the WorLd」は、2008年日本映画|キラ事件に決着をつけるため、自ら究極の選択をしたLの最期の23日間を描いた「DEATH NOTE デスノート」のスピンオフ作。
そこで今回の記事では、映画「L change the WorLd」ネタバレ・あらすじ!考察と感想を紹介します。
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映画「L change the WorLd」解説
Lの究極の選択によってキラ事件は終結したが、同時に最も信頼できるパートナーだったワタリを失った。
事件の終結と引き換えにLに残された最期の23日間。
Lは大きすぎた犠牲を噛み締めながら、ワタリのファイルに残った未解決事件を片付けていくが…。
キャスト
- L:松山ケンイチ
- 久條希美子:工藤夕貴
- 二階堂真希:福田麻由子
- 駿河秀明:南原清隆
- 松戸浩一:平泉成
- BOY:福田響志
- 小西朝夫:正名僕蔵
- 吉沢 保:金井勇太
- 三沢初音:佐藤めぐみ
- F:波岡一喜
- 加賀美シン:石橋蓮司
- 南空ナオミ:瀬戸朝香
- 弥 海砂:戸田恵梨香
- FBI捜査官レイ:細川茂樹
- 松田桃太:青山草太
- タクシー運転手:田中要次
- リューク:中村獅童
- 夜神 月:藤原竜也
- ワタリ:藤村俊二
- 二階堂公彦:鶴見辰吾
- 的場大介:高嶋政伸
スタッフ
- 監督:中田秀夫
- 原作:大場つぐみ、小畑健
- 音楽:川井憲次
- 脚本:小林弘利
映画「L change the WorLd」ネタバレ・あらすじ
映画「L change the WorLd」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
「F」の行動と任務
タイのバンナム村で発生していた疫病の調査任務に「L」の仲間である青年「F」が派遣されていました。
この疫病は、実は恐ろしい「ウィルス」による化学兵器であり、特定の人物によって意図的に作られたものでした。
村は壊滅状態で、調査隊は防護服を着用し、村人の血液を採取し、画像を録画した後、村全体を爆破して燃やし尽くしました。
村の異変に気付いた「F」は、村で唯一感染していなかった少年を連れて逃げることにします。
しかし、逃げたことが発覚し、「F」と少年は追跡されます。「F」は少年を安全に逃がすため、13桁の電話番号を教えますが、紙に書かずに覚えるのは難しいと悔しがります。
一方、少年はその番号を一度聞いただけで暗記し、繰り返すことができました。
「F」は町に到着後、その町に電話をかけ、「F1225」と告げるよう少年に指示します。
「ワタリ」という人物が助けてくれると伝え、自分が着けていたネックレスを少年に渡します。
その後、少年を森の中に降ろし、「F」は自らを標的にするためにヘリの前に姿を現し、爆撃されて命を落とします。
「L」の決意
「L」はキラを追い詰めるところまで来ていたが、突然届いたメールに衝撃を受けます。
そのメールには、「F」がタイでの任務中に死亡したことが報告されていました。
この知らせを受けた「L」は、自分の名前をデスノートに書く決意をします。
「L」はワタリに対し、「これがこのノートに書かれる最後に書かれる名前です」と告げ、ノートに書かれている名前を見せます。
そこには「L.Lawliet 心不全 23日後に安らかな眠りの中で死亡」と記されていました。
これを見たワタリは驚愕しますが、「L」は「キラという大きな悪を止めるための小さな犠牲です」と説明します。
「L」はワタリにミサを呼ぶよう指示します。
しかし、ミサとともに姿を現した瞬間、ワタリはレムのデスノートによって死亡してしまいます。
「L」はワタリの亡骸に黒い布を掛ける際、その悲しみに沈みます。
