『シコふんじゃった。』は、1991年公開の日本映画で、スポーツエンターテイメントの要素を取り入れたコメディ作品です。
大学相撲部というユニークな舞台を通じて、主人公の成長と仲間たちとの絆を描いています。
監督は周防正行で、本木雅弘が主演を務め、個性豊かなキャストが物語を彩ります。
そこで今回の記事では、映画「シコふんじゃった。」ネタバレ・あらすじ!考察や感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「シコふんじゃった。」解説
一流企業への就職が決まっている主人公の山本秋平(本木雅弘)は、卒業間近の大学生活をのんびり過ごしていましたが、卒業論文の単位取得のため、顧問の教授から相撲部に入るように強制されます。
気乗りしないまま入部した秋平は、青木(竹中直人)をはじめとする個性的な仲間たちと共に、廃部寸前の相撲部を立て直すことになります。
やがて相撲の魅力に引き込まれた秋平たちは、厳しい練習や試合を通じて絆を深め、次第に勝利を目指して奮闘するようになります。
キャスト
- 本木雅弘(山本秋平)
- 竹中直人(青木富夫)
- 清水美砂(川村夏子)
- 田口浩正(田中豊作)
- 宝井誠明(山本春雄)
- ロバート・ホフマン(ジョージ・スマイリー)
- 柄本明(穴山冬吉)
映画「シコふんじゃった。」ネタバレ・あらすじ
映画「シコふんじゃった。」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
相撲部入部
一流企業に就職が決まり、卒業までの大学生活をのんびり過ごしていた山本秋平は、卒業論文の単位をもらうため、教授であり相撲部の顧問でもある穴山冬吉に呼び出されます。
授業に一度も出席していなかったため、このままでは卒業できないと告げられた秋平は、相撲部に入部し試合に出場することを条件に、単位をもらう約束を取り付けます。
秋平は、相撲に全く興味がないまま、廃部寸前の相撲部に入部することになり、残された唯一の部員である8年生の青木富夫と共に、新たな仲間を集めることになります。
初試合の惨敗
青木と秋平は、部員集めのために奔走し、見た目が力士にふさわしい田中豊作や、秋平の弟である山本春雄を入部させます。
さらに、春雄に一目惚れした間宮正子がマネージャーとして加わり、なんとかチームが結成されます。
しかし、経験もなく相撲のルールも知らないまま出場した団体戦では、相手チームに完敗。
試合に駆けつけた相撲部のOBたちは、その無惨な姿に激怒しますが、秋平は悔しさのあまり「次の試合では勝つ」と宣言してしまいます。
猛特訓
勝利を目指して猛特訓を始める秋平たち。
そこに、イギリスからの留学生ジョージ・スマイリーが現れ、相撲に興味を持ち入部を希望します。
しかし、スマイリーはまわし姿で尻を見せることに抵抗があり、タイツを着用したまままわしを着けて練習に参加することになります。
穴山教授も彼らの真剣な姿に心を打たれ、本格的な指導を始めます。
部員たちは次第に実力をつけ、穴山の故郷で特訓合宿を行うなど、チームとしての一体感を深めていきます。
スマイリーの決意
やがて迎えたリーグ戦。
順調に勝ち進むかと思いきや、タイツ姿での出場が違反となり、スマイリーが不戦敗に。
しかし、チームはなんとか決勝まで進出します。
ところが、試合中に春雄が骨折し、チームは危機に陥ります。
仲間たちの奮闘を目の当たりにしたスマイリーは、ついにタイツを脱ぎ捨て、まわし姿で試合に出場。
彼の奮闘が実を結び、ついに秋平たちはリーグ戦で優勝を果たします。
相撲への情熱
リーグ戦での優勝を機に、秋平は相撲の魅力にすっかり取り憑かれてしまいます。
卒業が間近に迫る中、秋平は自らの意志で卒業を取りやめ、相撲部に残ってこれからも相撲を続けることを決意します。
映画「シコふんじゃった。」名言集
映画『シコふんじゃった。』には、登場人物たちがユーモラスでありながらも心に響く名言が多く登場します。
以下、いくつかの重要な名言とそのシーンを紹介します。
名言1 – 穴山教授
「そこでひとつ提案がある。相撲部の試合に出てみる気はないか?」
主人公の山本秋平が、ゼミに出席していなかったことから卒業が危ぶまれますが、穴山教授は相撲部に入部し試合に出ることを条件に卒業を許可します。この言葉が秋平の人生を大きく変えるきっかけとなります。
