映画「夏へのトンネル、さよならの出口」は、2022年日本映画|不思議な噂がある通称“ウラシマトンネル”をきっかけにカオルとあんずが紡ぐ物語!
そこで今回の記事では、映画「夏へのトンネル、さよならの出口」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの意味と考察や感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「夏へのトンネル、さよならの出口」解説
そのトンネルに入れば欲しいものがなんでも手に入る――そう噂される“ウラシマトンネル”。
過去に妹を失い心の傷を抱える塔野カオルと、理想の自分になりたいと悩む花城あんず。
2人は欲しいものを手に入れるため、協力してウラシマトンネルの調査を始める。
キャスト
声の出演
- 塔野カオル:鈴鹿央士
- 花城あんず:飯豊まりえ
- 加賀翔平:畠中祐
- 川崎小春:小宮有紗
- 浜本先生:照井春佳
- カオルの父:小山力也
- 塔野カレン:小林星蘭
スタッフ
- 監督:田口智久
- 原作:八目迷
映画「夏へのトンネル、さよならの出口」ネタバレ・あらすじ
映画「夏へのトンネル、さよならの出口」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
出会いと衝突
塔野カオル、高校2年生は部活に属さず、一人で下校していました。
ある雨の日、電車が遅れる駅のホームで、雨に濡れた女子高生、花城あんずと出会います。塔野は彼女に傘を貸し、その後連絡先を交換します。
翌日、花城は塔野のクラスに転校生として現れますが、彼女は他のクラスメイトに冷たく接し、古い本を読み続けます。
ある日、女子生徒川崎小春が花城に因縁をつけ、本を払い落とします。
花城は川崎の顔を殴り、教室は騒然となります。
トンネルの発見
その夜、塔野の家では父親が酒を飲んで暴れています。
妹のカレンの死と母親の蒸発により、父は酒に溺れ、塔野に当たり散らしていました。
家を飛び出した塔野は線路を歩き続け、斜面から滑り落ちた先で三角形のトンネルを見つけます。
中に入ると、光輝く紅葉の木々と鳥居がありました。
トンネル内で亡くなった妹カレンの名前が書かれた赤いサンダルを見つけ、塔野は驚きます。
さらに、彼のインコであるキィが現れますが、キィは既に死んでいるはずです。
塔野はクラスメイトが話していたウラシマトンネルのことを思い出します。
このトンネルは何でも願いを叶えてくれる代わりに、100歳年を取るという噂です。
ウラシマトンネルの秘密
塔野はインコをつかまえて急いでトンネルを抜け出し、自宅に戻ります。
そこで父親が塔野を抱きしめ、「お前までいなくなったら」と取り乱しています。
塔野が気づいたのは、自分が一週間も行方不明になっていたことです。
携帯電話を確認すると、友人の加賀や花城から多数のメールが届いていました。
翌日、塔野カオルは学校で好奇の視線を浴びますが、大きな詮索はされません。
友人の加賀が心配して質問しますが、塔野はウラシマトンネルのことを秘密にしたままはぐらかします。
共同調査
放課後、塔野は再びウラシマトンネルに向かい、トンネル内と外での時間差や欲しいものが手に入るかどうかを調べることにします。
鳥居を起点に少しずつ進んで時間を計測しますが、突然、背後から花城あんずの声がします。
花城が尾行してきたことを知り、塔野は彼女を連れ出しますが、外では5時間が経過していました。
花城にトンネルの秘密を話すと、彼女はその話を信じ、共同戦線を張って2人で調べることを提案します。
次の日、花城はトンネルの外で待機し、塔野は内部を少しずつ進みながら携帯電話で話し、通話が途切れた時点で戻り、時間のズレを調べます。
結果、トンネル内の3秒は外では2時間でした。
翌日、2人はトンネルの出口を探すために山を登りますが、山が険しくて早々に諦めます。
塔野の部屋でインコのキィを確認したり、図書館で並んで調べ物をしたりする中で、加賀に「付き合っているの?」と聞かれますが、塔野は「断じて違う!」と否定します。
探求と発見
次に、2人はトンネル内でのメールの送受信を試します。
鳥居から内と外に分かれ、塔野が花城にメールを送ると、すぐ近くにいるはずの花城が超高速で動き回っているように見えます。
やがて花城が眠り込み、時計を見ると7時間が経過していました。
検証には時間がかかるため、次回は7月の3連休に行うことを決めます。
花城は塔野をもっと知りたいと思い、水族館に誘います。
そこで塔野は、家族と訪れた思い出を語り、「この世界にカレンをもう一度取り戻したい」と言います。
ウラシマトンネルよりも自分自身が怖くないかと尋ねる塔野に、花城は明るく「全然!」と答えます。
家庭の問題
海の日を含む3連休、塔野カオルと花城あんずは54秒で折り返す計画でトンネルに入りました。
50秒過ぎに突然マンガの原稿のような紙が飛び出し、花城がそれを拾い集め始めます。
54秒を過ぎても彼女は止まらず、塔野も手伝い、20秒オーバーして戻りました。
花城は塔野が拾った紙を奪い取りましたが、その内容は教えませんでした。
朝の4時、自宅に戻るのを恐れる塔野を花城は自宅に誘いました。
花城のマンションでは、彼女が一人暮らしを始めた理由と、祖父が描いたマンガがあり、花城自身もマンガを描いていることが明らかになります。
マンガ家になることが夢
祖父は売れないマンガ家で、花城は特別な才能を持ったマンガ家になることを夢見ていましたが、両親の反対で香崎に追いやられたのでした。
トンネルで拾っていたのは、花城の初めて描いたマンガの原稿で、父親に捨てられたものでした。
