映画「ただ、君を愛してる」は、2006年日本映画|恋をしてはいけない運命にありながら主人公の青年に恋をしてしまったヒロイン・・
玉木宏と宮﨑あおい主演、見終わった後に切なさと温かさが残るラブストーリー
そこで今回の記事では、映画「ただ、君を愛してる」ネタバレ・あらすじ|考察と感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「ただ、君を愛してる」解説
大学の入学式の日、誠人は静流と出会う。
人となかなか打ち解けられない誠人だが、不思議と静流とは仲良くなり、静流はそんな誠人に恋をする。
静流は写真が趣味の誠人と一緒にいたい一心で写真を始めるが、彼はクラスメートのみゆきに思いを寄せていて…。
キャスト
- 瀬川誠人:玉木宏
- 里中静流:宮崎あおい
- 富山みゆき:黒木メイサ
- 関口恭平:小出恵介
- 井上早樹:上原美佐
- 白浜亮:青木崇高
- 矢口由香:大西麻恵
スタッフ
- 監督:新城毅彦
- 原作:市川拓司
- 音楽:池頼広
- 脚本:坂東賢治
映画「ただ、君を愛してる」ネタバレ・あらすじ
映画「ただ、君を愛してる」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
2人の出会いと始まり
大学の新入生である誠人と静流は、静流が信号のない横断歩道を渡ろうとするのを誠人が見かけたことから始まります。
交通量の多い道路で信号のある横断歩道を使うように勧める誠人に対し、静流は「親切な人がいるかどうか確かめてみたい」と言い、手を挙げて渡ろうとします。
この奇妙な行動に誠人は驚きつつ、その姿を写真に収めます。
誠人は腹部に皮膚の病気があり、「自分は薬臭い」というコンプレックスを持っています。
そのため、人との交わりを避け、ひとりで学生生活を送っていました。彼
は普段から塗り薬を使っており、他人と近づくことを避ける習慣がありました。
静流との再会
学食で食事をしているとき、静流が「ここ、空いてますか?」と声をかけます。
誠人はビスケットしか食べない静流を不思議に思いながらも、再び彼女と接触します。
静流は再度横断歩道を渡れなかったことを告白し、誠人は彼女を早朝の横断歩道に連れて行き、「簡単に渡れるよ」と教えます。
その後、誠人と静流は立ち入り禁止と書かれた道の奥に入り込み、そこで幻想的な森や池を見つけます。
この場所で誠人は写真を撮り、静流との距離を縮めていきます。
この特別な場所での時間を共有することで、誠人と静流の関係は次第に深まっていくのでした。
富山みゆきへの思い
誠人には思いを寄せる相手がいました。
それは同学年で同じ授業を受けている富山みゆきです。
学校に馴染めない誠人とは対照的に、みゆきはクラスの友だちといつも一緒に行動していました。
みゆきは一人で昼食をとっている誠人に「一緒にどう?」と声をかけ、仲間たちの中に入れてくれます。
誠人は気の良い仲間たちと打ち解けることができるようになり、次第にクラスに馴染んでいきます。
静流の寂しさ
誠人がみゆきと仲良くなる一方で、静流は誠人を寂しそうに見つめています。
あるとき、誠人と静流が一緒にいるところを仲間たちに目撃され、誠人が静流と付き合っているのではないかと勘繰られてしまいます。
しかし、静流はクラスでも変わっている生徒として噂になっており、その場で変人女扱いされて走り去ってしまいます。
誠人が追いかけると、静流は「変人女扱いされたことよりも、それをかばってくれなかったことが悲しい」と話します。
誠人は旅行先で買ってきた彼女の好きなビスケットを渡して慰めます。
誠人の趣味である写真に興味を持っていた静流と、誠人は一緒に写真を撮影し、自宅に招いて現像作業まで教えます。
静流はみゆきに直接会いに行き、彼女が身につけていたアクセサリーに興味を惹かれたことで、みゆきとも仲良くなります。
これを見て誠人は怪訝な顔をしますが、静流は「好きな人が好きな人を好きになりたかっただけ」と誠人に告げます。
静流の家出と同棲生活の始まり
誠人とみゆきとの微妙な三角関係が続いていたある日、誠人は静流が家出をして学校に泊まろうとしているのを目撃します。
家出をしてきた静流を見て、誠人は「うちに泊まれば?」と声をかけ、友人同士としての同棲生活が始まります。
初めは遠慮していた静流も、同棲生活を通じて誠人との距離が徐々に近づいていきます。
写真コンクールへの挑戦とキス
あるとき、誠人と静流は写真コンクールに作品を送ろうと決めます。
テーマを探す中で、静流は誠人に「私とキスして」という願いを誕生日プレゼントとしてねだります。
その姿を写真に収め、コンクールに送りたいと言う静流に、誠人は写真のためならと承諾します。
二人は立ち入り禁止の森へ行き、初めてのキスをします。
誠人はそれを「始まりのキス」と感じますが、静流はそれを「生涯でただ一度のキス、ただ一度の恋」として心に刻んでいました。
静流の突然の別れ
写真撮影が終わり、二人は別々に帰宅しますが、誠人の家に静流の姿はありません。
「さよなら。今までありがとう」と書かれたメモを残し、静流は大学を辞めて誠人の前から姿を消してしまいます。
静流がいなくなり、必死にその足取りを探す誠人ですが、見つけることができません。
誠人は寝込んでしまい、仲間たちによって病院に運ばれます。
みゆきら大学の仲間たちも静流を探しますが、足取りを掴むことはできませんでした。
ニューヨークでの再会
やがて仲間たちも誠人もそれぞれ大学を卒業し、誠人はカメラマンを目指して生活を送っていました。
