「宇宙人ポール」は、アメリカのUFOスポットを巡る旅をしていたオタクの二人組が、実際に宇宙人と出会い、彼を故郷に帰すために協力するという奇想天外なストーリーです。
ポールとの冒険を通して繰り広げられる数々のユーモラスなシーンに、SF映画のオマージュも散りばめられています。
そこで今回の記事では、映画「宇宙人ポール」ネタバレ・あらすじ!考察や感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「宇宙人ポール」解説
SFオタクのイギリス人青年・クライブとグレアムは、コミックの祭典「コミコン」とアメリカ西部のUFOスポットを巡る旅を楽しんでいた。
その道中、彼らはポールと名乗る宇宙人と遭遇する。
ポールを故郷に帰すため、彼らの悪戦苦闘の日々が始まるが…。
- タイトル: 宇宙人ポール
- 公開年: 2010年(アメリカ)
- ジャンル: SFコメディ
- 監督: グレッグ・モットーラ
- 出演: サイモン・ペッグ(グレアム)、ニック・フロスト(クライヴ)、セス・ローゲン(ポールの声)、ジェイソン・ベイトマン(ゾイル)、クリステン・ウィグ(ルース)、シガニー・ウィーバー(ビッグ・ガイ)
映画「宇宙人ポール」ネタバレ・あらすじ
映画「宇宙人ポール」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
UFO
物語は、1947年のワイオミング州ムーアクロフトで、少女タラが宇宙船の墜落を目撃する場面から始まります。60年後、SFオタクでイギリス人のグレアム(サイモン・ペッグ)とクライヴ(ニック・フロスト)は、念願のコミコンに参加し、その後UFOスポットを巡る旅に出発します。
出会い
ネバダ州エリア51付近を通過中に、彼らは車の事故を目撃。事故現場に近づくと、そこには本物の宇宙人がいました。彼の名はポール(声:セス・ローゲン)、60年前に地球に不時着し、アメリカ政府に囚われていた宇宙人です。政府の追っ手から逃れるため、ポールはグレアムとクライヴに北への旅を依頼します。
途中で、厳格なキリスト教徒の女性ルース(クリステン・ウィグ)と出会い、彼女も旅に同行することになります。ポールの特殊能力でルースの片目を治療したことで、彼女は信仰に疑問を持ち始め、態度が一変。彼女の父モーゼス(ジョン・キャロル・リンチ)も加わり、物語はさらに混乱に。
目的地
ポールは政府に協力して宇宙技術を提供していましたが、もう彼の知識は必要なくなり、今では幹細胞を使った実験のために狙われているのです。彼らはポールを母星に帰すため、目指すデビルスタワーに向かいます。
捜査官ゾイル(ジェイソン・ベイトマン)とビッグ・ガイ(シガニー・ウィーバー)率いる政府の追跡が激化し、追い詰められた一行は、タラ(ブライス・ダナー)の家に立ち寄ります。タラはポールに対して複雑な感情を抱えつつも、再会を喜びます。
別れ
ついにデビルスタワーに到着したポールたち。しかし、迎えの宇宙船ではなく、ビッグ・ガイのヘリが現れ、緊迫した銃撃戦が繰り広げられます。ゾイルは実はポールの味方であり、ビッグ・ガイを倒す手助けをします。ポールは仲間たちの危機を救い、最終的にはグレアムを蘇生させるという危険な能力も使い切ります。
ポールとタラは宇宙船に乗り込み、ついに母星へと帰っていきます。
映画「宇宙人ポール」ラストシーンの意味
映画「宇宙人ポール」のラストシーンには、いくつかの重要な意味が込められています。
友情と別れの感動
ポールが母星へ帰る場面は、友情と別れの象徴的なシーンです。映画全体を通じて、グレアムとクライヴ、そして新たな仲間となったルースやゾイルとの間に深い友情が築かれてきました。ポールはその中心にいる存在で、彼が母星に帰るということは、地球での冒険が終わることを意味します。この別れは感動的でありながら、未来への希望も感じさせます。ポールは「また今度な」と別れを告げることで、いつか再会する可能性を残しているのです。
成長と自己実現
グレアムとクライヴが、ポールとの冒険を基にベストセラー作家となるという結末は、彼らの成長と自己実現を示しています。物語の最初では、SFオタクとしての夢を追いかけていた二人が、現実世界で自分たちの夢を形にし、多くの人々に認められる存在になったという成功の物語です。彼らの成長が、このラストシーンをより意味深いものにしています。
自由と希望
ポールが母星に帰るシーンは、自由と希望の象徴です。長年、政府に囚われていたポールが、ついに仲間の元へ戻るという展開は、自由を手に入れた象徴的な瞬間です。また、タラを宇宙船に誘うことで、彼女にも新たな冒険と自由を提供するという希望を示しています。タラの人生もポールによって救われ、彼女にとっても新しい章が始まることを暗示しています。
映画「宇宙人ポール」感想
「宇宙人ポール」は、SF好きにはたまらない映画オマージュ満載のコメディ映画です。サイモン・ペッグとニック・フロストの名コンビが織りなす軽妙な掛け合いと、セス・ローゲンのコミカルな宇宙人ポールが絶妙なバランスで、笑いあり、感動ありの展開を作り出しています。
ポールの飄々としたキャラクターが、ただの異星人ではなく、地球に馴染んだ存在として描かれており、物語全体にわたって楽しさが感じられます。また、映画好きな観客には「E.T.」や「未知との遭遇」といったSF名作のオマージュがいくつも盛り込まれており、それらを探す楽しみもあります。
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まとめ
今回の記事では、映画「宇宙人ポール」ネタバレを解説しました。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」のサイモン・ペッグ&ニック・フロストが脚本・主演を務めたSFコメディ。
陽気な宇宙人と冴えない青年コンビの珍道中に大笑い必至。
もしまだ観ていない方がいれば、ぜひ一度チェックしてみてください!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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