映画「バットマン リターンズ」は、ボブ・ケイン原作、DCコミックスを代表するヒーロー・バットマンの映画化第2弾!
シリーズの悪役史に残ると言われるペンギン、そして妖艶なキャットウーマンらを新たに迎え、前作同様ティム・バートン監督による不朽のダークワールドを堪能できます。
そこで今回の記事では、映画「バットマン リターンズ」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの意味と続編に繋がる伏線を考察していきます。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「バットマン リターンズ」解説
クリスマス間近、怪人・ペンギンは野心を燃やす実業家のマックス・シュレックと協力してゴッサム・シティを支配しようとしていた。
これを知ったバットマンは、この野望を阻止すべく立ち上がる。
だが、さらにキャットウーマンと名乗る敵が新たに現れる。
キャスト
- バットマン/ブルース・ウェイン:マイケル・キートン
- ペンギン/オズワルド・コブルポット:ダニー・デヴィート
- キャットウーマン/セリーナ・カイル:ミシェル・ファイファー
- マックス・シュレック:クリストファー・ウォーケン
- アルフレッド・ペニーワース:マイケル・ガフ
- ゴードン市警本部長:パット・ヒングル
- 市長:マイケル・マーフィ
- オルガン師:ヴィンセント・スキャヴェリ
- アイス・プリンセス:クリスティ・コナウェイ
- コブルポット卿:ポール・ルーベンス
- チャールズ・シュレック:アンドリュー・ブリニアースキー
スタッフ
- 監督:ティム・バートン
- 音楽:ダニー・エルフマン
- 脚本:ダニエル・ウォーターズ
映画「バットマン リターンズ」ネタバレ・あらすじ
映画「バットマン リターンズ」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
33年後
コブルポット夫妻が赤ん坊のペンギンを川に捨てたシーンからスタートし、その後、33年後の現代へと物語が移ります。
現代のゴッサム・シティはクリスマスの季節を迎え、マックス・シュレックの原子力発電所建設計画が進行中です。
セリーナ・カイルの失言が物語の流れを変え、サーカスギャング団がクリスマスイベントを襲撃し、混乱が生じます。
このシーンでは、バットマンが街の守護者としての役割を果たすことが示唆されています。
地下の暮らし
セリーナは疲れ果てて家に戻りました。
愚痴をこぼしながら、唯一頼りにしている黒猫にミルクを与えました。
寝る前に留守電を確認し、未処理の仕事を思い出し、急いで会社に戻りました。
倒れたセリーナに猫が寄り添い、周囲の野良猫が集まりました。
その力によってセリーナは蘇り、家に戻って狂ったように振る舞い始めました。
服を改造し、黒猫のようなスーツを作りました。
市長の子供が誘拐
市長の子供が誘拐され、ペンギンが助けたかのように見せかけました。
ブルースはペンギンを調査し、ペンギンも両親の墓参りを行いました。
セリーナは「キャットウーマン」として登場し、女性を助けました。
ブルースはマックスの会社に侵入し、原発の建設に反対する立場を表明しました。
そこに突然現れたセリーナは、マックスに驚かれました。
彼女はブルースとの過去の出来事を忘れていると告げます。
セリーナの変わった態度にブルースも戸惑います。
マックスはセリーナを利用してブルースを監視させることを命じます。
デパートに爆弾を仕掛け
マックスはペンギンを操り、ゴッサムの市長選に介入しようとします。
しかし、ペンギンは暴動を引き起こし、バットマンによって阻止されます。
同時に、キャットウーマンはマックスのデパートに爆弾を仕掛けます。
バットマンとペンギンは激しい戦いを繰り広げます。
一方、ペンギンは市民を扇動し、ブルースとセリーナはそれぞれの正体を隠しながら協力します。
バットマンは氷の女王を助けようとするが、キャットウーマンに阻まれます。
最終的に、ペンギンは市民に見限られ、マックスも彼を見捨てます。
復讐心
追い詰められたペンギンは、下水道のアジトに戻り、自らが怪物として扱われることに憤りを覚えました。
彼は復讐心に燃え、自分と同じ境遇にある子供たちに苦痛を与えることを決意し、部下たちに街の子供たちを拉致して下水道に連れ去るよう命じました。
一方、バットケイヴでバットモービルを修理していたブルースは、マックスが主催する仮装パーティーへの招待状を受け取ります。
セリーナも出席するという情報を得たブルースは、会場に忍び込み、セリーナとダンスを楽しむことになりました。
しかし、セリーナがマックスを倒すために拳銃を携えていることを知り、ブルースは警戒心を抱きました。
その時、会場に爆発が起こり、ペンギンが出現しました。
ペンギンは部下が子供たちをさらっていることを告げ、マックスの息子であるチップを攫おうとします。
マックスは自分を犠牲にしてチップを守ることを決意し、ペンギンに連れ去られていきました。
ペンギン軍団
ペンギンはマックスを幽閉し、子供たちを彼の企業が排水路に沈めると脅しました。