ある日、誠人のもとに一通の手紙が届きます。
それは静流からのもので、「ニューヨークで個展を開くことになりました」と書かれていました。
誠人は静流に会うため、すぐにニューヨークへ向かいます。
しかし、迎えに来たのは静流ではなく、みゆきでした。
みゆきは、半年ほど前に静流と再会し、現在一緒に住んでいると話します。
そして、静流に急な仕事が入ったため、誠人とは会えなくなったと告げます。
誠人は仕方なくニューヨークで写真を撮りながら、みゆきの家に戻ります。
静流の死と真実の発覚
みゆきの家で、誠人は静流の父からの留守番電話を聞いてしまいます。
留守番電話の内容は、静流がすでに亡くなっているというものでした。
誠人はみゆきに真相を問いただします。
静流は生まれつきの病気を持っており、成長とともに病気も進行していました。
静流はその事実を誠人に知らせず、誠人の中で生き続けたいと願っていました。
静流は入院中、誠人宛にたくさんの手紙を書いていました。
静流の個展と手紙
誠人は静流の個展を訪れます。
そこには、多くの人々の笑顔の写真とともに、成長した静流や誠人とキスをした写真が展示されていました。
誠人はその光景を見て涙を流します。
誠人はみゆきに、静流が書いた残りの手紙を送ってほしいと頼み、アメリカから帰国します。
誠人の決意
ある朝、誠人の郵便受けには静流からの手紙が届いていました。
その手紙にはアメリカでの近況が綴られていました。
誠人はその手紙を眺めながら、静流の嘘に付き合い続けることを決意します。
映画「ただ、君を愛してる」考察と感想
映画「ただ、君を愛してる」は、愛と成長、自己受容をテーマに描かれた作品です。
主人公の誠人と静流の関係を通じて、人間の内面の弱さやコンプレックスを受け入れ、成長する過程が描かれています。
誠人が静流と出会い、彼女との交流を通じて自己のコンプレックスを乗り越え、愛する人との絆を深めていく姿は感動的です。
誠人は、最初は自分の病気にコンプレックスを感じ、人と距離を置く孤独な青年でした。
しかし、静流との出会いを通じて彼は変わり始めます。
静流の純粋な行動や言葉に触れ、次第に心を開き、自分自身を受け入れるようになります。
一方、静流は誠人に対する一途な愛情と自らの病気に対する恐れを抱えつつ、誠人の中に生き続けることを選びます。
この二人のキャラクターの成長と変化は物語の大きな魅力です。
映画の中で描かれる幻想的な森や池、ニューヨークの風景など、美しいロケーションが物語を一層引き立てています。
特に、静流と誠人が共有する特別な場所でのシーンは、彼らの関係の深まりとともに非常に印象的です。
また、写真をテーマにした映像美は、映画全体に詩的な雰囲気をもたらしています。
静流の死と、彼女が誠人に宛てた手紙の存在は、物語のクライマックスとなる感動的なシーンです。
静流が誠人に対して抱いていた深い愛情と、彼女の強い意志が伝わってきます。
静流の死を知りながらも、彼女の手紙を受け取り続ける誠人の姿は、愛する人を失った悲しみと、彼女の思いを胸に生きていく決意を感じさせます。
感想
誠人のキャラクターが非常に印象的でした。彼のコンプレックスである腹部の皮膚病やそれに伴う孤独感は、多くの人が共感できる部分だと思います。
誠人は最初、自分の弱さや欠点を受け入れることができず、周囲との関係を避けていました。
しかし、静流との出会いを通じて、彼は少しずつ変わっていきます。
静流の無邪気で純粋な行動や言葉に触れ、誠人は自分自身を受け入れる勇気を持ち始めるのです。
静流のキャラクターもまた、非常に魅力的でした。
彼女の一途な愛情と、自らの病気に対する恐れを抱えながらも、誠人の中で生き続けたいという強い意志は、胸を打たれました。
特に、彼女が誠人に対して「好きな人が好きな人を好きになりたかっただけ」と言ったシーンは、深く印象に残りました。
静流の愛は、ただ一方的なものではなく、誠人の幸せを願う真摯なものでした。
映画の映像美も素晴らしかったです。
誠人と静流が共有する特別な場所でのシーンは、まるで絵画のように美しく、二人の関係を一層引き立てていました。
また、ニューヨークの風景も映画全体に詩的な雰囲気をもたらし、物語の感動をより深く感じさせてくれました。
静流の死と彼女が誠人に宛てた手紙の存在は、物語のクライマックスとなる感動的なシーンでした。
静流が誠人に対して抱いていた深い愛情と、彼女の強い意志が伝わってきて、涙が止まりませんでした。
彼女が亡くなった後も、誠人に手紙を送り続けるという静流の行動には、彼女の愛の深さと、誠人に対する思いやりを強く感じました。
最後に、誠人が静流の手紙を受け取り続けるシーンは、非常に感動的でした。
静流がいなくなった後も、彼女の存在を感じながら生きていく誠人の姿に、愛する人を失った悲しみと、それでも前を向いて生きていく力強さを感じました。
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まとめ
今回の記事では、映画「ただ、君を愛してる」ネタバレを解説しました。
映画「ただ、君を愛してる」は、2006年日本映画|恋をしてはいけない運命にありながら主人公の青年に恋をしてしまったヒロイン・・
玉木宏と宮﨑あおい主演、見終わった後に切なさと温かさが残るラブストーリー
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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