ワタリは「L」にとって信頼できる唯一の存在であり、父親のような存在でもありました。
「L」は以前にワタリに対して「私はあなたが居てくれれば幸せです」と語ったことがあり、その関係の深さがうかがえます。
ワタリの死は「L」にとって大きな喪失であり、その影響は計り知れません。
ウィルスの観察実験
二階堂公彦は娘の真希に対し、低血糖症のための注射を施し、毎日体温を測るよう指示していました。
さらに、真希にはノートに書かれた謎の数字や図形を解く宿題を出しており、その答えには重要な意味があると伝えていました。
二階堂と助手の九条は「生体感染防御棟」で、タイで採取されたウィルスの観察実験を行っていました。
二階堂はこのウィルスについて、「これはウィルス兵器であり、感染力の強いインフルエンザウィルスに凶暴なエボラの品種を掛け合わせたものだ」と説明します。
このウィルスの感染力は、エボラウィルスの約100倍になるとされています。
しかし、このウィルスは実は助手の九条によって作られたものでした。
二階堂はこのウィルスについて「失敗作だ」と評価し、「このウィルスは20時間の間に進化しており、以前作った抗ウィルス薬では対処できない」と述べます
。ウィルスの進化によって、既存の対策が無効になってしまったという事態に直面しているのです。
L残り
デスノートを燃やしてこの世から抹消し、「ワタリが永眠しました。彼の死を悼みます」とのメールを「D」「P」「Q」「G」「I」「E」、そして最後に「K」に送信します。
すぐに「K」から「連絡ありがとう、驚きました。私も彼の死を悼みます K」と返信が来ました。
その頃、感染センターでは環境保護団体ブルーシップの所長加賀見とメンバーの的場が揉めていました。
加賀見は的場によって殺害され、ブルーシップのメンバー全員が的場の味方となり動き出しました。
「L」は凶悪犯罪者を次々と捕まえ、各国での事件を解決し続けています。
一方、村から逃げ出した少年がチェンマイの町に到着し、電話をかけようとしていました。
チェンマイからワタリへ電話
すべての事件を解決した「L」は放心状態で椅子に座っているところ、「チェンマイからワタリへ電話です」とパソコンのテレビ電話が入ります。
電話が繋がり、少年の声が「F1225 F1225」と繰り返されます。
これは「Fからの贈り物」を意味していました。
「L」はワタリの写真を見て、「贈り物は、私が受け取ります」と返答します。
チェンマイからのヘリが到着し、迎えに来ていた「L」の前には厳重に透明のケースに入れられた少年がいました。
少年はタイからやってきて、ウィルスに感染していないか様々な検査を受けます。
検査の結果、少年はウィルスに感染していないことが確認されましたが、実験は続いていました。
その最中、少年は隙を見て叫び声をあげながら逃げ出し、「L」の腕を掴んで離さなかったのです。
「F」のペンダント
Lの住まいに到着した少年は、部屋の片隅でじっと動かずに座っていました。
Lは少年にドーナツなどを串に刺して差し出し、「F」と書かれたペンダントを見せてほしいと頼みますが、少年はそれを拒否します。
Lは「どうも子供の扱いには向いていないようです」と言うと、少年は突然走り出し、ポテトチップスを見つけて無我夢中で食べ始めます。
Lが口に着いた食べカスを取ってやると、少年はLをじっと見つめながらペンダントを渡します。
ペンダントの中にはメモリーが入っており、「F」からのメッセージが記録されていました。
そのメッセージには、バイオテロ捜査中に少年に出会ったこと、少年は感染していないが極めて危険かつ致命的なウィルスが関与していること、そして国際テロ組織が関わっていることが述べられています。
「的場」という日本人が要注意人物とされ、その写真が映し出されます。
『あの人』?
