映画「RE:BORN」は、2017年に公開された日本のアクションスプラッター映画で、特殊部隊の元兵士が過去の因縁と向き合いながら壮絶な戦いを繰り広げるストーリーです。
監督は下村勇二氏、主演は坂口拓さんが務め、彼の圧倒的なアクションスキルが光る作品となっています。
そこで今回の記事では、映画「RE:BORN」ネタバレ・あらすじ！考察や感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「RE:BORN」解説
- 公開年: 2017年
- 監督: 下村勇二
- ジャンル: アクション、スプラッター
- キャスト:
- 坂口拓（黒田敏郎 役）
- 近藤結良（サチ 役）
- 斎藤工（真壁健二 役）
- 長谷部瞳（松本静香 役）
- 稲川義貴（アビス 役）
- 篠田麻里子（ニュート 役）
- 大塚明夫（ファントム 役）
- いしだ壱成（ロック 役）
- 望月オーソン（マックス 役）
- 賢太（マサル 役）
かつて特殊部隊に所属していた男が、過去の過ちと向き合いながら再び戦場に立つ姿を描いたアクション映画です。
監督の下村勇二と主演の坂口拓がタッグを組み、実戦的な戦闘技術を駆使した迫力満点のアクションシーンが見どころです。
この映画は、特にそのリアリティのある戦闘描写で国内外から高い評価を受けています。
映画「RE:BORN」ネタバレ・あらすじ
映画「RE:BORN」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
隠遁生活
物語は、主人公・黒田敏郎が特殊部隊の一員として活動していた頃の回想から始まります。
彼は、ファントムが指揮する特殊部隊で優れた能力を持つ兵士でした。
しかし、ある演習中に大きな悲劇が起こります。
敏郎は誤った判断を下し、結果として彼の部隊は全滅してしまいました。
この出来事が彼の心に深い傷を残し、敏郎は軍を退役することになります。
退役後、敏郎は石川県の田舎に移り住み、過去を隠すようにしてコンビニで働く日々を送っています。
彼にはサチという幼い少女が同居しており、彼女との静かな生活が敏郎にとって唯一の安らぎです。
サチの両親はすでに亡くなっており、敏郎は彼女を守り、育てることを誓っていました。
しかし、その静寂は突如として破られます。
敏郎の周辺で不審な殺人事件が相次ぎ、かつての戦友であり、現在は敏郎の命を狙うファントムが、敏郎を追い詰めるべく刺客を送り込んでくるのです。
戦いの開始
敏郎のもとに最初に現れたのは、彼のかつての部隊員であるロックです。
ロックは街中で敏郎に襲いかかりますが、敏郎はその圧倒的な戦闘能力で彼を瞬時に倒します。
さらに、コンビニでは女性兵士ニュートが敏郎を狙いますが、敏郎は冷静に対処し、彼女も倒してしまいます。
敏郎は、自分の過去が再び彼を追いかけてきたことを悟り、サチを守るためにも再び戦う決意を固めます。
そんな中、かつての仲間である真壁健二が登場します。
健二は、敏郎と同じくファントムの手で人生を狂わされた人物であり、車いす生活を強いられることになっています。
健二は、ファントムへの復讐を誓い、敏郎に協力を申し出ますが、敏郎は健二を戦いに巻き込むことをためらいます。
敏郎は、マックスとマサルという新たな仲間を得て、ファントムの基地へと向かうことになります。
マサルは実戦経験が乏しいものの、敏郎の「好きにしろ」という言葉に奮起し、共に戦うことを決意します。
森の中の激闘
ファントムの基地へ向かう道中、敏郎たちは森の中で待ち構えていたファントムの兵士たちに遭遇します。
敏郎を中心に、彼らは次々と敵を倒しながら進んでいきますが、途中でマサルが子供兵士による罠にかかり、命を落としてしまいます。
この出来事は、戦争の残酷さを改めて浮き彫りにし、敏郎の決意をさらに固めます。
やがて敏郎とマックスはファントムの基地に到達します。
基地内では、ファントムは見当たらず、敏郎は捕らわれていたサチを無事に救出します。
敏郎はマックスにサチを託し、自らはファントムを追って基地内を進みます。
その途中、敏郎はかつての同僚であるアビスと再会します。
アビスは敏郎に対して強い敵意を抱いており、二人の間で激しい戦いが繰り広げられます。
アビスは敏郎と同等の戦闘能力を持っており、その戦いは熾烈を極めます。
最終的に、敏郎はアビスを倒すことに成功しますが、その戦いは敏郎の体力と精神力を大きく消耗させました。
最終決戦
敏郎は、疲れ切った状態でついにファントムと対峙します。
ファントムは、敏郎が過去に犯した過ちや、彼が引き起こした悲劇を責め立てます。
ファントムは、今までの全ての出来事が、敏郎を抹殺するための罠だったと明かし、敏郎の精神を揺さぶろうとします。
しかし、敏郎は動じることなく、ファントムとの静かな戦いを開始します。
ファントムは鋭いナイフで敏郎に襲いかかりますが、敏郎は健二から受け取った装着ナイフで応戦し、ついにファントムを打ち倒します。
