映画「フローズン」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの意味の考察と感想

映画「フローズン」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの意味の考察と感想

映画「フローズン」は、スキー場のリフトに取り残された若者たちを恐怖の出来事が襲うパニックスリラー!

閉ざされた極寒のスキー場という絶体絶命のシチュエーションで、極限の恐怖と決死のサバイバルをリアルに描いています。

そこで今回の記事では、映画「フローズン」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの意味の考察と感想を紹介します。

それでは最後までお読みください(^▽^)/

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目次

映画「フローズン」解説

スキー場にやって来たダン、ジョー、パーカーの3人は、最後の滑りを楽しもうとリフトに乗り込む。

だが、リフトが途中で突然停止し、マイナス20℃、地上15メートルの空中に置き去りにされてしまう。

しかもスキー場の営業再開は1週間後で…。

 

キャスト

  • ダン・ウォーカー:ケヴィン・ゼガーズ
  • ジョー・リンチ:ショーン・アシュモア
  • パーカー・オニール:エマ・ベル
  • ジェイソン:エド・アッカーマン
  • コディ:ケイン・ホッダー
  • シャノン:ライリア・ヴァンダービルト

 

スタッフ

  • 監督:アダム・グリーン
  • 音楽:アンディ・ガーフィールド
  • 脚本:アダム・グリーン

 

映画「フローズン」ネタバレ・あらすじ

映画「フローズン」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

営業終了

大学生のリンチは、幼なじみのダンとその彼女であるパーカーと一緒にスキー場にやって来ました。

リンチは、ダンがパーカーとの関係ばかりに気を取られていることに少し不満を感じていました。

一方で、パーカーも自分に好意を持っていないことに気付きながらも、3人はスキーやスノーボードを楽しんでいました。

カフェテリアで休憩した後、最後の1滑りをしようとリフトへ向かうと、「もう営業終了だ」と係員から告げられました。

それでも、もう1回滑りたいという3人は係員に頼み込みます。

係員はしぶしぶリフトを動かし、意気揚々と3人は乗り込みました。

3人が戻ってくるのを待っていると、別の係員がやって来て、「まだ客が3人残っているから降りてくるまでリフトを切らないように」と引継ぎをしたのですが、交代した係員は別の3人組と勘違いし、リフトの電源を切ってしまいました。

 

1週間後

そんなことを知らずに上昇途中のリフトに取り残された3人は、「何かの間違い」「すぐに動く」とお互いをなだめ合います。

天候も崩れ、吹雪が始まり、パニック気味の3人の下に、作業用の車が通りました。

3人は必死で訴え、板やストックなどを投げましたが、あいにくの天候もあって、車内の係員は彼らの存在に気付かずに下山してしまいます。

このスキー場は週末のみの営業で、次に動くとしたら1週間後ということに焦り始めた3人ですが、ダンがリフトから飛び降りて下山すると言い出します。

そして、リフトから飛び降りるのですが、着地時に両足を骨折し、足は反対側を向き、骨が飛び出してしまいます。

 

ダンが大けがで下山できなくなり、ほかの手を模索し、リンチがケーブルを伝って梯子のある支柱まで移動しようとします。

すると、大けがで流血し、動けないダンの周りにオオカミが群がり、ダンはオオカミに襲われてしまいます。

ダンが死んだ悲しみと恐怖で泣き叫ぶパーカーとリンチは、リフトの上で朝を迎えます。

朝起きると、無意識にリフトの安全バーを掴んでいたパーカーの手がくっつき、手のひらの皮膚がはがれてしまいます。

それに、ずっと尿意を我慢していたのですが、とうとうこらえ切れずに漏らしてしまい、泣き出します。

下に飛び降りることができないので、リンチはもう一度ケーブルを伝っての移動を試みます。

 

オオカミ

2人の下にはオオカミが待ち構えています。リフトのボルトも外れて傾き始めます。

何とか梯子のある支柱までたどり着いたリンチは、オオカミに追われながらスノーボードを使って下山を始めます。

リフトに残されたパーカーはもう1晩過ごします。

朝起きるとまだリフトの上なので助けが来ないことを悟り、リフトから飛び降りようとします。

ボルトが外れて傾いているので、地上までの距離も近くなり、なんとか飛び降ります。

足にリフトが落ちてきたので少しだけけがをしますが、下山を始めます。

下山していると、ダンとリンチを襲ったオオカミに出くわしますが、リンチの無残な姿を見てオオカミは彼に夢中になり、パーカーは助かります。

 

うつろな表情

凍傷やけがでボロボロになりながらも、なんとか下山します。

道路で倒れているところを通りかかったドライバーに助けられ、病院に向かいます。助

手席に座ったパーカーは、うつろな表情で窓の外を見つめていました。

 

映画「フローズン」ラストシーンの意味の考察と感想

パーカーは生き延びましたが、肉体的、精神的に深い傷を負いました。

友人たちを目の前で失い、自らも死の恐怖と戦った彼女は、救助されたことで物理的には助かりましたが、心には大きなトラウマが残ります。

うつろな表情は、その心の傷の深さを象徴しています。

極限状況での人間のもろさと、何としてでも生き延びようとする強さが対照的に描かれています。

パーカーが必死に生きようとする姿勢は人間の強さを示しつつも、結局は自然の前での無力さも感じさせます。

パーカーが助けられるまでの間に直面した数々の危機は、生と死の境界が非常に曖昧であることを示しています。

彼女が生き延びたのは運も大きかったが、仲間の犠牲があってこそであり、そのことが彼女の表情に表れています。

 

感想

映画「フローズン」は、極限状況に追い込まれた人々の恐怖とサバイバルを描いた緊張感あふれる作品です。

ラストシーンに描かれたパーカーの表情は、彼女が経験した地獄のような時間を物語っています。

友人たちを失い、命の危険にさらされ続けた彼女が助けられる瞬間、観客は安堵すると同時に、彼女が背負うことになる心の傷の深さに思いを馳せることになります。

パーカーが救われるシーンは、一見ハッピーエンドのように見えますが、その裏には深い悲しみと喪失感が隠れています。

彼女の無表情は、経験した恐怖とトラウマが簡単には消えないことを示唆しており、観客に強い印象を残します。

この作品は、単なるサバイバルホラーではなく、人間の心理や感情の複雑さを描いた点でも優れています。

また、パーカーの姿は観客に「生きる意味」や「生存の代償」について考えさせます。

極限の状況に置かれたとき、人間はどのように行動するのか、そしてその行動がもたらす結果は何かというテーマが深く掘り下げられています。

ラストシーンを通じて、深い感動とともに、考えさせられるものを残してくれました。

 

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まとめ


今回の記事では、映画「フローズン」ネタバレを解説しました。

映画「フローズン」は、スキー場のリフトに取り残された若者たちを恐怖の出来事が襲うパニックスリラー!

閉ざされた極寒のスキー場という絶体絶命のシチュエーションで、極限の恐怖と決死のサバイバルをリアルに描いています。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^

 

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