映画「S-最後の警官- 奪還」は、2015年日本映画|向井理&綾野剛共演の人気TVドラマを、映像もドラマもよりスケールアップして映画化!
犯人を生かしたまま捕える確保を目的とした警視庁特殊急襲捜査班=NPS。その一員となった主人公が日本を襲うテロに挑む。
そこで今回の記事では、映画「S-最後の警官- 奪還」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの意味と考察や感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「S-最後の警官- 奪還」解説
バスジャック事件の出動要請を受けて現場に急行するも、その状況に違和感を抱く神蔵たち。
そんな中、日本全土を焼き尽くすほどの核燃料を乗せた輸送船の乗っ取り事件が起こり、その背後に神蔵たちSと因縁関係にある国際テロリストの存在が見え隠れしていた。
キャスト
- 神御蔵一號:向井理
- 蘇我伊織:綾野剛
- 林イルマ:新垣結衣
- 棟方ゆづる:吹石一恵
- 倉田勝一郎:青木崇高
- 古橋誠二朗:池内博之
- 速田仁:平山浩行
- 梶尾竜一:高橋努
- 嵐悟:平山祐介
- 山中一郎:本宮泰風
- 上野耕司:淵上泰史
- 棟方耕三:本田博太郎
- 神御蔵花:朝加真由美
- 天城光:菅原大吉
- 横川秋:土屋アンナ
- 南郷雅文:辰巳琢郎
- 中丸文夫:高嶋政宏
- 霧山六郎:近藤正臣
- 正木圭吾:オダギリジョー
- 香椎秀樹:大森南朋
スタッフ
- 監督:平野俊一
- 原作:小森陽一、藤堂裕
- 音楽:高見優、木村秀彬
- 脚本:古家和尚
映画「S-最後の警官- 奪還」ネタバレ・あらすじ
映画「S-最後の警官- 奪還」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
「授かり子」
伊豆諸島の南西に位置する星ヶ浦島には、七夕の夜「星降り宵」に生を受けた子供が「授かり子」として特別な使命を持つという古い言い伝えがありました。
約30年前、この伝統を守るために尽力していた神門(ごうど)の家の男が、息子・健に「いつか大きな使命のために生きなさい」と語りかけます。
健の目の前には、産廃業者によって無惨に開発される島の姿が広がり、彼の目には涙が溢れていました。
新たな「S」・NPS
現在、東京・品川のYRビルで覆面をかぶった犯人が人質10人を捕り、銃を持って立て籠る事件が発生。
NPS(特殊急襲捜査班)が現場に急行し、狙撃手の林イルマがヘリから犯人の肩を撃ち無力化、その後、NPS突撃部隊の神御蔵一號らが突入し、犯人を急襲して確保しました。
この実践演習を視察していた南郷雅文首相はその迫力に舌を巻き、NPS隊長の香椎秀樹が指揮をとっていました。
警察庁には「S」を冠する特殊部隊が3つあり、「SAT特殊部隊」「SIT特殊捜査班」「SST海上保安庁特殊警備隊」がありましたが、国際テロや凶悪事件に対処するため、SATの機動力とSITの操作力を併せ持つ新たな「S」としてNPSが新設されました。
NPSの信条は犯人を生かしたまま確保することでした。
ドイツGSG9
突入部隊の一號は、科学警察研究所の横川秋が開発した特殊防弾装備「ガーディアン」を装着し、いつもボロボロになるまで戦いました。
イルマは一號に「鉄板つけてるからって、やりすぎ」と注意しますが、一號は笑うだけでした。
演習後、イルマは警視庁狙撃練習場でSAT狙撃隊員の蘇我伊織と会い、彼はドイツGSG9からの誘いを断ったことを知ります。
イルマは一號と伊織の類似点を指摘しましたが、伊織は「許されざる者が出てきた時、その時のために俺はここにいる」と言い残し、人型の的を的確に撃ち抜いて立ち去りました。
MOX燃料のジャック
ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX燃料)を積んだ「第2あかつき丸」がフランスへ向かう途中、何者かにジャックされ、SST隊員が拘束されました。犯人はモールス信号で「プルトニウムは貰った。我々は東京を狙う」と警告し、船は東京湾に向かって航行し始めました。もし東京湾で爆破された場合、日本全体が壊滅する可能性がありました。