二人は相討ちとなりますが、ファントムは最期を迎え、敏郎は重傷を負いながらも生き延びます。
戦いの後、敏郎はサチと共に砂浜で穏やかな時間を過ごします。
サチは、砂の中に健二のナイフを埋め、その上に小さな手を添えて祈ります。
敏郎は、過去の戦いに区切りをつけ、新たな生活を歩み始めることを決意します。
映画「RE:BORN」海外の反応
映画「RE:BORN」は、国内外で様々な反応を受けています。
以下は、海外の反応についての概要です。
アクションシーンの評価
映画「RE:BORN」は、特にアクションシーンが高く評価されています。
海外のアクション映画ファンや批評家たちは、映画の格闘シーンのリアリズムや迫力を絶賛しています。
特に、坂口拓さんの戦闘技術と肉体的な演技が評価されており、彼のアクションスタイルは「戦う詩」と称されることもあります。
戦闘シーンの振付やカメラワークも優れており、アクション映画としてのクオリティが非常に高いとされています。
キャラクターの深みとストーリー
物語の深さについては賛否が分かれています。
感情的なドラマやキャラクターの内面描写に対する評価は高い一方で、ストーリーがやや単純で予測可能だと感じる観客もいます。
ファントムさんとの対決や敏郎さんの過去に焦点を当てた部分は好評ですが、一部の批評家は「過去のトラウマを克服するヒーローの物語」というテーマがやや古典的であると指摘しています。
ビジュアルと演出
ビジュアル面では、日本映画の特有のスタイルと美学が評価されています。
映画の撮影やカメラの使い方、特にアクションシーンでの映像表現が、国際的な観客からも注目されています。
美術やセットデザイン、特にファントムさんの基地の造形なども、細部にわたって丁寧に作り込まれていると評価されています。
国際的な受け入れと影響
映画「RE:BORN」は、日本映画のアクションジャンルにおける新しい試みとして国際的にも注目されています。
特にアジア圏やヨーロッパの映画祭で上映された際には、アクション映画の新たなトレンドとして紹介されることが多いです。
また、坂口拓さんのアクションスターとしての地位が国際的に広がるきっかけとなる作品となっています。
映画「RE:BORN」感想
アクションシーンには圧倒されました。
坂口拓さんが演じる黒田敏郎の戦いのシーンは、まるで目の前でリアルな戦いが繰り広げられているような迫力があります。
特に、格闘シーンが本当にすごいです。日本のアクション映画としてはトップクラスだと思います。
身体能力が高い俳優さんたちが本物の戦いを見せてくれている感じがして、ハラハラしながら観てしまいました。
ストーリーは、元特殊部隊の兵士が過去のトラウマに向き合いながら敵と戦うというもので、シンプルでありながらも引き込まれました。
敏郎が退役後の平穏な生活から一転して、また戦いに巻き込まれる展開は、まさにアクション映画らしいドラマティックな展開です。
キャラクターたちの過去や思いが交錯する中での戦いは、ただのアクションだけでなく、人間ドラマとしても楽しめました。
特に印象に残ったのは、ファントムとの最終決戦です。
ファントムが敏郎を追い詰めていく中で、過去の因縁が絡んでくるのがスリリングでした。
ファントムの存在感や、敏郎がどう戦うかという点で、緊張感が続きましたね。
最後の決着も、期待通りの激しい戦いで、アクションファンにはたまらない瞬間でした。
また、サチとのラストシーンは、戦いを終えた後の少しほっとする瞬間を感じさせてくれました。
過酷な状況から解放されて、砂浜でのシーンは、これまでの戦いの疲れが癒されるような、感動的な締めくくりになっていました。
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まとめ
今回の記事では、映画「RE:BORN」ネタバレを解説しました。
「RE:BORN」は、元特殊部隊兵士の黒田敏郎が、過去の戦いの影響で命を狙われながらも、敵と壮絶な戦いを繰り広げるアクション映画です。
物語は、敏郎が退役後の平穏な生活から一転して、かつての仲間や敵との再戦に巻き込まれる様子を描いています。
アクションシーンの迫力や、キャラクターたちのドラマティックな関係が見どころで、特にファントムとの最終決戦は緊張感が漂い、アクションファンにはたまらないシーンとなっています。
結末では、敏郎が最後の戦いを経て平和を取り戻し、サチと共に新たなスタートを切る姿が描かれ、戦いの終息と安堵が感じられるエンディングが印象的です。
アクション映画として非常に高い完成度を誇る一作で、アクションとドラマのバランスが絶妙に描かれた作品です。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました＾＾
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