映画「糸」は、2022年｜日本｜中島みゆきの「糸」から着想を得て、出会いの奇跡と絆の大切さを描いたラブストーリーです。
そこで今回の記事では、映画「糸」ネタバレ・あらすじ！考察や感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「糸」解説
平成元年生まれの高橋漣と園田葵は13歳の時に出会い、初めての恋をする。
そんなある日、葵が突然姿を消す。
養父から虐待を受けていたことを知った漣は葵を捜しだし、駆け落ちを決行する。
しかし、幼い2人はすぐに警察に保護され、引き離されてしまい…。
キャスト
- 高橋 漣：菅田将暉
- 園田 葵：小松菜奈
- 水島大介：斎藤工
- 桐野 香：榮倉奈々
- 高木玲子：山本美月
- 冴島亮太：高杉真宙
- 後藤 弓：馬場ふみか
- 村田節子：倍賞美津子
- 桐野昭三：永島敏行
- 矢野 清：竹原ピストル
- 山田利子：二階堂ふみ
- 富田幸太郎：松重豊
- 桐野春子：田中美佐子
- 園田真由美：山口紗弥加
- 竹原直樹：成田凌
スタッフ
- 監督：瀬々敬久
- 音楽：亀田誠治
- 脚本：林民夫
映画「糸」ネタバレ・あらすじ
映画「糸」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
運命の出会い
平成元年（1989年）、北海道で生まれた少年・高橋漣（南出凌嘉）は、平成13年（2001年）の夏、美瑛の花火大会で同じ年に生まれた少女・園田葵（植原星空）と運命的な出会いを果たします。
漣は怪我をした際、葵から絆創膏をもらい、彼女の腕に包帯が巻かれていることに気付きます。
葵に一目惚れした漣は告白し、美瑛の丘で待ち合わせを約束しますが、約束の時間に葵は現れませんでした。
葵の家族が夜逃げし、葵は札幌にいることが分かった漣は現地へ向かいます。
逃避行
葵の母・真由美（山口紗弥加）が新しい男に暴力を振るわれていることを知った漣は、葵を守るために二人で逃避行を決意します。
函館近くのキャンプ場に身を寄せるも、警察に保護されてしまい、漣と葵は引き離され、その後再会することはありませんでした。
大人になった漣と葵の再会
平成20年（2008年）、成人した漣（菅田将暉）は美瑛のチーズ工房で働いていました。
ある日、彼は中学時代の友人・竹原直樹（成田凌）と葵の友人・後藤弓（馬場ふみか）の結婚式に出席するため上京し、そこで葵（小松菜奈）と再会します。
しかし、葵は「漣くんに会えて良かった」と言い残し、高級車に乗って去ってしまいます。
失望した漣は北海道に帰ります。
新たな生活
一方、葵は東京の大学に通いながらキャバクラで働いていました。
そこでファンドマネージャーの水島（斎藤工）と出会い、交際しながら生活費を支えてもらっていましたが、リーマンショックの影響で水島の事業が破綻し、彼が姿を消します。
葵は水島がいる沖縄に向かい、自分が支えることを告げます。
その頃、漣は職場の先輩・桐野香（榮倉奈々）に慰められ、交際を始め、やがて結婚を意識するようになります。
再び巡り合う運命
平成31年（2019年）、漣は自分の作ったチーズが東京の三ツ星レストランに認められ、店で採用されるほど成功を収めていました。
一方、東京でネイルサロンに勤める葵の元に、シンガポールで新たなビジネスを始めた冴島が訪れ、葵にもシンガポールに来るよう誘いました。
しかし、葵はシンガポールではなく、美瑛に戻ることを決意しました。
平成最後の日
4月30日、平成最後の日、葵は幼少期にお世話になった村田節子（倍賞美津子）が始めた「子ども食堂」を訪れます。
節子に食事を提供してもらううちに、これまでの想いが込み上げ、涙を流します。
その時、葵をそっと抱きしめたのは、漣と香の娘・結（稲垣来泉）でした。
結は香の教えを守り続けていたのです。葵は結から香が他界していたことを知らされます。
最後の別れ
偶然にもチーズを届けに来た漣を見かけた葵ですが、漣はそのまま帰ってしまいます。
結から葵の話を聞いた漣は、結から背中を押されて葵を追いかけることに決めました。
漣の耳には「行けよ、漣」という声が聞こえたように感じます。
改元を祝うカウントダウンが始まる中、葵は函館のフェリーターミナルにいます。
漣は必死に葵を追いかけ、ついに再会を果たします。
二人は固く抱きしめ合い、その瞬間、平成が終わり令和が始まります。
結婚式
その後、漣と葵はこれまでお世話になった人々や結に見守られながら結婚式を挙げ、運命の糸がようやく結ばれました。
映画「糸」ラストシーンの考察と感想
映画の最後、平成最後の日である4月30日に、葵（小松菜奈）は美瑛に戻ります。
ここで、彼女はかつてお世話になった村田節子（倍賞美津子）が運営する「子ども食堂」を訪れます。
このシーンでは、葵が節子と再会し、過去の想い出に浸りながら涙を流す場面が描かれています。
ここで、葵は自分の人生の回顧や、過去の苦しみと向き合っています。
ラストシーンは、運命の不思議さと愛の力を強調しています。
長い間離れていた二人が再び結びつくことができたのは、運命の糸が繋がっていたからこそです。
また、結の存在や香の教えが、漣と葵の再会を促す重要な要素となっています。
映画全体を通して、運命や愛がどれほど強いものであるかが描かれており、観客に深い感動を与える結末となっています。
感想
この映画は、運命や愛の力がどれほど強いかを感じさせてくれる作品でした。
主人公の漣と葵は、幼い頃に出会い、お互いに強く惹かれ合っていましたが、さまざまな困難で離れ離れになってしまいます。
長い年月が経つ中で、二人の運命がどうにか再び交わる様子は、とても感動的でした。
特に印象に残ったのは、ラストシーンです。
平成最後の日に、美瑛で再会する漣と葵の姿は、運命の不思議さを感じさせました。
二人が再び抱きしめ合うシーンは、過去の痛みや別れを乗り越えて、新しいスタートを切る瞬間を描いていて、とても心に残りました。
また、漣と葵がそれぞれの人生で困難に直面しながらも、お互いのことを思い続けた姿には、心から共感しました。
特に、葵が過去のことを振り返り、涙を流すシーンや、漣が結の助けを借りて葵を追いかける姿は、本当に感動的でした。
この映画を観て、運命の糸がどれほど強いものであるかを実感しました。
どんなに時間が経っても、運命の糸は結びついているというメッセージが、心に深く残りました。
愛や運命に対する考え方が変わるような、素晴らしい映画だったと思います。
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まとめ
今回の記事では、映画「糸」ネタバレを解説しました。
映画「糸」は、2022年｜日本｜中島みゆきの「糸」から着想を得て、出会いの奇跡と絆の大切さを描いたラブストーリーです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました＾＾
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