映画「メビウス」は、2013年|韓国|全編通してセリフがなく、「笑う」「泣く」「叫ぶ」だけで壮絶かつ雄弁なヒューマンドラマ!
韓国の鬼才、キム・ギドク監督が、ある家庭で起きた地獄のような惨劇を描きます。
そこで今回の記事では、映画「メビウス」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの意味と考察や感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「メビウス」解説
韓国のある上流家庭。
夫の不貞に怒りと嫉妬をたぎらせた妻は、夫の男性器を切り落とそうとして失敗する。
彼女の矛先は息子に向けられ、凶行に出た後、家を飛び出していった。
性器を切り落とされ絶頂に達することができなくなった息子に、父は…。
キャスト
- 父:チョ・ジェヒョン
- 息子:ソ・ヨンジュ
- 母/女:イ・ウヌ
スタッフ
- 監督:キム・ギドク
- 音楽:パク・イニョン
- 脚本:キム・ギドク
映画「メビウス」ネタバレ・あらすじ
映画「メビウス」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
起
ある日、父親のスマートフォンが鳴り、母親がそれを取り上げると、父親は怒って外に出ます。
その後、外で誰かと電話をしている姿が見えます。
息子は、車の中で不倫現場を目撃しますが、その場面を興奮して見守る一方、母親も同じシーンを目撃します。
母親は不倫相手の部屋で物を破壊し、帰宅後、息子の部屋で彼の行動を見つけます。
父親はその後も平然と寝ていますが、母親は激しい感情に駆られ、家族内での対処に影響を及ぼします。
承
息子は身体的な問題から学校でいじめを受けていました。
ある日、近くの駄菓子屋で、母親に似た女性が息子に挑発的な態度をとりますが、息子はその状況にどう対処して良いか分からず、困惑します。
同時に、父親は息子の苦しみを気にかけ、自らの体を犠牲にして息子に支援しようと考えます。
父親は医療的な手段で息子に助けを提供しようとしますが、その方法が困難であることが判明します。
駄菓子屋でいじめられていた息子を通りかかった3人の不良が助けに入り、暴力的な行動を取ります。
その結果、複雑な状況が展開し、息子を含む一行は法的な問題を抱えることになります。
息子の父親は、息子の状況を理解してもらおうと努めますが、最終的には法的な問題に巻き込まれてしまいます。
転
父親は息子に対して、困難な状況に対処する方法を教えます。
息子は刑務所から出所後、駄菓子屋に向かい、そこで困難な状況を体験します。
彼は不良のリーダーに対抗するための計画を立て、いくつかの重要な出来事が展開します。
息子と共に行動する女性が、不良のリーダーと対決し、彼の行動を変えさせようとします。
やがて、父親は息子の治療のために専門の医師を探し、必要な手術を行います。
その後、息子は自宅に戻り、家族と再会します。
母親が家に戻ると、家族の問題が再び明らかになり、複雑な状況が続きます。
結
物語のクライマックスでは、息子は様々な感情と向き合っています。
自宅に戻った息子は、家族との間に高まる緊張感に直面し、感情的な対立が生じます。
父親と息子の関係は複雑で、家庭内での問題が明らかになります。
一方、駄菓子屋では不良のリーダーと女性の間に新たな対立が発生し、緊迫した状況が続きます。
二人の感情が高まり、困難な状況に対処する様子が描かれています。
自宅では、息子が夢の中で深刻な状況を体験し、目覚めた彼は家の中で悲劇的な出来事に直面します。
物語の結末では、息子は自分の性器に向けて銃を撃つというように未来と向き合うための重要な決断を下す姿が描かれています。
映画「メビウス」ラストシーンの意味と考察や感想
映画『メビウス』のラストシーンは、複雑で強烈な印象を残すものです。
以下はその意味と考察、感想をお伝えします。
ラストシーンの意味
ラストシーンでは、息子が深い絶望と混乱に直面し、自身の運命を受け入れる瞬間が描かれています。
彼が目撃する両親の死と、自分自身に向けた暴力の選択は、家族という基盤が崩壊した結果、自己破壊的な行動へと進む心理的な状態を象徴しています。
父親と息子、そして駄菓子屋の女性との関係が複雑に絡み合い、それぞれが復讐や救済を試みる場面が描かれています。
息子の行動は、父親の影響を受けた復讐の形であり、また一種の救済を求める試みとも解釈できます。
家族の崩壊とそれに続く暴力、無力感が物語の中心テーマとなっています。
両親の死や息子の苦悩は、家庭内の問題がいかにして個人を破壊的な行動へと導くかを示しており、家族関係の複雑さや人間の脆さを浮き彫りにしています。
考察
ラストシーンは、登場人物たちの精神的な崩壊とその結果としての暴力的な行動を描写しています。
息子が夢の中で体験した内容と、現実での出来事が重なり、彼の内面的な混乱が外的な行動に反映されています。
この映画は、家庭内暴力や性的な問題を取り扱い、それがどのようにして個人や家族を壊すかを示しています。
ラストシーンでは、個人の苦悩が家族全体の崩壊と結びついていることが強調され、社会的な問題への鋭い視点が提示されています。
映画の結末は、悲劇的で避けられない運命を迎えた人物たちの姿を描いています。
息子が自分の身体に向けた暴力は、自己破壊の象徴であり、過去のトラウマから逃れられない彼の状態を反映しています。
感想
映画『メビウス』のラストシーンは非常に衝撃的であり、観る者に深い印象を残します。
家族の崩壊や暴力の描写がリアルで、生々しい感情が伝わってきます。
作品全体を通して、家庭内の問題や個人の内面の葛藤が緻密に描かれており、その結末は観る者に強い感情的な反応を引き起こします。
このラストシーンは、映画のテーマである絶望と破壊、そして個人の救済の難しさを象徴しており、深い思索を促すものだと感じました。
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まとめ
今回の記事では、映画「マネキン」ネタバレを解説しました。
映画「メビウス」は、2013年|韓国|全編通してセリフがなく、「笑う」「泣く」「叫ぶ」だけで壮絶かつ雄弁なヒューマンドラマ!
韓国の鬼才、キム・ギドク監督が、ある家庭で起きた地獄のような惨劇を描きます。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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