名言2 – 青木富夫
「さあ時間一杯です。軍配が返った! 青木、立ち会い頭から突っ込んだ、小錦変わった!」
相撲部唯一の部員である青木が、一人でイメージトレーニングをしているシーン。自身の試合を実況する青木のユニークさが際立つ瞬間です。相撲への情熱が彼のキャラクターを表しています。
名言3 – 青木富夫
「ボランティアっつうのはな、なんの見返りもない奉仕活動のことを言うんだよ。」
秋平に対して相撲部員としての責任を強調する青木。この言葉は、一見軽いキャラクターの青木が真剣な一面を見せる瞬間であり、秋平に対しても部活に対する本気の姿勢を求めています。
名言4 – 青木富夫
「まわしの横からヒョイだ」
まわしを締めた際の排尿法を説明する際の言葉。このシーンは、笑いを誘うと同時に相撲部の風変わりな日常を描いています。秋平や他の新入部員が相撲の世界に少しずつ慣れていく過程を表す象徴的な瞬間です。
名言5 – 山本秋平
「だけどさ、札ビラで横っ面張り倒したみたいで、思いっ切り日本人しちゃったよな」
交換留学生のジョージ・スマイリーを金銭的なメリットで入部させた後、秋平が吐露する言葉。自分がかつて持っていた偏見や自己中心的な態度が、少しずつ相撲を通じて変わっていく過程が垣間見えるシーンです。
名言6 – 山本春雄
「やっぱり切れたのかな、エッチ。今日は誰とかな?」
秋平の弟、春雄が兄の女遊びに皮肉を込めて言う一言。この言葉には兄への嫉妬や不満が込められ、山本兄弟の関係性を際立たせるシーンです。
映画「シコふんじゃった。」考察や感想
映画『シコふんじゃった。』は、笑いと感動が絶妙に織り交ざった作品で、思わず何度も笑い、そして心が温かくなるストーリーでした。
特に良かったのは、相撲という競技が主題になっていながら、決して「強さ」や「勝利」だけに焦点を当てていない点です。
この映画では、むしろ不器用で弱い人たちが一つの目標に向かって奮闘する姿が描かれていて、観る人に親近感を与えます。
主人公の秋平は、最初は全く相撲に興味がなく、ただ卒業するために嫌々参加するだけでしたが、次第に仲間たちとの絆や相撲そのものの魅力に引き込まれていきます。
この変化がとても自然で、観ている私たちも「頑張れ!」と応援したくなる気持ちになりました。
特に、相撲部員の青木富夫はコミカルでおちゃらけているのに、一生懸命さが伝わってくるキャラクターで、彼が相撲の技について熱弁するシーンなどは微笑ましく、彼の努力を陰ながら応援する気持ちにさせられました。
また、この映画は単なるスポーツ映画ではなく、個々のキャラクターの成長がしっかりと描かれている点も魅力です。
秋平だけでなく、青木や田中、さらには川村マネージャーも、それぞれの立場で何かを乗り越えていく姿が共感を呼びます。
特に、最終的に相撲に対して真剣に向き合うようになる秋平の成長は、ただの学生生活から「自分が本当に大切にしたいもの」を見つけるまでの道のりを象徴しているように思います。
そして、コメディ部分も絶妙で、特に一人相撲をしている青木のシーンや、田中が緊張して手足が揃ってしまうシーンは笑いが止まりませんでした。
だけど、その笑いの中にも、彼らの真剣な努力が垣間見えて、最後にはしっかりと感動させられるという、絶妙なバランスが良かったです。
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まとめ
今回の記事では、映画「シコふんじゃった。」ネタバレを解説しました。
映画「シコふんじゃった。」は、相撲という競技を通じて、主人公たちの成長や友情を描き、スポーツの持つ力や価値を観客に伝えます。
また、コミカルなキャラクターとシリアスなテーマが見事にバランスを取っており、幅広い層に楽しめる作品となっています。
相撲というテーマを扱いながらも、国籍や文化の違いを超えた普遍的なテーマが盛り込まれており、国際的な視点からも評価されています。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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