その頃、センターで異変に気付いた二階堂は、娘の真希にウィルスが入った注射器とメモリーカードを渡し、「あの人に届けて欲しい」と頼みます。
真希が「『あの人』?」と尋ねると、二階堂は宿題用のノートを取り出し「このノートの答えになっている人だ」と説明します。真希は急いで送り出されます。
一人残った二階堂は実験室で抗ウィルスを作り上げていましたが、ブルーシップのメンバーと九条が研究室に侵入し、次々と研究室の人々を殺害します。
九条がテロ組織のメンバーであり、ウィルスを作った人物であることが判明すると、二階堂は抗ウィルスがブルーシップのメンバーに渡らないよう、自らにウィルスを注射し、抗ウィルスも処分します。
忘れ物のぬいぐるみを取りに来た真希の目の前で二階堂は殺されてしまいます。
真希は急いでタクシーに乗り込み、データに記録されていた住所全てを回るよう頼むのでした。
テロ組織の存在
ブルーシップのメンバーは抗ウィルスのデータを必死に探していましたが、見つけることができませんでした。
一方、真希のノートに書かれた数字から「ワタリ」の名前を割り出した九条は、真希がデータを持っていると知り、Lにコンタクトを取ってきます。
テレビ電話に映し出された「K」は、「テロウィルスが見つかり、抗ウィルスを作っていたパートナーが殺され、データもどこにあるかわからないので探して欲しい」と嘘をつきます。
しかし、Lは画面に映らないテロ組織の存在に気付き、これが罠であると察します。
ウィルスと抗ウィルス
真希がついにLの元に辿り着きますが、九条とそのメンバーがやって来て、真希は捕まりそうになります。
真希は自らウィルスを注射して九条たちに近づき、Lは彼女を抱きかかえ、少年と共に秘密の扉から逃げます。
その後、FBIの駿河が現れ、「ワタリがいなくなった今、我々が君たちを守る」と言い、Lが用意していたクレープ屋の車で一緒に逃げることになります。
クレープ車の中には機材がたくさん積まれており、Lはパソコンにアクセスして持っていたデータを全て消去します。
逃げるために、Lたちは車を降りて、駿河に代わりになってもらい車を出させます。
商店街で見つけた小さな機材を組み合わせてLは何かを作りますが、真希はウィルスを注射したにも関わらず、まだ発症していません。
Lは、真希の体内にはウィルスと抗ウィルスの両方があると考えます。
クレープ車は駿河に任せ、Lたちは電車で抗ウィルスを作るために松戸幸一の元へ向かうことにしますが、それが無理となり、最終的には自転車で目的地に向かうことになります。
【L残り4日】
松戸の元に辿り着いたLたちは、抗ウィルスの作成に苦戦していました。
ウィルスのエネルギー源が糖質であることが判明し、真希が元々低血糖だったためにウィルスが抑えられていると判断されます。
少年がノートに描かれていた図形を解き、Lに「13:11」と繰り返し伝えました。
Lはこの数字が暗号であると考え、解読します。具体的には、「13はM」、「11はK」であり、MKという略語が関係していると推測しました。
Lが「ミッドカイン」という薬品名を挙げると、教授が「それだ!」と答えました。
しかし、「ミッドカイン」を作るには時間と費用がかかります。
胎児に「ミッドカイン」が含まれていることは分かっていましたが、少年の検査には含まれていませんでした。
これを受けて、松戸は少年の血液を採取し、さらに調査を進めます。
ウィルスを持つ兵器
研究室の屋上で、少年、真希、Lの三人はパーティーを楽しみます。
Lは真希に甘い物を食べ過ぎないように注意され、背筋を伸ばすように言われます。
パーティーが終わり、三人は研究室に戻りますが、真希だけがトイレに行くと告げて研究室を離れます。
実は真希は、九条を呼び出して殺そうとナイフを持って近づきますが、九条の仲間によって取り押さえられ、連れ去られてしまいます。
Lが真希を探しますが、すでに彼女の姿は見つかりませんでした。
真希は体内にウィルスを持つ兵器であったことが明らかになります。
その一方で、松戸は抗ウィルスを完成させる作業を続けていました。
よく頑張りました
九条たちは真希を連れてアメリカに渡ろうとしていました。
LとFBIの駿河はこれを阻止するため、滑走路に侵入します。
九条は真希の点滴を外し、飛行機を無理やり動かそうとしますが、真希の血がかかった的場はすぐにウィルスを発症します。
機内は感染者で溢れかえり、九条は操縦席を占拠し、上空でウィルスを撒き散らす計画を立てていました。
しかし、Lが間一髪で抗ウィルスを持って飛行機に飛び乗り、抗ウィルスを全員に打つよう指示します。
Lは発症し始めていた九条を説得し、「人は何度でもやり直せる。ワタリのためにも生きてください」と語ります。
Lは飛行機が管制塔に衝突しそうになっていたのを止めました。
真希は九条をナイフで刺そうとしますが、Lは「殺しますか?」と問いかけ、真希はナイフを捨てて「もういいよ」と答えます。
Lは真希を抱きしめ、「よく頑張りましたね」と声をかけます。