同時に、東京・若峰学園小学校のスクールバスが品川でアジア系の男2名にバスジャックされました。バスにはSST隊長・倉田勝一郎の息子、裕樹を含む小学生が乗っていました。
国際テロリストの正木圭吾
これらの事件の背後には国際テロリストの正木圭吾がいました。
彼は日本に囚われている仲間の釈放を要求し、第2あかつき丸へのアタック中止を迫りました。
NPSの一號たちは正木を取り逃がした因縁がありました。
NPSは正木の携帯電話を逆探知し、彼がバスジャック現場近くのショッピングモールに潜伏していることを突き止めました。
一號たちは正木確保のためモール内へ向かい、イルマはバスジャック犯の狙撃準備につきました。
南郷首相は正木の要求に応じ、第2あかつき丸へのアタックを中止しました。
しかし、正木は約束時間を10秒過ぎたと言い、船の進行を止めませんでした。
船は東京湾の最終防衛ラインを突破しました。
バスジャック制圧とイルマの失敗
警察はNPSにバスジャック制圧を命令。イルマは犯人を狙撃しましたが、裕樹の肩も撃ち抜いてしまいました。
モール内では正木がNPS隊員を倒し、一號を挑発。
一號は怒りに任せて正木に襲いかかろうとしましたが、香椎隊長が制止しました。
正木は自身の確保をプルトニウム爆破のトリガーにする策略を立てていました。
正木は自身と釈放されたテロリスト犯を第2あかつき丸まで運ぶよう要求し、一號たちに「俺を止めたけりゃ銃を手に殺すしかない」と言い放って立ち去りました。
一號は悔しさに満ちた叫びを上げました。
事件報道と都民のパニック
第2あかつき丸が東京湾に迫っていることがニュースで報道され、都民は怯え、パニックが発生しました。
イルマはSST隊長の息子・裕樹が搬送された病院に駆けつけ、自分の行動について悩みました。
裕樹の母から「正直、許せない。でもあなたの仕事を精一杯して」と励まされ、現場に戻る決意を固めました。
SST隊長の倉田は息子が巻き込まれたことにジレンマを感じていましたが、SATの伊織から「一生後悔することになる。今すぐ降りるべきだ」と言われても、任務を全うする決意を新たにしました。
一號は病院で看護師・棟方ゆづるに「もうダメだ。あの時、正木を捕らえるべきだった」と漏らし、ゆづるから「元気出して!もう一回捕まえに行って来い!」と励まされ、現場へ戻りました。
霧山六郎の策略と正木の暴走
元警察庁次長でNPSの創設者・霧山六郎は、日本を守るための『制圧法』を成立させるため、今回の事件を脅しとして利用しようとしていました。
しかし、正木の暴走により霧山は心臓発作を起こし、天城光によって見捨てられました。
香椎隊長は霧山が黒幕であることを疑い、瀕死の霧山から正木の正体を聞き出しました。
正木は「霧山塾」のメンバーであり、30年前に星ヶ浦島で産廃埋め立て地計画に反対していた一家に関係していました。
正木の動機は復讐とされましたが、一號は別の何かがあると感じ、正木を確保してその真意を確かめようと決意しました。
釈放されたテロリストたちと共に第2あかつき丸に乗り込んだ正木は、政府に新たな要求を突きつけました。
それは現内閣19人全員を第2あかつき丸に寄こすことでした。
4人の閣僚は国外におり、翌日まで帰国が無理でした。そ
のため、正木は残りの閣僚15人が2億円ずつ(合計30億円)持って船内に来るよう要求しました。
香椎隊長の推理と決意
香椎隊長は身内の閣僚に内通者がいるのではないかと推測し、自ら交渉役として閣僚と同行することを決意しました。
また、SAT、SST、NPSの合同ミッションを行うことに成功しました。
イルマは倉田隊長に謝りに行き、裕樹が犯人の方に向かっていったことによる事故だったと知らされました。
一號は横川から改良された強力なガーディアンAKIスペシャルを受け取り、正木を確保する決意を新たにしました。
午前8時、南郷首相を含む閣僚15名と共に、交渉役として香椎隊長が丸腰で入り、交渉が始まりました。
