映画「余命10年」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの考察と感想

映画「余命10年」は、2022年|日本|小松菜奈と坂口健太郎共演でベストセラー小説を映画化

自らの余命を知ったヒロインと生きる希望を失っていた男性との恋を描くラブストーリーです。

そこで今回の記事では、映画「余命10年」ネタバレ・あらすじ!考察や感想を紹介します。

それでは最後までお読みください(^▽^)/

目次

映画「余命10年」解説

不治の病で余命が10年だと知った二十歳の茉莉。

彼女は生きることに執着しないよう、恋だけはしないと決めて生きていた。

そんな時、同窓会で和人に再会し、2人は急接近。

茉莉は病のことを隠し、普通の男女のように和人と楽しい時を重ねていくが…。

キャスト

  • 高林茉莉:小松菜奈
  • 真部和人:坂口健太郎
  • 富田タケル:山田裕貴
  • 藤崎沙苗:奈緒
  • 三浦アキラ:井口理
  • 高林桔梗:黒木華
  • 平田:田中哲司
  • 高林百合子:原日出子
  • 梶原玄:リリー・フランキー
  • 高林明久:松重豊

スタッフ

  • 監督:藤井道人
  • 原作:小坂流加
  • 音楽:RADWIMPS
  • 脚本:岡田惠和、渡邉真子

映画「余命10年」ネタバレ・あらすじ

映画「余命10年」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

出会い

20歳の高林茉莉が数万人に一人の難病で「余命10年」と宣告され、入院中に同じ病を患う女性、礼子と出会います。

礼子の死後、茉莉は退院し、病と向き合いながら家族や友人たちと過ごします。

支え合い

静岡での同窓会で再会した和人と親しくなりますが、和人は自殺未遂を起こします。

その後、茉莉と和人はお互いを支え合い、茉莉は新たな仕事を始めますが、彼女は恋愛を避けようと決心しています。

病状の悪化と愛の告白

2016年、茉莉の病状が悪化する中、姉の結婚式に参加しますが、親戚たちの間で茉莉の余命が短いのではないかという噂が広がります。

一方、和人は茉莉への思いを募らせ、交際を申し込むも拒絶されますが、茉莉の病を知った後、再び告白します。

茉莉は涙ながらに彼を受け入れ、小説を書き始めます。

しかし、和人からのプロポーズに対し、茉莉は「これ以上一緒にいると死が怖くなる」と別れを告げます。

茉莉は母に「もっと生きたい」と涙ながらに心情を打ち明けました。

最期

2019年、茉莉は再び入院し、書籍化が決まった原稿の修正に取り組んでいました。

姉の桔梗から妊娠の報告を受けた茉莉は、感謝の気持ちを伝えます。

一方、和人は独立して店を開き、店名を「まつり」と名付けました。

茉莉は病室で思い出の映像を見返しながら、自分の人生を振り返りますが、その後容態が急変。

和人が駆けつけたとき、茉莉は最期を迎えました。

遺作の完成

彼女の遺作『余命10年』は書店に並び、和人は茉莉との思い出を胸に桜を撮影しながら歩き続けました。

映画「余命10年」ラストシーンの考察と感想

ラストシーンでは、茉莉が再入院してから容態が急変し、最期を迎える瞬間に和人が駆け付けます。

茉莉の最期の瞬間に和人が間に合ったことは、彼との深い絆を示すと同時に、茉莉の人生が和人との出会いでどれほど豊かになったかを象徴しています。

和人が「茉莉ちゃん、頑張ったね」と言う場面は、彼の愛情と感謝の気持ちを強調し、茉莉の闘病とその成果を称えるものです。

映画全体を通じて、人生の価値や愛の永続性についてのメッセージが込められています。

ラストシーンでは、茉莉が残したもの、そして彼女の生き様がどれほど多くの人々に影響を与えたかが描かれています。

彼女の短い人生がいかに深い意味を持ち、愛や感謝がどれほど強いものであるかが強調されています。

感想

印象的だったのは、茉莉と和人の関係です。

彼らの絆が深まっていく過程や、茉莉が自分の病気と向き合いながらも愛を育む姿が、非常に感動的でした。

茉莉が和人に別れを告げるシーンはとても切なくて、彼女の決断や思いが伝わってきました。

ラストシーンでは、茉莉が最期を迎える瞬間に和人が駆けつける場面が心に残りました。

和人が茉莉の書いた本を読んで、彼女の人生や愛を再確認するシーンも、とても印象的でした。

桜を撮影する和人の姿は、茉莉との思い出を大切にしながら前に進んでいく決意を感じさせてくれました。

映画「余命10年」面白いポイント

1. 命のリミットが生む緊張感

「余命10年」という設定が、物語全体に緊張感を与えます。
茉莉が1日1日をどう過ごすのか、何を選ぶのかという些細な場面にさえ、観る者は手に汗を握ります。
恋愛の進展が、限られた時間とどう絡むのか、その展開から目が離せません。

2. キャラクターの成長と葛藤

茉莉だけでなく、和人もまた深く掘り下げられたキャラクターです。
茉莉を愛する一方で、彼女の命の期限にどう向き合うべきか悩む姿は、観客に共感を呼びます。
特に、和人が「自分の愛が彼女にとって負担になるのでは」と悩むシーンは、胸が締め付けられるような感動を覚えます。

3. 美しい映像と音楽が生む相乗効果

本作は、映像美と感動的な音楽が融合しており、物語を一層引き立てます。
特に、桜並木を歩く二人のシーンは印象的です。春の柔らかな光と淡いピンクの花びらが、希望と儚さを象徴しています。
音楽も、感情の起伏を巧みに表現しており、シーンごとにその効果を最大限に発揮しています。

4. 家族との絆の描写

茉莉の家族との関係も、本作の重要なテーマです。
彼女の両親が彼女を思いやりつつも、命の期限を知ってどう接するべきか悩む姿には、多くの人が共感できるでしょう。
特に、茉莉の母親が語る「娘の幸せが私の幸せ」という言葉は、多くの親の心情を代弁しています。

5. 日常の中にある非日常

「余命10年」は、特別な設定でありながら、描かれるのは日常の些細な瞬間が多いです。
茉莉と和人が食卓を囲むシーンや、友人たちと笑い合う場面は、普通の日常の中にある特別な輝きを思い出させてくれます。

映画「余命10年」口コミ

仕事で疲れた心が、この映画で癒されました。茉莉の『今を生きる』姿勢には学ぶことが多かったです。観る前は重い映画かなと思いましたが、意外にも希望を感じられるラストに感動しました。

泣きました!特に和人が茉莉にプロポーズするシーン、あれは本当に胸に刺さりました。恋愛映画はあまり観ないんですが、この作品は別格でした。次の日、友人たちにすぐおすすめしました!

家族で観ましたが、思わず自分の子供を抱きしめたくなりました。茉莉の母親の気持ちがよく分かる一方で、茉莉自身の強さにも心を動かされました。

初めてこんなに泣いた映画でした!茉莉の生き方が本当にカッコよかったです。将来、私も彼女みたいに一生懸命生きたいと思いました!

映画を観た後、久しぶりに自分の人生を振り返りました。『限りある時間をどう使うか』というテーマは普遍的で、何度も思い出したくなる作品です。

まとめ


今回の記事では、映画「余命10年」ネタバレを解説しました。

映画「余命10年」は、2022年|日本|小松菜奈と坂口健太郎共演でベストセラー小説を映画化

自らの余命を知ったヒロインと生きる希望を失っていた男性との恋を描くラブストーリーです。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^

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