2024年6月14日(金)に日本で公開する映画『ブルー きみは大丈夫』。
この作品は、ハリウッドで注目されているクリエイター、ジョン・クラシンスキー氏による最新作です。
ストーリーは「子供の頃におままごとや一人遊びで生み出した空想の友達が、大人になった今でもそばで見守ってくれているとしたら…」という個性的なアイデアに基づいています。
本記事では、映画「ブルー きみは大丈夫」あらすじやネタバレ考察をしていきます。
映画「ブルー きみは大丈夫」の解説
「フリー・ガイ」や「デッドプール」で知られるライアン・レイノルズと、「クワイエット・プレイス」のジョン・クラシンスキー監督がタッグを組んで制作したこのファンタジードラマは、子供にしか見えない不思議な存在と孤独な少女の交流を描いています。
テレビドラマ「ウォーキング・デッド」シリーズで知られるケイリー・フレミングが少女ビーを演じ、レイノルズがビーを助ける隣人の役を務め、スティーブ・カレルがブルーの声を担当しています。
また、マット・デイモン、エミリー・ブラント、サム・ロックウェル、ブラッドリー・クーパー、ジョージ・クルーニーといった豪華キャストが声の出演をしています。
日本語吹き替え版では、アイドルグループ「Kis-My-Ft2」の宮田俊哉がブルーの声を、そして「そして、バトンは渡された」で知られる稲垣来泉がビーの声をそれぞれ担当しています。
キャスト
- ビー:ケイリー・フレミング(稲垣来泉)
- カル:ライアン・レイノルズ(加瀬康之)
- ビーのパパ:ジョン・クラシンスキー(浪川大輔)
- ビーの祖母:フィオナ・ショウ(高島雅羅)
- ベンジャミン:アラン・キム(英語版)(佐藤みゆ希)
- ジャネット:ライザ・コロン=ザヤス(英語版)(伊倉一恵)
- ジェレミー:ボビー・モイニハン(遠藤純一)
声の出演
- ブルー:スティーヴ・カレル(宮田俊哉〈Kis-My-Ft2〉)
- ブロッサム:フィービー・ウォーラー=ブリッジ(三森すずこ)
- ルイス:ルイス・ゴセット・ジュニア(麦人)
- ユニ:エミリー・ブラント(園崎未恵)
- サニー:マット・デイモン(平田広明)
- アリー:マーヤ・ルドルフ(高乃麗)
- ロボット:ジョン・スチュワート(津田健次郎)
- スーパードッグ:サム・ロックウェル(神谷浩史)
- マジシャン・マウス:セバスティアン・マニスカルコ(英語版)(島﨑信長)
- コスモ:クリストファー・メローニ(大塚明夫)
- 美術教師:リチャード・ジェンキンス(諏訪部順一)
- オクト・キャット:ブレイク・ライヴリー(甲斐田裕子)
- 石けんバブル:オークワフィナ(本名陽子)
- マシュマロウ:ジョン・クラシンスキー
- スライムボール:キーガン=マイケル・キー(下野紘)
- ガミー・ベア:エイミー・シューマー(早見沙織)
- アイス:ブラッドリー・クーパー(桐本拓哉)
- アンドロメダス3世:マシュー・リス(上田燿司)
- スペースマン:ジョージ・クルーニー(小山力也)
- バナナ:ビル・ヘイダー(森川智之)
- ヴァイオラ:アリソン・シーガー
映画「ブルー きみは大丈夫」のあらすじ
幼い頃に母親を亡くした13歳の少女ビー(ケイリー・フレミング)は、ある日、おばあちゃんの家で「子供にしか見えない不思議なもふもふ」ブルーと出会います。
ブルーの友達だった子供はすでに大人になり、彼のことを忘れてしまったため、居場所を失ったブルーは消えてしまう運命にあります。
ビーは、大人だけどブルーが見える隣人の男性(ライアン・レイノルズ)の力を借り、ブルーの新しいパートナーになってくれる子供を探し始めます。
映画「ブルー きみは大丈夫」のネタバレ考察
映画「ブルー きみは大丈夫」のネタバレ考察を紹介します。
カルとの協力
13歳のビーは、父親が心臓手術を待つ間、ニューヨークの祖母マーガレットのアパートに引っ越します。
ビーの母親は数年前に同じ病院で癌で亡くなっています。
ビーは父親のふざけた態度に苛立ち、自分が状況を成熟して対応できると主張します。
ある夜、ビーは母親の古いビデオカメラの充電器を買いに出かけた際、見慣れない生き物を見かけ、それを追って祖母の建物に戻ります。
翌日、ビーは再びその生き物を見かけ、男に付き添われていることに気付きます。
ビーは彼らを近くの家まで追いかけ、その男がカルという名前で、大きな毛むくじゃらの紫色の生き物ブルーを連れ戻すところを目撃します。
