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映画「犬鳴村」ネタバレ・あらすじ!考察と感想

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映画ネタバレ・感想
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映画「犬鳴村」は、2019年|日本|実在の心霊スポットを題材にした最恐ホラーです。

日本には行ってはならない場所がある…。

そこで今回の記事では、映画「犬鳴村」ネタバレ・あらすじ!考察や感想・続編に繋がる伏線を紹介します。

それでは最後までお読みください(^▽^)/

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映画「犬鳴村」解説

臨床心理士の森田奏の周りで突如、奇妙な出来事が起こり始める。

「わんこがねぇやにふたしちゃろ~」というわらべ歌を口ずさみ、おかしくなった女性、行方不明の兄弟、そして繰り返される不可解な変死…。

それらの共通点は心霊スポット・犬鳴トンネルだった。

 

キャスト

  • 森口奏:三吉彩花
  • 森田悠真:坂東龍汰
  • 成宮健司:古川毅
  • 籠井摩耶:宮野陽名
  • 西田明菜:大谷凜香
  • 優子:奥菜恵
  • 圭祐:須賀貴匡
  • 山野辺:寺田農
  • 田中健
  • 中村隼人:石橋蓮司
  • 森田晃:高嶋政伸
  • 森田綾乃:高島礼子

 

スタッフ

  • 監督:清水崇
  • 音楽:海田庄吾、滝澤俊輔
  • 脚本:保坂大輔、清水崇

 

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映画「犬鳴村」ネタバレ・あらすじ

映画「犬鳴村」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

心霊スポット探検

森田悠真は、恋人の明菜に誘われて深夜の心霊スポット、犬鳴村に向かいました。

怖がる悠真とは対照的に、明菜は興奮しながら公衆電話を撮影します。

午前2時、電話が鳴り、明菜が受話器を取って「今からそちらに向かいます」と告げた後、二人は犬鳴トンネルへ向かいました。

トンネルを抜けた二人は、「コノ先日本国憲法通用セズ」と書かれた看板を見つけ、ここが犬鳴村であると確信します。

興奮して村内を進む明菜は、用を足すために廃墟内に入り、悠真は一人で周囲を散策します。

しばらくして、明菜が悲鳴を上げ、悠真が駆けつけると、明菜は廃墟で恐ろしい幻覚を見て錯乱していました。

 

遼太郎と奏の不安

一方、森田奏は治療を担当する遼太郎から「怖い夢」の内容を聞こうとしますが、遼太郎は本当のママが怒るから言えないと話します。

奏は遼太郎の背後に佇む女性に気付き、言葉を失います。

奏が自宅に戻ると、うつむく悠真が「明菜がおかしい」と話します。

悠真が今朝方犬鳴トンネルから戻ってきたという話を聞いた末弟の康太は、自由研究で犬鳴村について調べようとして興奮します。

その頃、父・晃は「そんなものはない」と口にします。

 

奇妙なわらべ歌

悠真の部屋にいた明菜は、奇妙なわらべ歌を歌いながら絵を描いていました。

彼女は奏に子供のような口調で「明菜見たんだよね、犬」と言った後、庭へと向かいました。

一方、康太は悠真のビデオカメラからSDカードを取り出し、明菜の歌声を聞いて庭を見ると、彼女は尿を垂れ流しながらどこかへ行ってしまいました。

悠真が慌てて追いかけると、明菜は鉄塔から飛び降り、悠真の目の前で亡くなりました。

明菜の葬式で、検死を行った山野辺医師は彼女の死因が溺死であると告げました。

山野辺は「昔は何度も同じ死に方を見てきた」と呟き、さらに「あなたの親父も先代も」と話しました。

奏が現れたため、山野辺は席を立ち、去り際に奏の耳元で「この犬殺しが」と囁いて去りました。

 

悠真と康太の行方不明

悠真は明菜の遺品を整理している際に、彼女の鞄から母子手帳を見つけ、涙を流しました。

明菜の死を受け入れられない悠真は、仲間たちを集めて再び犬鳴トンネルを訪れました。

トンネルには強固なバリケードが組まれていましたが、悠真は仲間の制止を無視して一人でトンネル内に侵入しました。

隠れていた康太も後を追ってトンネルに入り、二人は行方不明となってしまいました。

 

遼太郎の背景

出勤した奏は、遼太郎の父親から彼が養子であることを聞かされました。

遼太郎の生母は身寄りのない女性で、出産と同時に亡くなりました。

妻のユウコが死産で子供を産んだため、遼太郎を妻には内緒で養子に迎えたと話し、内密にするよう念を押しました。

警察と共に兄弟の捜索に来た母・綾乃は錯乱し、犬のような唸り声を発しながら側にいた晃を引っ掻きました。

一方、奏は危篤状態で病院に運ばれた山野辺が「自宅の風呂で溺れていた」と聞かされました。

翌朝、山野辺は息を引き取りました。

 