真希がベッドの上で目を覚ますと、大事にしていたぬいぐるみの側にあり、母親の声で「まきちゃんおかえり、良い1日だった?」と聞かれます。
真希は「うん、良い5日間だった」と答えますが、Lの声で「真希さん、おかえりなさい。明日も良い1日にして下さい」と吹き込まれていたことがわかります。
真希は「あなたもね、L」と応えます。
【Lそして永眠】
Lは少年を連れてある施設に行きます。
施設の職員は「この子ですね」と確認し、Lは少年に「どんな天才でも、一人では世界は変えられません」と教えます。
Lは少年に「君の名前はニア」と名付け、「救うべき人の側にいられるように」と言い、商店街で見ていたロボットのおもちゃを渡します。
「幸せを、ニア」と言って少年の頭を優しく撫で、立ち去ります。
その立ち去る姿は一瞬だけ背筋を伸ばして歩きますが、すぐに猫背に戻ります。
Lは心の中で「ワタリ、この世界でもう少しだけ生きてみたくなりました」と呟き、初めて微笑みを浮かべます。
その後、Lは静かに永眠します。
映画「L change the WorLd」考察と感想
『L change the WorLd』では、L(エル)のキャラクターが一層深く掘り下げられています。
彼の知性、冷静さ、そして時折見せる人間味が際立っており、特にワタリの死に対する反応や、真希に対する思いやりが強調されています。
Lは、自身の死期が迫っていることを認識しつつも、最後まで人々を守るために戦い続ける姿が描かれており、彼の使命感や自己犠牲の精神が鮮明に浮き彫りになります。
Lとワタリの関係は、映画の中で非常に重要な要素です。
ワタリはLにとって信頼のおけるパートナーであり、ほぼ父親のような存在でもあります。
ワタリの死はLにとって深い悲しみをもたらし、彼の精神的な支柱を失ったことは、Lが直面する困難を一層厳しいものにします。
この感情的な喪失が、Lの最後の行動に影響を与える重要な要素となっており、彼の人間性をより深く理解する手助けとなっています。
映画の中心にあるのは、真希という少女と彼女が関わるウィルスの問題です。
真希は低血糖症を持っており、その病歴がウィルスとどのように関連しているかが物語の鍵となります。
彼女が抗ウィルスのデータを持っているという設定は、物語に緊張感を加え、Lが彼女を守ろうとする姿勢が際立っています。
真希のキャラクターは、Lの英雄的行動と彼の人間的側面を強調する役割を果たしています。
また、ウィルスの脅威が物語の進行に大きな影響を与え、Lがそれに対抗するために奮闘する姿が描かれています。
テロ組織との対決は、Lの知能と戦略的思考が試される場面であり、彼がどのようにして世界を救おうとするのかが焦点となっています。
ウィルスとテロリズムの要素は、現代の社会問題を反映しており、リアリティと緊迫感を加えています。
感想
映画『L change the WorLd』を観終わった後、心に残る感情が溢れてきました。
『DEATH NOTE』のファンとして、Lのキャラクターに対する深い愛着があった私は、このスピンオフ作品がどれほど素晴らしいものになるのかとても楽しみにしていました。
そして、その期待を裏切らない素晴らしい体験ができたと感じています。
まず、Lというキャラクターの存在感が圧倒的でした。
彼の知性と冷静さ、そしてその裏に隠された感情が、映画を通じて非常に巧妙に描かれています。
特に、ワタリの死に対する彼の反応や、真希との関係性が深まる過程が感動的でした。
Lの自己犠牲精神や、彼が直面する困難に対する姿勢が、彼のキャラクターの深さを際立たせています。
真希というキャラクターもまた、非常に印象的でした。
彼女の病気やウィルスとの関わりが物語に大きな影響を与え、彼女との関係がLの人間性を一層際立たせています。
真希がウィルスと戦いながら成長していく姿が、非常に感動的で心に残りました。
Lが真希に対して見せる優しさや保護の姿勢が、彼の人間らしさを強調しています。
テロリズムとウィルスの脅威が描かれるシーンは、リアリティと緊迫感があり、観ているこちらもハラハラしながら見守りました。
Lがその脅威に立ち向かう姿が、彼の戦略的な思考力と知性を示しており、映画全体に緊張感を与えていました。
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まとめ
今回の記事では、映画「L change the WorLd」ネタバレを解説しました。
映画「L change the WorLd」は、2008年日本映画|キラ事件に決着をつけるため、自ら究極の選択をしたLの最期の23日間を描いた「DEATH NOTE デスノート」のスピンオフ作。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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