一方、サーカス団が子供たちをさらおうとしていましたが、バットマンによって阻止されました。
ペンギンは作戦の失敗に激怒し、最後の手段としてミサイルを搭載したペンギン軍団をゴッサムの中心地である“ゴッサムプラザ”に向かわせました。
しかし、バットマンはバットウィングを駆り、ゴッサムプラザでペンギン軍団が集結するのを待ち、バットケイヴのアルフレッドに妨害電波を発射させました。
ペンギン軍団は逃げる途中で、バットマンによって捕まり、ミサイル攻撃を受けました。
マックスは混乱に乗じて逃げようとしましたが、そこに現れたキャットウーマンに襲われました。
感電死
バットマンはマックスを警察に引き渡して法の下で裁かせようとしましたが、キャットウーマンは「私たちには法は関係ない」と言いながら、マックスを殺そうとしました。
既にキャットウーマンの正体がセリーナであることを悟ったバットマンは、自らの素顔をさらけ出しましたが、セリーナはその説得を拒みました。
マックスは持ち歩いていた拳銃で二人に向けて発砲し、セリーナに数発の銃弾を浴びせました。
しかし、セリーナは執念で立ち上がり、マックスに隠し持っていたスタンガンを突き刺し、マックスを発電装置に押し付けて感電死させました。
その結果、アジトは大爆発を起こし、セリーナは爆発の中に消えました。
ペンギンは負傷しながらもバットマンを倒そうとしましたが、最終的には倒れて息絶えました。
ペンギンの遺体
ペンギンの遺体は彼が愛していたペンギンたちによって下水の奥深くに水葬されました。
クリスマスが近づくゴッサム・シティ。ブルースはアルフレッドが運転する車で街を走っていました。
その時、ブルースはキャットウーマンの姿を見かけ、車を停めて彼女を観察していると、足元に1匹の黒猫が近づいてきました。
黒猫を抱きしめながら車に戻り、家路につきます。
そして、夜空にはバットマンを求めるバットシグナルが浮かび上がり、街のどこかでキャットウーマンがそのシグナルを見つめていました。
映画「バットマン リターンズ」ラストシーンの意味と続編に繋がる伏線を考察
ストシーンでは、ブルース・ウェインが黒猫を抱えながらバットシグナルを見上げています。
同時に、キャットウーマンの姿も描かれており、これは彼女がまだ生きていることを示唆しています。
これは続編におけるキャットウーマンの復活や、バットマンとの関係の発展を期待させます。
キャットウーマンは、この映画でブルース・ウェイン/バットマンとの複雑な関係を持ち、彼女の登場は物語に深い影響を与えました。
彼女の登場は、バットマンの孤独や内面の葛藤を浮き彫りにし、彼の正義の使命と個人的な欲望の間の狭間で揺れ動く姿を示しました。
ブルースが黒猫を抱えながら登場するシーンは、キャットウーマンとの結びつきを示すだけでなく、過去のトラウマや孤独感との闘いを暗示しています。
黒猫は不吉なイメージも持ちますが、同時に幸運の象徴でもあります。
このシーンは、ブルースの内面の葛藤や成長を象徴的に描写しています。
感想
映画「バットマン リターンズ」は、ダークで重厚な雰囲気と複雑なキャラクター描写が特徴的な作品でした。
まず、登場人物たちの心理描写が非常に深く、それぞれが内面的な葛藤や欲望を抱えながら物語が進行していく様子が鮮やかに描かれていました。
特に、バットマンやキャットウーマンの孤独や闇との闘いが印象的でした。
また、映像面でも圧倒されるほどの演出がありました。
ティム・バートン監督らしいゴシックな世界観が随所に表れ、それが物語の雰囲気を一層深めていました。
特に、ゴッサム・シティの暗く陰鬱な雰囲気やペンギンのアジトなどのデザインは、観る者に強い印象を残しました。
物語自体も非常に緻密で、怒りや復讐、孤独といったテーマが巧みに織り交ぜられていました。
バットマンとキャットウーマンの関係や、ペンギンの過去など、キャラクターたちの背景や心情が複雑に絡み合い、見どころの多い作品でした。
ただ、一方で暗く重いテーマが多いため、一気に鑑賞すると少し重苦しいかもしれません。
しかし、その分、物語に深みがあり、考えさせられる要素も多く、何度も観返したくなる魅力がありました。
全体として、「バットマン リターンズ」は、キャラクターの複雑な心理描写と、ダークで幻想的な世界観が見事に融合した作品であり、深い感銘を与えてくれました。
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まとめ
今回の記事では、映画「バットマン リターンズ」ネタバレを解説しました。
映画「バットマン リターンズ」は、ボブ・ケイン原作、DCコミックスを代表するヒーロー・バットマンの映画化第2弾!
シリーズの悪役史に残ると言われるペンギン、そして妖艶なキャットウーマンらを新たに迎え、前作同様ティム・バートン監督による不朽のダークワールドを堪能できます。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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