塔野はそのマンガを読ませてほしいと頼み、最初は拒否していた花城も最終的に最新作を見せました。
塔野は熱心に読み、「面白い!」と感想を述べ、花城は照れながらも喜びました。
突然、花城は真剣な表情で、自分は特別じゃない、特別なのは塔野だと言って彼を押し倒し、自分の願いのためにすべてを投げ出す塔野に憧れを抱いていると告白しました。
次回は必ずカレンを連れて帰ると誓った二人は、決行を前に夏祭りに行きます。
塔野はカレンとの思い出を語り、花城はそっと彼の手を握ります。
計画の延期
塔野が帰宅すると、父が新しい女性を「新しい母さん」と紹介し、東京に引っ越すと言います。
塔野は混乱し、涙を流しながら吐いてしまいます。
激昂する父を無視して塔野は部屋に閉じこもりました。
次の日の朝、花城から会いたいとのメールを受けた塔野は喫茶店で会います。
花城は、前のマンガを出版社に送り、編集者から今後一緒にマンガを描いていかないかと電話が来たことを明かします。
認められてうれしい反面、ウラシマトンネルに入り特別な才能を手に入れたいという気持ちで揺れる花城。
塔野は彼女の気持ちを察し、決行を延期しようと提案しました。
最終的な決意
塔野カオルは決意を固め、花城あんずからのメールを全て削除し、インコのキィを逃がします。
一方、塔野と連絡が取れなくなった花城は不安を抱き、塔野の自宅を訪ねますが、塔野の父からは「大げさにしないでほしい」と言われます。
花城は塔野の名を呼びながらウラシマトンネルに向かいます。
トンネル内に一人で入った塔野は携帯電話を捨て、奥へと進みます。
捨てる前に花城に「ウラシマトンネルは失くしたものを取り戻すだけで、特別な才能は手に入らない。だから、さよならだ」とメールを送りました。
花城はトンネルに入ることを思いとどまり、塔野への恨み言をメールで送り続けます。
塔野は半日以上歩いた末、知っている扉、自分の家に辿り着きます。
中にはカレンがおり、昔と変わらずバナナジュースを作ってくれました。
そのおぼんには塔野の携帯電話があり、花城からのメールが届きます。
最初は文句のメールでしたが、その後、高校卒業やマンガ家になったことなど数年分の近況が届きました。
大好きだ
塔野はここにいてはいけない、カレンを連れてはいけないと悟り、「カレンのそばにいたい。でも会いたい人がいる」と告白します。
カレンは笑顔で「いってらっしゃい」と言い、塔野を送り出します。
塔野は花城の名前を呼びながら走り続け、鳥居が見えるとメールを送りますが、転んで気絶します。
花城あんずはマンガ家となり、ガラケーを持ち続けていました。
連載を終え、疲れた彼女は香崎を訪れ、塔野との出会いの日を思い出して涙します。
そのとき、ガラケーに塔野から「大好きだ」とメールが届きます。
花城はホームを駆け下り、ウラシマトンネルに向かい、鳥居の近くで倒れている塔野を発見します。
エンディング
塔野が目を覚ますと、花城にひざまくらをされていました。
「あんまり遅いから迎えにきた」と言う彼女。
高校生のままの塔野と大人になった花城は初めてキスをします。
「いろいろ変わってるだろう」と心配する塔野に、花城は楽しそうに答えます。
トンネルを出た二人、花城は「やっと返せた」と言ってビニール傘を塔野に返します。
錆びた傘を開き、二人は歩き出すのでした。
映画「夏へのトンネル、さよならの出口」ラストシーンの意味と考察や感想
塔野カオルは、妹カレンを救うために自らの未来を犠牲にします。
彼の選択は深い愛と責任感を表し、家族の絆を強調しています。
カオルの行動は、他者のために自己を犠牲にすることの美しさと尊さを示しています。
ウラシマトンネルを通じて時間が変わり、過去の出来事を修正することができました。
これにより、カレンが救われ、彼女の未来が変わります。
このシーンは、時間の流れと運命の変化の可能性を示し、過去の選択が未来に与える影響を強調しています。
成長と前向きな歩み花城あんずは、塔野との経験を通じて成長し、彼との別れを乗り越えます。
彼女が線路を歩くシーンは、過去を受け入れながらも前を向いて進む決意を象徴しています。
花城の成長は、困難な状況に直面しても希望を持ち続ける力を示しています。
感想
まず、塔野カオルというキャラクターの強さと弱さが非常に印象的でした。
妹カレンを失った悲しみと、それに対する自責の念は、彼が抱える深い傷を感じさせます。
その中で、カレンを救いたいという強い思いが、彼をウラシマトンネルへと駆り立てます。
自己犠牲を厭わない彼の行動には、家族への深い愛情が表れており、その姿には胸を打たれました。
一方で、花城あんずの成長物語も感動的でした。
彼女が持つ夢と、その夢を追い求める中での葛藤がリアルに描かれており、特に塔野との出会いを通じて成長する姿が心に残りました。
特別な才能を持つことへの憧れと、それを実現するための努力が描かれたシーンは、多くの人に勇気と希望を与えるものだと感じました。
また、ウラシマトンネルという不思議な存在が物語に緊張感と神秘性を加えています。
時間と空間が交錯する中での冒険に引き込まれました。
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まとめ
今回の記事では、映画「マネキン」ネタバレを解説しました。
映画「夏へのトンネル、さよならの出口」は、2022年日本映画|不思議な噂がある通称“ウラシマトンネル”をきっかけにカオルとあんずが紡ぐ物語!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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