映画「クロエ」ネタバレ・あらすじ！ラストシーンの意味と考察と口コミや評価も紹介

2024年6月13日

映画「クロエ」は、浮気疑惑から始まる官能ミステリーサスペンスです。

「スウィートヒアアフター」のアトム・エゴヤン監督が紡ぐ嫉妬と誘惑の作品です。

そこで今回の記事では、映画「クロエ」ネタバレ・あらすじ！ラストシーンの意味と考察と口コミや評価も紹介していきます。

それでは最後までお読みください(^▽^)/

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映画「クロエ」解説

大学教授の夫と一人息子とともに、幸せな毎日を送る産婦人科医のキャサリン。

だがある日、夫の携帯に浮気を疑わせるメールを見てしまう。

不安を募らせた彼女は、若い娼婦・クロエを雇って夫を誘惑させ、夫の反応を探ることに。

しかしクロエは罠を仕掛け…。

キャスト

キャサリン・スチュアート：ジュリアン・ムーア
デビッド・スチュアート：リーアム・ニーソン
クロエ：アマンダ・セイフライド
マイケル・スチュアート：マックス・シエリオット

スタッフ

監督：アトム・エゴヤン
音楽：マイケル・ダナ
脚本：エリン・クレシダ・ウィルソン

映画「クロエ」ネタバレ・あらすじ

映画「クロエ」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

疑惑

産婦人科医のキャサリンは、大学教授の夫デヴィッドと息子マイケルとともに裕福な生活を送っていました。

しかし、年齢を重ねるにつれて夫との関係が冷え、デヴィッドの浮気を疑うようになります。

息子からも距離を置かれるようになり、キャサリンは孤独感に苛まれます。

ある日、デヴィッドの携帯電話に女子学生とのツーショット写真を見つけ、彼への疑念がさらに深まります。

キャサリンはデヴィッドの忠誠を確かめるため、偶然出会った若い高級娼婦クロエに夫を誘惑させ、その結果を報告するよう依頼します。

罠

クロエはキャサリンの依頼を受けてデヴィッドに接触しますが、何も起こらなかったと報告します。

デヴィッドの変わらない態度に安心したキャサリンは、クロエに報酬を渡して依頼を終了しようとします。

しかし、クロエはその後デヴィッドと関係を持ったと告げ、キャサリンをショックに陥れます。

さらに、クロエはデヴィッドとの情事の詳細を語り、キャサリンをホテルに呼び出します。

絶望したキャサリンは、クロエの誘惑に屈し、二人は関係を持ちます。

キャサリンは後悔し、クロエとの接触を断とうとしますが、クロエは彼女との情事の写真を送りつけ、執拗に迫ります。

ビジネスとして依頼しただけだと突き放すキャサリンに納得できないクロエは、キャサリンの息子マイケルに近づきます。

嘘

キャサリンはクロエがマイケルに接触していることを知り、事態を収拾するためデヴィッドに浮気の事実を問い詰めますが、デヴィッドは否定します。

その場に呼び出されたクロエが現れますが、デヴィッドの姿を見るなり逃げ出します。

デヴィッドがクロエを知らない様子から、キャサリンはクロエの話が全て嘘だったことに気づきます。

キャサリンは自分の愚かな計画と本心をデヴィッドに打ち明け、二人は互いの愛を再確認します。

終結

キャサリンへの執着を断ち切れないクロエは、キャサリンの自宅を訪れ、マイケルを誘惑して夫婦のベッドで関係を持ちます。

帰宅したキャサリンは驚き、クロエにマイケルから離れるよう説得しますが、クロエは聞き入れません。

クロエはキャサリンの喉元に髪留めを当て、キスを要求します。

その様子を見ていたマイケルの視線に気づいたキャサリンがとっさに跳ね除けると、クロエは窓を突き破って転落し、命を落とします。

その後、キャサリンは何事もなかったかのように家族と過ごし、家ではパーティーが開かれます。

キャサリンの髪にはクロエの髪留めが飾られていました。

映画「クロエ」ラストシーンの意味と考察と口コミや評価も紹介

クロエとの関係を通じて、キャサリンは自身の感情や欲望、夫婦関係について深く見つめ直すことになりました。

髪留めを身につけることで、キャサリンはその経験を完全に拒絶するのではなく、自分の一部として受け入れることを示しています。

クロエの死後、キャサリンの家族はパーティーを開き、日常生活に戻ります。

これは、キャサリンが家族との関係を再構築し、以前の孤独感から解放されつつあることを象徴しています。

クロエはキャサリンの欲望や抑圧された感情の象徴として描かれています。

クロエの存在は、キャサリンが自分自身の内面と向き合い、真の自分を見つめ直すための触媒となりました。

クロエが物理的にいなくなっても、彼女の影響はキャサリンの中に残り続け、その変化はキャサリンの成長と自己認識の一部として残るのです。

キャサリンのクロエに対する依頼は、単なる夫の浮気調査ではなく、キャサリン自身の抑圧された欲望や感情を解放するための行動でもありました。

クロエとの関係を通じて、キャサリンは自分が本当に望んでいるものや、長年押し殺してきた感情に気づきます。

物語を通じて、キャサリンとデヴィッドの夫婦関係は、信頼とコミュニケーションの欠如が問題の根源であることが明らかになります。

感想

映画「クロエ」は、複雑な人間関係と内面的な葛藤を描いた心理ドラマであり、観る者に多くの問いかけを残す作品です。

表面的な成功や安定の裏に隠された人間の複雑な感情と関係性を鋭く描き出していました。

キャサリンの内面的な旅路と、クロエとの関係を通じて得た成長は、多くの観客に深い印象を与えることでしょう。

この映画は、単なる浮気調査の物語ではなく、自己認識と人間関係の再構築を描いた深い心理ドラマであり、そのメッセージは心に長く残りました。

評価・口コミ

[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”R” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]もしも夫がリーアムニーソンだったら、やっぱ信じるのは難しいだろうな…。[/word_balloon]
[word_balloon id=”3″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]あっと驚くようなラストに期待したが全くの肩透かし
映画は短めなのでダレることはなく観られたが余韻は残らず！[/word_balloon]
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”R” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]！いったいいつから何故クロエはキャサリンに好意を持ってたのか、とかラストでシルバーのコームを付けてた意味や夫の表情などよく分からないとこもあるが全体的に好きな映画。短めの時間もよかった。[/word_balloon]