香椎隊長の首のボタンには小型隠しカメラが仕込まれ、船内の様子が見えました。
閣僚が合計30億円を渡すと、正木はあっさりとプルトニウム返却に応じました。
しかし、SAT隊長・中丸文夫は正木の姿勢に警戒し、船の蛇軸部分に吸着爆弾を設置させました。
正木の暴走
その時、テロリスト・Gが暴走し、閣僚を撃とうとしました。
その制止に入った香椎隊長が腹に被弾しました。
苦痛に顔をゆがめながら、香椎隊長は正木に霧山が死んだことを告げました。
正木は閣僚を撃ち始め、3人が討たれました。
この発砲を合図に、中丸隊長から全班突入の指示がありました。作戦コードは「奪還(リカバリー)」でした。
狙撃班のイルマは発砲を躊躇しましたが、伊織に「その程度か」と言われ、ジレンマを克服しテロリストを狙撃しました。
一號ら突入班は激しい銃撃戦を経て、エンジンルームのテロリストを無力化し、船のエンジンを停止させることに成功しました。
プルトニウムの確保
プルトニウムは第2、第4、第6格納庫にありました。
一號は香椎隊長から正木が第4格納庫に「マイクロトロン」と呼ばれる加熱装置を持ち込んでいることを聞き、急ぎました。
倉田隊長が正木と対峙しましたが撃たれ、手榴弾を投げられました。
駆けつけた一號が倉田を守り、正木の後を追いました。
倉田のもとに息子・裕樹が意識を取り戻したとの吉報が入り、倉田はイルマに息子からもらったお守りのキーホルダーを渡し、「この国を守るために、俺の分まで働いてこい!」と思いを託しました。
正木の新たな動き
第4格納庫に到着した正木は、テロリスト仲間のUから起爆装置のスイッチを奪いました。
仲間たちは正木が本当にスイッチを押すとは考えていなかったため、動揺しました。
正木は拘束した南郷首相に銃を突きつけ、「お前の手でこの国を終わらせろ」と要求しました。
その時、船内アナウンスで重傷を負った香椎隊長の声が響きました。
正木の本名が「神門健(ごうど・けん)」であり、彼は亡くなった星ヶ浦島の島守の息子であることが明かされました。
香椎隊長は「お前のなすべきことは、こんな事じゃなかったはずだ」と正木に静かに呼びかけました。
NPSの突入と戦闘
正木が躊躇する隙に、NPSは格納庫の電源を落とし、上部を開けて閃光弾を投入し、第4格納庫に突入しました。
銃弾が飛び交う中、一號は正木に向かって突入しましたが、スイッチは既に押されており、マイクロトロンが起動し始めていました。
一號は正木と激闘を繰り広げました。
他のメンバーはマイクロトロンに繋がる電源ケーブルの切断を試みましたが、ケーブルが太過ぎて直ぐに切断できませんでした。
イルマは裕樹のキーホルダーを握り、見事に加熱口を撃ち抜き、マイクロトロンを停止させました。
正木との最終対決
マイクロトロンが停止したことで、正木は銃を捨て、一號との殴り合いに挑みました。
正木は「この国に当たり前の希望を取り戻すため、一度壊して新たに作り直すべきだ」と考えていましたが、一號は「お前が何を考えているのか分からないからこそ、生きて罪を償え」と語り、ついに正木の確保に成功しました。
正木のテロが鎮圧され、第2あかつき丸は無事に警視庁が詰めかける港に到着しました。
テロリストたちは連行され、一號は正木を連行しました。
正木は晴れ上がった空を見上げ、「綺麗な空だ」と呟きました。
その直後、一発の銃声が響き、正木が撃たれました。
撃ったのはテロリスト仲間のGでした。
「死ぬんじゃねえ」と一號は必死に呼びかけましたが、正木は「この国を守り通せるか…楽しみにしてる」と呟き、静かに息絶えました。
事件の後日談
事件から1か月が経過しました。入院中の香椎隊長のもとに横川が見舞いに訪れました。
テロ事件は、霧山が黒幕という形で解決しましたが、香椎隊長も横川も、天城が真の黒幕であり、正木を消したのも天城の策だと分かっていました。
しかし、天城を検挙するための証拠はありませんでした。
横川が「今回も不毛な戦いだったの?」と問うと、香椎は「そんな事はない。この国の未来はしっかり守られた」と呟きました。
仲間たちの新たな門出
ある日、一號の同僚である梶尾竜一とゆづるの同僚看護師の奥村麻美が結婚式を挙げました。
