映画「レオン」は、リュック・ベッソンの名を世界に知らしめた、映画史に残る傑作アクションです。
そこで今回の記事では、映画「レオン」ネタバレ・あらすじ！マチルダのその後の考察や感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「レオン」解説
プロの殺し屋として孤独な日々を送るレオンのもとに、家族を惨殺された少女・マチルダが助けを求めてやってくる。
復讐のために殺しの訓練を乞う彼女を断りきれないレオンは、マチルダと奇妙な同居生活を始める。
2人は徐々に心を通わせていくが…。
キャスト
- レオン：ジャン・レノ
- マチルダ：ナタリー・ポートマン
- トニー：ダニー・アイエロ
- ノーマン・スタンフィールド：ゲイリー・オールドマン
- マイキー：ピーター・アペル
- マチルダの父：マイケル・バダルコ
- マチルダの母：エレン・グリーン
- サミー・ナセリ
スタッフ
- 監督：リュック・ベッソン
- 音楽：エリック・セラ
- 脚本：リュック・ベッソン
- 製作：パトリス・ルドゥー
映画「レオン」ネタバレ・あらすじ
映画「レオン」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
レオン
ニューヨークで殺し屋として生活しているレオン。
彼はあるアパートに住んでいたが、そのアパートの一室で一家全員が殺害される事件が起こる。
その直後、一人の少女がレオンの部屋を訪ねてくる。
その少女は隣人であり顔見知りではあったが、ほとんど赤の他人だった。
最初、レオンは玄関の扉越しに追い返そうとするが、少女の懇願により彼女を部屋に招き入れる。
少女の名前はマチルダ
彼女は殺害された家族の一員であり、事件が起きた時には偶然にも買い出しに行っていたために難を逃れた。
その部屋にはまだ犯人グループがいて、もし自分がそこの住人だと知られると殺されると悟ったマチルダは、部屋を素通りして隣のレオンの部屋を訪ねたのであった。
マチルダは部屋に戻ることができず、そのままレオンと同居することになる。
復讐
殺人犯の主犯であるスタンスフィールドに弟の復讐を誓うマチルダ。
しかし、レオンは当然のようにそれをやめるよう説得する。
だが、マチルダはレオンに殺しの手口を教えてほしいと頼み、レオンはしぶしぶそれを受け入れる。
レオンはマチルダと共に生活する中で変化が訪れる。
観葉植物が唯一の友達だったレオンは、彼女との生活を通じて様々な感情が芽生え、殺し屋として生きていた彼に、安心や安らぎといった新たな感情が芽生えることになる。
さらには、恋心まで抱くようになる。
一方、マチルダもレオンに同様の感情を抱くようになる。
クライマックス
ある日、マチルダは偶然スタンスフィールドと出くわし、その居所を突き止める。
彼女の復讐心が再燃し、一人でスタンスフィールドの元に向かう。
しかし、復讐は失敗し彼女自身が危機に陥る。
復讐に向かったことを知ったレオンはすぐさま彼女を救出に向かい、無事に彼女を助け出す。
しかし、今度はスタンスフィールドがレオンの居場所を突き止め、彼を殺しにやってくる。
翌日、警察部隊を動員してレオンのアパートを取り囲む。
レオンは必死に抵抗し、マチルダを逃がすことに成功するが、自身はスタンスフィールドともに爆死する。
エピローグ
その後、マチルダは学校の寄宿舎に戻り、レオンの観葉植物を庭に植えて彼を思い続けるのであった。
映画「レオン」マチルダのその後の考察や感想
この映画は、殺し屋レオンと孤独な少女マチルダの絆を描いたもので、その結末は観客に強烈な印象を残す。
しかし、この物語のその後を描く続編企画が存在していたことはあまり知られていない。
続編の企画は『Mathilda』というタイトルで、ナタリー・ポートマンが演じたマチルダのその後を描く予定だった。
リュック・ベッソンはこの企画を友人であり監督のオリヴィエ・メガトンに持ち込み、大人になったマチルダの物語を展開するために、ナタリー・ポートマンの成長を待つ必要があった。
しかし、ベッソンが自身の製作会社EuropaCorpを設立する過程で、権利問題が発生。
『レオン』の権利はフランスの製作会社Gaumontが保持していたため、ベッソンは自身の会社で続編を製作することができなかった。
この複雑な状況により、続編企画は日の目を見ることなくお蔵入りとなってしまった。
オリヴィエ・メガトンは2011年に米Indiewireのインタビューで、当時の状況について語っている。
「私たちは『Mathilda』、つまり『レオン』の続編を作ろうと決めたのですが、いろんなことが前に進んでしまい、できなかったんです。ナタリーのことや、ゴーモンのこともあって。リュックは何度も試みていましたよ」
と振り返っている。
マチルダのその後の考察
マチルダのその後の物語が描かれることはなかったが、続編がもし実現していたならば、どのような展開になっていたのかを考察してみたい。
大人になったマチルダがどのように成長し、どのような道を歩んでいたのかは、多くのファンの興味を引くところである。
まず、レオンの影響を受けたマチルダは、彼の教えや彼との絆を心の支えにして生きていくことが予想される。
彼女がレオンのような殺し屋としての道を選ぶか、それとも別の道を歩むかは分からないが、復讐心や過去のトラウマから逃れられない部分もあるだろう。
しかし、レオンとの思い出が彼女の心に温かさをもたらし、彼女が新たな人生を切り開く力となるかもしれない。
マチルダがレオンの教えを活かして善行を行う道を選んだ場合、彼女が犯罪と戦うためのエージェントや探偵として活動する姿も想像できる。
レオンの影響で殺し屋の技術を身につけた彼女が、犯罪から人々を守るためにその技術を使うという展開は、彼女のキャラクターに深みを与えるだろう。
感想
『レオン』という映画は、その完成度の高さとキャラクターの魅力から、多くの人々に愛され続けている。
マチルダのその後を描く続編が実現しなかったことは非常に残念であるが、その物語が想像の中で続いていくという形もまた、観客にとっては特別な体験となるだろう。
続編が実現しなかったことで、マチルダの未来は観客それぞれの想像に委ねられることになった。
これにより、映画『レオン』は一つの完結した作品として、観客の心に永遠に残り続けるのではないだろうか。
リュック・ベッソンが描こうとしたマチルダのその後の物語を考えることで、私たちは彼女の成長やレオンとの絆の深さを改めて感じることができる。
そして、その想像力が映画の魅力をさらに引き立てる要素となるのだろう。
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まとめ
今回の記事では、映画「レオン」ネタバレを解説しました。
映画「レオン」は、リュック・ベッソンの名を世界に知らしめた、映画史に残る傑作アクションです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました＾＾
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