また、もう一つの生き物で蝶のような存在ブロッサムにも出会い、驚きで気を失います。
目が覚めると、ビーはカルのアパートにいて、彼がイマジナリーフレンド(IF)と呼ばれる空想の友達を新しい子供たちに引き合わせる仕事をしていることを知ります。
最初は協力に乗り気でなかったビーですが、最終的にはカルを手伝うことを決意します。
翌日、カルはビーをメモリー・レーン・リタイアメント・ホームという、コニーアイランドのブランコの下にあるIFのためのリタイアメントコミュニティに連れて行きます。
そこで、ビーは施設の責任者である高齢のテディベア、ルイスに紹介されます。
ルイスはビーに想像力を使って施設を再設計するよう励まし、カルはそれに不満を抱きます。
ビーは病院の若い患者であるベンジャミンにIFを紹介しようと試みます。
ビー、カル、ルイスはIFのオーディションを行いますが、ベンジャミンには誰も見えません。
意気消沈したビーはコニーアイランドの桟橋でルイスと話し合います。
ルイスは、IFが新しい子供を必要としているのではなく、昔の子供と再会する必要があるのかもしれないとビーに提案します。
祖母の思い出
祖母と話しているときに、ビーは祖母が若い頃ダンサーだった写真を見て、その写真の背景にブロッサムがいることに気付きます。
ブロッサムが祖母のIFだったと理解したビーは、ルイスの考えを試すことに決めます。
祖母のレコードをかけると、マーガレットはダンスを始め、ブロッサムのことを思い出します。
これがビーに希望を与えます。
ヒントを得たビー、カル、そしてブルーは、ブルーの元の友達であるジェレミーを見つけます。
ジェレミーは今ではビジネスを立ち上げようとしている大人です。
ビーがジェレミーの前で新鮮なクロワッサンを食べることで、ジェレミーは子供の頃に両親のベーカリーの上に住んでいたことを思い出します。
ジェレミーはブルーのことを思い出し、ブルーはジェレミーにビジネスプレゼンテーションをするのに自信付けをしました。
IFがいなくなる
その晩、ビーがマーガレットの家に戻ると、父親の治療に合併症が発生したため、急いで病院に戻る準備をしているところでした。
ビーは急いでカルの元へ行き、彼に慰められます。
ビーが「お父さんに別れを告げたくない」と言うと、カルは「代わりに物語を話してあげなさい」とアドバイスします。
病院では、看護師が父親が大丈夫であるとビーを安心させます。
ビーは父親に、自分はまだ子供であり、父親を必要としているのに大人のように振る舞おうとしていたことに気付いたという話をします。
父親が目を覚まし、二人は抱き合います。
ビーが父親の部屋の外に出ると、すべてのIFがいなくなっているのに気付きます。
隠された事実
ビーはカルに感謝しに上の階へ行きますが、誰も応答しません。
大家さんがビーにそのドアが古い物置部屋に通じていることを見せてくれます。
父親が病院から退院した後、ビーと父親は家に帰るために荷造りをします。
ビーは自分と両親、そしてカルビンという名前のピエロを描いた古い絵を見つけます。
そこで突然、カルが母親の死後に忘れてしまった自分のIF(イマジナリー・フレンド)であることに気付きます。
ビーはカルに感謝し、自分はいつでも彼を必要としていると伝えます。
これにより、ビーはカルとIFたちを再び見ることができ、彼らは再会します。
ビーと父親が車で去った後、マーガレットがブロッサムに「中に入ろうか」と尋ね、ブロッサムはマーガレットが自分を見えるようになったことに気付きます。
しばらくして、カルは成長した元の子供たちとIFたちを再会させ始めます。
ベンジャミンは、メガネをかけた漫画風のドラゴンである自分のIFに会います。
ビーと父親が家に帰ると、父親が見えない空想の友達であるキースにつまずき、物語が終わります。
まとめ
以上、映画「ブルー きみは大丈夫」のあらすじやネタバレ考察をしました。
いかがでしょうか?
映画「ブルー きみは大丈夫」は、日本では2024年6月14日に公開されます。
ビーと可愛らしいブルーとの関係、ブルーの存在の理由など様々な要素を理解し、ご鑑賞いただければと思います。
一度ご覧になった後、ネタバレ考察を読んだ上でもう一度ご覧になるとより理解を深められるでしょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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