映画「らせん」は、1998年｜日本｜鈴木光司原作のホラー小説を実写化。
「リング」の続編。
そこで今回の記事では、映画「らせん」ネタバレ・あらすじ！考察や感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「らせん」解説
息子を亡くし、自殺することばかり考えている解剖医・安藤は、謎の死を遂げた友人・高山の解剖を担当することになる。
その最中、彼の胃の中から暗号の書かれた紙片を発見。
その暗号は安藤たちが学生時代に流行った遊びで使われたもので…。
キャスト
- 高野舞：中谷美紀
- 安藤満男：佐藤浩市
- 山村貞子：佐伯日菜子
- 浅川玲子：松嶋菜々子
- 高山竜司：真田広之
- 宮下：鶴見辰吾
- 小木茂光
- 伴大介
スタッフ
- 監督：飯田譲治
- 原作：鈴木光司
- 音楽：池瀬広
- 脚本：飯田譲治
映画「らせん」ネタバレ・あらすじ
映画「らせん」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
安藤の絶望と
東京で監察医をしている安藤満男は、2年前に海難事故で息子の孝則を失い、自殺願望に悩む日々を送っていました。
そんな中、大学時代の友人である高山竜司が謎の死を遂げたという知らせを受け、安藤は同僚の宮下と共に解剖を行います。
高山の死因は心筋梗塞と診断されましたが、安藤は高山の胃の中から謎の暗号が書かれた紙片を発見します。
高山の謎の死
安藤は高山の恋人、高野舞と会い、高山の死因がビデオテープによるものだと告げられます。
その後、高山の元妻、浅川玲子とその息子陽一が謎の交通事故で死亡したという報せが入ります。
ビデオテープ
安藤満男は、浅川玲子の上司であるテレビディレクターの吉野から、玲子が残した手帳と一本のビデオテープを受け取ります。
一方、安藤は高山竜司が遺した暗号の中に「DNA PRESENT」というキーワードを見つけました。
吉野から託されたビデオテープは、山村貞子の怨念が込められた呪いのビデオでした。
安藤は半信半疑でビデオを視聴し、呪いが本物であると確信した後、ビデオを破壊します。
暗号の解読
安藤は、高山の暗号が「死にたくても死ねない自分に死をもたらす代わりにビデオをこの世から消滅させてほしい」という意味だと解釈し、自分が呪いの最後の犠牲者となるために、吉野からマスターテープを奪おうと決意します。
吉野は貞子の件をテレビで放送しようとしていましたが、自分はビデオを見ていないと話します。
安藤がマスターテープを受け取った直後、吉野は謎の死を遂げます。
新たなウイルスの発見
マスターテープを破壊した安藤はこれで呪いが終わったと考えました。
しかし、その後、同僚の宮下から高山の遺体から新種のウイルスが発見されたとの知らせを受けます。
宮下は一連の死者の死因がこのウイルスによるものであると仮定し、安藤はこのウイルスが貞子のビデオを通じて広まったと考えます。
舞の失踪
安藤は高野舞と対面し、彼女に対する欲望を抱きますが、その直後、舞は貞子の幻影を見て失踪します。
ビデオ視聴から1週間が経過しても安藤は死にませんでしたが、舞は変死体として発見され、遺体には出産の痕跡が残っていました。
貞子の復活
安藤は、自分が生き残り、ビデオを見ていないはずの吉野が死亡した理由に疑問を抱きます。
調査の結果、自分が死ななかったのは貞子の呪い、つまりウイルスの増殖に手を貸し、また舞と交わったことが影響していると気づきます。
実際、貞子は舞の体を利用して復活を遂げていました。
安藤の選択
貞子の真の目的は、自らが井戸に突き落とされた恐怖を世間に伝えることでした。
彼女は安藤に、死んだ息子を蘇らせる条件で、自分の受精卵から高山のDNAを取り出し、高山を復活させるよう要求します。
安藤は宮下の協力を得て、この計画を実行に移し、高山と息子は復活を遂げました。
貞子は、高山と共に玲子の遺した手帳を出版し世に広めると告げて去ります。
安藤は我が子の復活を喜びながら、貞子の要求を受け入れたのでした。
映画「らせん」考察や感想、続編に繋がる伏線
「らせん」の核心にあるのは、貞子の呪いがビデオテープを通じて広がるだけでなく、新たに発見されたウイルスによって拡散するという点です。
安藤がビデオを破壊したにもかかわらず呪いが収束しなかったのは、ウイルスの存在が暗示されています。
ウイルスは呪いの媒介として機能し、物理的なビデオテープを破壊してもウイルスの拡散が続くことを示唆しています。
貞子の最終的な目的は、井戸に突き落とされた恐怖を広めることです。
彼女は安藤に対して息子の蘇生を条件に自らの受精卵から高山のDNAを取り出して復活させるよう要求します。
この要求は、貞子の恐怖を世間に広めるための最後の手段であり、安藤がその条件を受け入れることで、彼自身の心理的な葛藤と貞子の呪いの連鎖が深まります。
感想
貞子の呪いが単なるビデオテープからウイルスという形で拡散するという新たな設定が、呪いの恐怖を現代的に進化させていますね。
安藤がビデオを破壊しても呪いが終わらないという事実に、呪いの本質的な恐怖がしっかりと描かれており、ただの物理的なものではないことが強調されています。
この設定が、物語全体に絶え間ない緊張感を与えていて、観るたびにゾクゾクとした感覚を覚えました。
続編に繋がる伏線
1. 高山と息子の復活
高山と安藤の息子が復活したことは、続編への重要な伏線です。彼らの復活は、貞子の呪いが終わるどころか、さらに複雑化し、次の物語の中心となる可能性があります。復活した二人の人物がどのように物語に影響を与えるかは、続編の展開に大きな影響を及ぼすでしょう。
2. 貞子の手帳の出版
貞子が玲子の遺した手帳を出版し、世に広めると告げたことも伏線です。この手帳には貞子の呪いの詳細や新たな情報が含まれている可能性があり、続編ではその内容が重要な役割を果たすかもしれません。手帳がどのように物語に関わるのかが、次の展開に大きく影響するでしょう。
3. 呪いの広がりと新たな展開
ウイルスによって呪いが広がるという設定は、物語が新たな方向に進む可能性を示唆しています。ウイルスの拡散によって、貞子の呪いがどのように社会に広がるかが気になります。
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まとめ
今回の記事では、映画「らせん」ネタバレを解説しました。
映画「らせん」は、1998年｜日本｜鈴木光司原作のホラー小説を実写化。
「リング」の続編。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました＾＾
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