また、NPS副官の速田仁には待望の第一子が誕生しました。
披露宴の席でも、一號はまだ正木を死なせてしまったことを悔やんでいました。
そんな一號に、伊織は「今を懸命に守ればいい。それが未来につながる」と励ましました。
新たな始まり
その時、イルマがやって来ました。伊織は練習に出かけ、イルマも彼についていきました。
一號のもとにやって来たゆづるは、「幸せそうね」と声をかけました。
何も言わない一號に対して、ゆづるはプロポーズをしました。
一號は「急だな」と言いながらも、「いいけど」と答えました。
ようやく互いの気持ちを確かめ合った二人の様子を物陰から聞いていた一號の家族は、喜びました。
正木との激闘を経て、一號たちは多くの犠牲を払いながらも、この国の未来を守り抜きました。
彼らの戦いは終わりではなく、これからも続く新たな未来への一歩を踏み出しました。
映画「S-最後の警官- 奪還」ラストシーンの意味と考察や感想
主人公・神御蔵一號(かみくら いちごう)は、テロリスト・正木圭吾(まさき けいご)を捕らえるために命がけで戦い抜きました。
このシーンは、一號の強い使命感と責任感を象徴しています。
彼は単なる警官ではなく、人々を守るために全力を尽くす存在として描かれています。
NPS(特殊急襲捜査班)の信条である「犯人を生かしたまま確保する」という理念が、一號の行動を通じて強調されました。
正木を捕らえる際も、殺さずに確保することで、この信条が守られました。
これにより、NPSの基本理念と一號の信念が一致していることが示されています。
正木が「これで終わりではない」と言い残すことで、映画は完全な解決を避け、さらなる挑戦や課題が待ち受けていることを示唆しています。
これにより、物語が続く可能性を残し、観客に想像の余地を与えています。
考察
正木圭吾の動機や背景には、過去のトラウマや個人的な復讐心が絡んでいます。
ラストシーンでは、正木の行動が単なるテロリストのそれではなく、複雑な背景を持つ人物として描かれていることがわかります。
彼の最後の言葉は、彼の内面の葛藤や未解決の問題を示唆しています。
ラストシーンでは、NPSのメンバーたちが次なる任務に備えている姿が描かれています。
これにより、彼らの団結力や使命感が強調され、NPSの未来に希望が持たれています。
また、一號の成長と次のステップへの期待感が漂っています。
感想
映画「S-最後の警官- 奪還」は、緊張感溢れるアクションシーンと深い人間ドラマが見事に融合した作品でした。
特に印象に残ったのは、主人公・神御蔵一號の強い使命感と責任感です。
彼の行動や決断には、人々を守ろうとする熱い思いが感じられました。
また、NPSのチームワークや信念も印象的で、彼らの団結力が物語全体を支えているように感じました。
正木圭吾というキャラクターも非常に興味深く、彼の過去や動機が明らかになるにつれ、単なる悪役ではなく、複雑な人間像が描かれていることに感心しました。
彼の最後の言葉が未解決の問題を残して物語が終わることで、続編への期待感も高まりました。
映画全体の演出や撮影技術も素晴らしく、特にアクションシーンの迫力と緊張感は見逃せません。
物語の展開がスリリングでありながらも、キャラクターたちの内面に深く迫る描写が心に残りました。
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まとめ
今回の記事では、映画「S-最後の警官- 奪還」ネタバレを解説しました。
映画「S-最後の警官- 奪還」は、2015年日本映画|向井理&綾野剛共演の人気TVドラマを、映像もドラマもよりスケールアップして映画化!
犯人を生かしたまま捕える確保を目的とした警視庁特殊急襲捜査班=NPS。その一員となった主人公が日本を襲うテロに挑む。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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