映画「カイジ ファイナルゲーム」は、藤原竜也主演のギャンブルサスペンス。
福本伸行の同名人気コミックの映画化第3弾・最終章。一発逆転はあるのか?
福本伸行自身も脚本に加わり、原作にはないゲームも登場する。
仲間たちと難攻不落のゲームに挑むカイジに勇気をもらえるかも❓❣
そこで今回の記事では、映画「カイジ ファイナルゲーム」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの意味と伏線を考察していきます。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「カイジ ファイナルゲーム」解説
2020年、東京オリンピックが閉幕すると、景気はすさまじい勢いで落ち込んだ。
自堕落な生活を送っていたカイジは、1缶千円に高騰したビールを買うか迷う日々だった。
そんななか、帝愛グループ内で出世した大槻が現れ、あるイベントのチラシを見せる。
キャスト
- 伊藤カイジ:藤原竜也
- 高倉浩介:福士蒼汰
- 桐野加奈子:関水渚
- 西野佳志:山崎育三郎
- 高瀬強士:前田公輝
- 菅原太一:瀬戸利樹
- 最後の審判挑戦者:篠田麻里子
- 廣瀬湊:新田真剣佑
- 大槻太郎:松尾スズキ
- 坂崎孝太郎:生瀬勝久
- 遠藤凛子:天海祐希
- 渋沢総一郎:金田明夫
- 東郷滋:伊武雅刀
- 黒崎義裕:吉田鋼太郎
スタッフ
- 監督:佐藤東弥
- 原作:福本伸行
- 音楽:菅野祐悟
- 脚本:福本伸行、徳永友一
映画「カイジ ファイナルゲーム」ネタバレ・あらすじ
映画「カイジ ファイナルゲーム」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの意味と伏線を考察
バベルの塔
帝愛グループの派遣業界で働く伊藤カイジは、ある日、班長から儲け話を持ちかけられる。
新しいギャンブル「バベルの塔」が横浜で行われ、競技は棒旗取りのように、キャッシュカードを巡って行われるというものだ。
カイジは興味津々で参加し、僅差で勝利のカードを取り損ねるが、指紋認証によりギリギリで獲得する。
そのギャンブルの懸賞は10億円と言われていたが、それを超える極秘の情報を得るため、カイジは東郷会長の元に集まったラッキーガールの加奈子と合流することになる。
闇の総理
闇の総理である財政担当大臣の高倉は、負債解消のために消費税を30%、年金を40%カットし、生活保護を廃止する相殺政策を提案していた。
さらには新円の発行や預金口座の封鎖といった勝ち逃げ計画も計画されているという。
東郷は現在500億円を所有しており、政府に賄賂を贈ることでこれを阻止できると言われる。
最初は興味を示さなかったカイジも、高倉の背後に帝愛グループの影があることを知り、参戦することを決意する。
かつて東郷会長には愛人がいましたが、手切れ金として絵画が渡され、それが幻の名画だということを東郷邸内で知らされます。
絵画の所在をつかむため、東郷の妻がよく活動していたという限界集落へ向かいますが、既に病気で他界し、隠し子を残しているという情報を掴んだところで、高倉の相殺政策により、出金額の低い周辺地帯に退去命令がくだっていきます。
ルールはいたって単純
カイジは集落への遠征の帰りに、バベルの塔参加者の襲撃に遭い、彼らのアジトに連れていかれてしまいますが、無一文のカイジは菅原ら参加メンバーの境遇から、団結を促し、お互い意気投合するようになります。
帝愛ランドでの“最後の審判”ゲームでは、黒崎と東郷のオーナー同士による「人間秤」(にんげんばかり)が開催されました。
足場を秤にかけた天秤ギミックで賭け金の重さを舌戦で競うというものです。
それぞれ「Friend」「fixer」「Family」「Fan」という4つのキーワードで戦いが繰り広げられますが、黒崎の仕掛けた情報戦の策略により、8キロの体重差によるアドバンテージも相殺され、東郷側がビハインドを追う形で、最後のキーワードに望みを託すこととなります。
一発逆転
カイジは一発逆転を狙い、「ドリームジャンプ」のギャンブルに挑む!