リュウセイの死と村の秘密

悠真の仲間の一人リュウセイは、犬鳴トンネル近くの電話ボックスで原付が壊れてしまい、他の仲間に連絡をしました。

連絡を受けて電話ボックスに来た二人の仲間は、公衆電話が鳴ったため受話器を取ったところ、ボックス内に水が溢れ返り、二人は溺死してしまいました。

水が引いた後、ボックス内にはリュウセイを含む三人の死体がありました。

 

犬鳴村の秘密

奏は、父が兄と弟の失踪や母の発狂、山野辺の死の真相を知っていると感じ、詰め寄りましたが、彼が口を開かなかったため、母方の祖父の家へ向かいました。

祖父は、家の前に捨てられており共に育った祖母・ヤエが昔から不思議な力を持っていたと話しました。

奏が話を聞いていると、敷地内の墓地の端に青年が佇んでいるのを見ました。

 

犬鳴村の真実

奏は沈んでしまったという犬鳴村を見にダムへ向かいました。

そこに祖父の家で見た青年が現れ、彼は8㎜フィルムを見せてくれました。そ

のフィルムには、かつての犬鳴村の生活が映っていました。

村民は誰からも干渉されずに生計を立てていましたが、ある時電力会社の人間が村に押し入り、ダム建設の計画を強引に進めました。

その電力会社の人間こそが、晃の父や祖父だったのです。

奏は衝撃を受け、青年の前から逃げ出しました。

 

奏の最終的な行動

自宅に戻った奏は、康太の部屋でSDカードを見つけて再生しました。

明菜の動画を見て、深夜2時の公衆電話が犬鳴村と繋がると確信した彼女は、電話ボックスを経由して犬鳴村へ向かいました。

村に到着すると、青年が待っており、奏は彼の案内で牢屋に閉じ込められていた悠真と康太を救出しました。

青年はさらに、出産を終えたばかりの女性と赤ん坊を奏に見せました。

女性は摩耶といい、青年の恋人でした。

青年は摩耶に「俺たちの子を頼む、村の血を絶やさないでくれ」と託しました。

トンネルに戻った奏、悠真、康太は、骨格が犬のように変わった摩耶と多くの村人の亡霊に阻まれました。

青年と悠真が協力して摩耶を抑え、奏と康太はトンネルを抜け、祖父の家の玄関先に倒れ込みました。

赤ん坊だけは、幼少時代の祖父の家に置かれていました。

 

結末

後日、犬鳴ダムから悠真の水死体が発見されました。

彼の両足には青年と摩耶の腐乱死体がくっついていました。

奏は曽祖父と曾祖母の骨をヤエの墓に埋葬しました。埋葬後、ヤエは墓の端で微笑んでいました。

遼太郎は症状が快復し退院を迎えました。

別れ際、彼は奏に「お友達によろしくって、ママが」と耳打ちし、背後にいる女性に肩を抱かれながら病院を後にしました。

奏と遼太郎は互いに犬のような歯を覗かせていました。

 

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映画「犬鳴村」考察や感想

「犬鳴村」は、心霊スポットの伝説を基にしながら、家族の問題や過去の罪に焦点を当てた複雑なホラー映画です。

恐怖と神秘が交錯する物語、登場人物の心理描写、家族の秘密とその影響が巧みに組み合わさり、観客に深い感銘を与える作品となっています。

ホラーだけでなく、人間の内面的な恐怖や過去の影響についても考えさせられる映画です。

 

感想

映画「犬鳴村」は、実在の心霊スポットを題材にしたホラー映画として話題を呼びましたが、その内容にはいくつかの問題点が指摘されます。

まず、登場人物の行動や動機が不明確であり、物語の進行が唐突に感じられることが多いです。

特に、犬鳴村の伝説や呪いの詳細が十分に説明されておらず、観客が感情移入しづらい状況となっています。

キャラクターの描写も浅く、登場人物たちの背景や性格が十分に掘り下げられていないため、彼らの恐怖や苦悩に共感しにくいです。

主人公の奏やその家族の過去や関係性が描かれるシーンが少なく、彼らの行動に説得力が欠けていると感じます。

さらに、ホラー要素に関しても、恐怖の演出が効果的でないと感じる場面が多いです。

驚かせるためのジャンプスケアやグロテスクな描写が多用されている一方で、じわじわとした恐怖感や心理的な不安を煽る要素が不足しています。

その結果、一部の観客には恐怖が感じられず、物足りなさを覚えることがあります。

 

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まとめ


今回の記事では、映画「犬鳴村」ネタバレを解説しました。

映画「犬鳴村」は、2019年|日本|実在の心霊スポットを題材にした最恐ホラーです。

日本には行ってはならない場所がある…。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^

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