映画「ランボー　ラスト・ブラッド」ネタバレ・あらすじ！ラストシーンの意味考察と映画の感想

2024年10月25日

「ランボー　ラスト・ブラッド」は、天涯孤独だったランボーが初めて手にした“家族”を守り抜くため、その衰えた体を変わらぬ熱い魂と戦闘技術でカバーしながら戦う“今”のランボーのリアルな姿が胸を打つ。

全世界が憧れ続けたアクションヒーロー“ランボー”の原点回帰にして最終章！

そこで今回の記事では、映画「ランボー　ラスト・ブラッド」ネタバレ・あらすじ！考察や感想を紹介します。

それでは最後までお読みください(^▽^)/

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映画「ランボー　ラスト・ブラッド」解説

世界各地で戦いに身を投じてきたジョン・ランボーは、故郷・アリゾナで牧場を営みながら古くからの友人・マリアとその孫娘・ガブリエラと、“家族”として平穏に暮らしていた。

ところが、ガブリエラがメキシコで人身売買カルテルに拉致されてしまい…。

公開年：2019年
監督：エイドリアン・グランバーグ
出演者：
- シルヴェスター・スタローン（ジョン・ランボー）
- パス・ベガ（カルメン・デルガド）
- アドリアナ・バラッザ（マリア・ベルトラン）
- イヴェット・モンリール（ガブリエル）
- セルヒオ・ペリス＝メンチェータ（ヒューゴ・マルティネス）
- オスカル・ハエナーダ（ビクトル・マルティネス）
- ホアキン・コシオ（ドン・マヌエル）
- フェネッサ・ピネダ（ギゼル）

映画「ランボー　ラスト・ブラッド」ネタバレ・あらすじ

映画「ランボー　ラスト・ブラッド」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

起

ジョン・ランボーは、ベトナム戦争から帰還後、アリゾナ州ボウイの牧場で平穏な生活を送っています。彼は友人のマリアとその孫娘ガブリエルと一緒に暮らし、かつての戦友を救えなかった過去に苦しみつつも、牧場での生活に充実感を見出しています。ガブリエルがメキシコにいる実父マヌエルに会いたいと考えたことから物語が動き出します。

承

ガブリエルはメキシコに向かい、マヌエルに冷たく追い返されます。その後、悪友ギゼルに誘われたクラブで人身売買組織に誘拐されてしまいます。ランボーはガブリエルを救うためにメキシコへ向かい、彼女の居場所を探し始めます。

転

ランボーはマヌエルやギゼルに接触し、ガブリエルが誘拐されたことを知りますが、組織の者たちに重傷を負わされます。カルメンに助けられたランボーは、ガブリエルを救うために再び立ち上がりますが、彼女は麻薬漬けにされて売春宿に売られてしまいます。

結

ガブリエルを救い出したものの、彼女は麻薬の影響で命を落としてしまいます。悲しみに暮れたランボーは、復讐を決意し、マルティネス兄弟に対する激しい戦いを繰り広げます。数々のトラップを仕掛けた牧場で、組織の者たちを次々と討ち果たし、最後にヒューゴを倒します。

映画「ランボー　ラスト・ブラッド」ラストシーンの意味

ランボーは過去の戦争や喪失を抱えながら生きています。

ラストシーンでは、彼がその傷を受け入れ、過去の痛みを胸に抱えつつも前へ進む姿が描かれています。

これは、戦争の影響から逃れられない兵士たちの心情を象徴しています。

ガブリエルとの関係が、彼にとっての家族の重要性を強調します。

ランボーは初めて“家族”を感じた相手を失い、その悲しみが彼を再び戦いへと駆り立てる要因となります。

このことは、愛する人を失ったことがどれほどの痛みであるかを示しています。

ランボーの言葉には、彼が戦士としての運命を受け入れていることが表れています。

彼は、自身の戦いが終わったわけではなく、戦い続けることが彼の使命であると理解しています。

この点は、戦争の影響が人間の心にどれほど深く刻まれるかを示しています。

ラストシーンで馬に乗って去る姿は、戦いからの解放や新たな旅立ちの象徴とも解釈できます。

ランボーは過去を振り返りつつも、未来に向けて動き出すことで、希望や再生の可能性を示唆しています。

映画「ランボー　ラスト・ブラッド」感想

映画「ランボー　ラスト・ブラッド」は、シリーズの中でも特に感情的な深みとハードなアクションが融合した作品で、多くの視聴者に強い印象を残しました。迫力ある戦闘シーンが展開され、特に後半のアクションは緊張感があり、観客を引き込みます。トンネルに仕掛けられた罠や即興の武器を使った戦術は、ランボーの戦士としてのスキルを存分に発揮しています。

単なるアクション映画ではなく、愛や喪失といったテーマが強調されており、ランボーとガブリエルの絆、彼女の死に対する彼の悲しみは、観客に強い感情を呼び起こします。ランボーが家族を失った痛みを抱えつつも、再び戦う決意を固める姿には共感を覚えました。

今作では、過去の戦争のトラウマや孤独感が強く描かれており、彼のキャラクターがより人間味を増しています。特に、家族の存在が彼に与えた影響や、失ったものの大きさを痛感する様子が印象的です。

この作品は、戦争がもたらす影響や、帰還兵の苦悩に焦点を当てています。ランボーの行動は復讐心からだけでなく、愛する人を守りたいという思いから来ていることが伝わり、観客に考えさせる要素があります。

アクション映画としての迫力と深い人間ドラマが描かれた作品です。シリーズのファンにとっては感慨深い結末を迎え、ランボーの最後の戦いを目撃できる貴重な機会でもありました。心に残るテーマやキャラクターの成長を感じさせる一方で、アクションシーンの迫力も楽しめるため、視聴後に強い余韻を残す作品だと思います。