ラッキーガールの唇の動きを読み取り、バンジー台から脱出することに成功する。
ギャンブルが始まると、坂崎孝太郎が数珠を手に駆けつけ、彼の激励によってコインが集まっていく。
菅原らメンバーもカスタマイズされたドローンで応援し、時計の秒針に細工を施した杉山のアシストも手伝い、時間と共に秤が均衡に近づいていく。
最後には換金された“幻の名画”の差でカイジらが勝利を収める。
東郷の遺言
絵画自体には価値がなかったが、その額縁代となる1枚のコインが勝敗を分けた。黒崎の情報戦に協力した東郷の秘書・廣瀬は自身の出自に反発していたが、会長が描いた理想的な家族像に触れ、やがて心境が変わる。
高倉の金融政策である預金封鎖が実行されようとしている中、政府陣は新円が詰まったアタッシュケースを手に会合の場に向かいますが、セキュリティエラーで移動ルートが阻まれます。
VIPルームに現れたカイジは、新たに設定されたパスワードと預金封鎖の解除を賭けたゴールドじゃんけんで一歩手前まで迫りますが、アタッシュケースの中身が旧札であることが判明し、預金封鎖は中止になります。
東郷の遺言通り、未然に用意されたフェイクが難を逃れることに成功します。
スタジアムの中心で政府陣の様子を見つめる高倉とカイジ。
カイジは高倉に、弱者を交えた共生こそが格差社会の解消につながると説きます。
ミネラルウォーター
任務を終えた廣瀬や加奈子らは解散し、カイジも取り分として渡されたアタッシュケースを手にして場を後にします。
加奈子の報酬は情報提供を受けた凛子と分け前にしました。
食堂でビールを飲むカイジは、「くぅ~~キンッキンッに冷えてやがる~。悪~魔的だぁ~~」と呟きます。
しかし、支払い用アタッシュケースを開けると、中にはミネラルウォーターが詰まっていました。
エンドロールでは、東郷会長の描いた養育記録の絵画が映し出されます。
映画「カイジ ファイナルゲーム」ラストシーンの意味と伏線を考察
ラストシーンでは、カイジが食堂でビールを飲みながら、「くぅ~~キンッキンッに冷えてやがる~。悪~魔的だぁ~~」と呟いた後、支払い用アタッシュケースを開けると、中にはミネラルウォーターが詰まっていることが明らかになります。
このシーンの意味や伏線を考察すると、以下のような解釈が考えられます。
- カイジの状況の対比: カイジがビールを飲みながら冷たさを感じる様子は、彼が今後も苦難や困難に立ち向かう覚悟を示しています。一方で、支払い用のアタッシュケースがミネラルウォーターで満たされていることは、彼の期待や努力が報われず、現実が厳しいものであることを示しています。
- 悪魔的な冷たさと現実の違い: カイジが「悪魔的だ」と呟くことで、彼が直面する状況や遭遇する人々の冷酷さや非情さを表現していると解釈できます。また、冷たいビールとミネラルウォーターの対比は、彼が期待する幸福や成功と、実際に受け取る現実とのギャップを象徴しています。
- 結末の諦念と再出発の可能性: カイジがミネラルウォーターを見ることで、一時的に失望や絶望に打ちのめされるかもしれませんが、その後、再び立ち上がり、新たな挑戦や再出発を果たす可能性も示唆されます。この結末は、物語が完結したと同時に、カイジの物語が終わりではなく、新たな章が始まることを暗示しています。
- 伏線との結びつき: カイジがミネラルウォーターを見るシーンは、物語の中で彼が経験した苦難や試練の数々とも結びついています。ビールの冷たさやアタッシュケースのミネラルウォーターは、彼の過去の経験や現在の苦境と対比され、その克服に向けた彼の意志や精神力を象徴しています。
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まとめ
今回の記事では、映画「カイジ ファイナルゲーム」ネタバレを解説しました。映画「カイジ ファイナルゲーム」は、藤原竜也主演のギャンブルサスペンス。
福本伸行の同名人気コミックの映画化第3弾・最終章。一発逆転はあるのか?
福本伸行自身も脚本に加わり、原作にはないゲームも登場しています。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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