映画「交渉人 真下正義」は、2005年｜日本｜ユースケ・サンタマリア演じる「踊る大捜査線」の人気キャラクター、真下正義を主人公にしたサスペンス大作です。
そこで今回の記事では、映画「交渉人 真下正義」ネタバレ・あらすじ！考察や感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「交渉人 真下正義」解説
2004年12月24日、犯罪交渉人としてのキャリアをスタートさせた真下は、室井管理官から呼び出され、地下鉄をジャックした犯人との交渉に当たるよう命じられる。
彼はさまざまな情報を精査しながら犯人との交渉を進めるが、思いがけない真実が判明し…。
映画「交渉人 真下正義」ネタバレ・あらすじ
映画「交渉人 真下正義」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
クリスマスイブの事件
クリスマスイブの東京地下鉄の司令塔では、混雑によるダイヤの遅れで混乱が生じていました。
地下鉄職員の責任者である片岡は、路線図のモニターで不審な列車「クモ」を発見します。
この列車は他の車両と衝突しそうになりながら路線を動き回っていました。
一方、警視庁の交渉人である真下正義は、恋人の雪乃にプロポーズするための指輪を用意していましたが、地下鉄での事件の一報を受け、現場へ急行するように命じられます。
地下鉄での脅迫電話
地下鉄の司令塔室に「クモ」に爆弾が積まれているという脅迫電話がありました。
真下は犯人と交渉するため司令塔室に向かいましたが、地下鉄職員は真下を歓迎せず、片岡も冷たくあたります。
協力が得られないまま、真下は緊迫した状況で犯人と交渉を続けます。
交渉中、真下は犯人がプライドのある人物であると見極め、慎重に対応します。
犯人がグループで行動しており、自分たちの様子を細かに観察していることから、犯人が近くにいると推測します。
また、現場に頻繁に現れる黒のカエル便の配達が気にかかります。
秘密の線路の存在
路線図のモニターから突然「クモ」が消え、驚く真下は地下鉄職員に心当たりを尋ねますが、彼らは口を閉ざします。
しばらくして片岡が重い口を開き、「クモ」は秘密の線路へ進んだ可能性があると告げます。
この線路は政府が高官や重要人物を一般の人々とは別の経路で避難させるために作ったものです。
この線路の存在が公になると世間はパニックになるといいます。
犯人グループの狙いは、この秘密の線路の存在を世間に公表することでした。
新たな脅迫
真下は、自分の推測をもとに刑事の木島に協力を求め、黒のカエル便の事務所に乗り込みますが、すでに事務所はもぬけの殻でした。
その後、真下に「大事な人を殺す」という新たな脅迫電話がかかります。
真下は、恋人の雪乃が訪れる予定のクラシックコンサート会場に爆弾が仕掛けられたと推測し、片岡の母親もその会場にいることが判明します。
真下とSATは会場に向かい、あらゆるトラップをくぐり抜け、なんとか爆発を食い止めます。
犯人の自爆
胸をなでおろす真下でしたが、彼の携帯電話にも爆弾が仕掛けられていました。
しかし、運良くその爆弾を回避することができました。
その後、犯人グループと見られる数人が自爆したという一報が入りますが、犯人グループの組織や動機は明らかになりませんでした。
真下のプロポーズ
やっと雪乃に会えた真下は指輪を渡してプロポーズしますが、人混みで指輪をなくしてしまい、プロポーズは失敗します。
しかし、エンドロールでは二人がうまくいったことが示されます。
映画「交渉人 真下正義」ラストシーンの意味と考察や感想
「交渉人 真下正義」は、警察組織とテロリストとの対決を描きながら、社会の安全と正義のあり方を問いかける作品です。
主人公・真下正義が個人としての信念を持ちながらも、組織の一員としての役割を果たす姿勢は、現代社会における公務員やリーダーシップの在り方についての示唆を含んでいます。
また、犯人グループの存在が最後まで明確にされないことから、悪意が日常に潜んでいるという現実の恐怖を強調しています。
映画では、警察内部の複雑な人間関係や、内部での対立が描かれています。
真下が事件を解決するために奔走する中で、警察組織の内部の冷たい態度や協力の難しさが浮き彫りになります。
この点は、実際の組織運営や官僚主義の問題点を示しており、視聴者に組織のあり方について考えさせる要素となっています。
作中で描かれる秘密の線路や、犯人グループの狙いは、政府や社会の暗部を暴露しようとする意図があることを示しています。
これは、現代の情報社会における透明性とプライバシーの問題を反映しています。
映画は、公共の安全と個人の自由のバランスをどのように保つべきかという問いを投げかけています。
感想
映画「交渉人 真下正義」は、緊張感あふれるストーリー展開が魅力的でした。
地下鉄での事件がクリスマスイブに発生し、主人公の真下正義が犯人と交渉する中で、警察や地下鉄職員の複雑な人間関係や秘密が明らかになっていく過程がとてもスリリングでした。
特に、犯人グループの正体や動機が最後まで明かされないことで、物語全体にミステリアスな雰囲気が漂い、観る者の興味を引き続けました。
また、真下の恋人に対するプロポーズのシーンが事件と絡み合い、彼の人間的な一面も垣間見える点が良かったです。
最終的に犯人グループが自爆してしまい、事件の全貌が解明されないまま終わる結末には少し物足りなさを感じましたが、全体的には緊迫感と人間ドラマが融合した見ごたえのある作品でした。
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まとめ
今回の記事では、映画「交渉人 真下正義」ネタバレを解説しました。
映画「交渉人 真下正義」は、2005年｜日本｜ユースケ・サンタマリア演じる「踊る大捜査線」の人気キャラクター、真下正義を主人公にしたサスペンス大作です。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました＾＾
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