映画「貞子」は、2019年｜日本｜撮ったら、死ぬ。『リング』オリジナルチームがSNS時代に放つ“恐怖”の原点！
時代の変化と共に恐怖の形状を変えながら、『リング』シリーズを新たに映画化。
そこで今回の記事では、映画「貞子」ネタバレ・あらすじ！考察や感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「貞子」解説
心理カウンセラー・茉優のもとに、記憶障害の少女が入院してくる。
やがてその少女は、公営団地で起きた放火事件の犯人が人知れず産み育てていた子供であることが判明する。
少女と真摯に向きあう茉優だったが、次第に彼女の周りで奇妙な出来事が起こり始め…。
キャスト
- 秋川茉優：池田エライザ
- 石田祐介：塚本高史
- 秋川和真：清水尋也
- 少女：姫嶋ひめか
- 藤井稔：桐山漣
- 祖父江初子：ともさかりえ
- 倉橋雅美：佐藤仁美
スタッフ
- 監督：中田秀夫
- 原作：鈴木光司
- 音楽：海田庄吾
- 脚本：杉原憲明
映画「貞子」ネタバレ・あらすじ
映画「貞子」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
団地の火災
ある団地の一室で、クローゼットの中に閉じ込められていた少女が、母親・祖父江初子が部屋中に灯油を撒いているのを目撃します。
初子は「あなたは“貞子”の生まれ変わりで、生きてはいけない」と告げ、灯油に火を付けます。
少女はクローゼットの扉を壊して脱出し、炎の中で謎の長い髪の女と一緒にいる初子を見ます。
記憶を失った少女
精神科カウンセラーの秋川茉優は、団地の火災を生き延びたものの記憶を失った少女のカウンセリングを依頼されます。
少女は人形を握りしめたまま無言で、警察の捜査でも謎が多いとされています。
動画配信と心霊ネタ
茉優の弟・和真は学校を辞めて動画配信を始めていましたが、再生回数や登録者数が伸び悩んでいました。
和真は石田祐介のアドバイスを受けながら動画をアップしていましたが、茉優は和真が学校を辞めたことに不満を持ちつつも、彼の動画投稿活動を続けさせることにします。
少女の過去
茉優がカウンセリングを担当する少女は、自らの過去を語り始めます。
少女は、母・初子が焼死体として発見されたことを知らされると、クローゼットの中に閉じ込められていたことや、大量のお札が貼られていたことを明かしました。
その頃、和真は心霊ネタの動画を撮影し、行方不明になります。
異様な光景
茉優は和真が失踪する数日前に心霊動画をアップロードしていたことを知ります。
和真は警察から注意を受けて動画を削除されましたが、石田の忠告を無視してさらに過激な動画を撮ろうとしていました。
茉優は和真の動画を観て異様な光景を確認し、警察に捜索願を出して和真の行方を捜し始めます。
倉橋との遭遇と貞子の出現
ある夜、病院から帰宅途中の茉優は倉橋と遭遇し、倉橋が「貞子」と呟くのを聞きます。
倉橋は中学生時代に友人が「貞子」に呪い殺されたことで、精神を病んだことを打ち明けました。
その時、ロビーのテレビに古井戸が映り、髪の長い女が現実世界に姿を現します。
倉橋は「貞子だ！」と叫び気を失い、茉優も貞子に掴まれて気絶してしまいます。
古井戸での対決と和真の犠牲
茉優は貞子が這い上がってきた古井戸が伊豆大島にあることを突き止め、石田と共に向かいました。
現地で地元警察に和真の捜索を依頼しましたが手がかりは得られず、夜になって茉優は古井戸に到達しました。
誤って井戸の底に転落した茉優は、怯えている和真を発見します。
石田も井戸に入り和真を助けようとしたところ、貞子が現れ、茉優を水中に引きずり込もうとします。
和真は茉優を救おうとしましたが、自身は貞子に引きずり込まれていきました。
茉優と石田は必死で和真を助けようとしましたが、和真は力尽きて水中へ沈んでしまいました。
精神的崩壊と貞子の再現
数日後、和真を失った茉優は精神的に崩壊し、総合病院の病室に入院していました。
カーテンの向こうに貞子が現れ、茉優は恐怖に悲鳴を上げました。
映画「貞子」考察や感想
貞子というキャラクターは、物語の中で恐怖の象徴として機能していますが、彼女の存在が単なるホラーの具現化にとどまらず、過去のトラウマや社会的な問題を反映している点が興味深いです。
貞子の呪いは、単なる霊的な存在からくる恐怖ではなく、社会的な隠された問題や個人の精神的な葛藤を浮き彫りにしています。
和真の失踪と心霊動画の関連性は、現代社会における恐怖の新しい形を象徴しています。
動画配信という現代的な媒体を通じて恐怖が広がり、リアルな世界にも影響を及ぼす様子は、デジタル社会のリスクを示唆しています。
和真の行動は、単なる興味本位ではなく、彼自身の内面の葛藤や社会的なプレッシャーから来ていることが描かれており、その点で非常にリアルな恐怖を感じさせます。
茉優の精神的崩壊と貞子の現実化は、恐怖が現実世界にどのように影響を及ぼすかを示しています。
物語の終盤で茉優が貞子に再び直面するシーンは、恐怖が単なる幻覚ではなく、実際に現実に影響を与える可能性を示しています。
この展開は、恐怖が心理的なものであると同時に、現実的な脅威でもあることを強調しています。
感想
映画「貞子」を観ると、単なるホラー映画の枠を超えて、人間の恐怖心や社会的な問題について深く考えさせられます。
特に、貞子というキャラクターの存在が単なる幽霊の恐怖にとどまらず、社会的な背景や個人の内面の問題を反映している点が非常に印象的でした。
和真や茉優の葛藤を通じて、恐怖がどのように人々の心に影響を与え、現実に変化をもたらすのかを考えると、恐怖というテーマが持つ多層的な意味を再認識させられました。
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まとめ
今回の記事では、映画「貞子」ネタバレを解説しました。
映画「貞子」は、2019年｜日本｜撮ったら、死ぬ。『リング』オリジナルチームがSNS時代に放つ“恐怖”の原点！
時代の変化と共に恐怖の形状を変えながら、『リング』シリーズを新たに映画化。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました＾＾
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