映画「釣りバカ日誌」ネタバレ・あらすじ！ラストシーンの意味考察と映画の感想

2024年10月18日

『釣りバカ日誌』は、作・やまさき十三、画・北見けんいちの漫画を、西田敏行＆三國連太郎共演で映画化。

ハマちゃん＆スーさんコンビがドタバタを繰り広げる国民的コメディシリーズ第1弾

そこで今回の記事では、映画「釣りバカ日誌」ネタバレ・あらすじ！考察や感想を紹介します。

それでは最後までお読みください(^▽^)/

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映画「釣りバカ日誌」解説

鈴木建設四国支社高松営業所に勤める浜崎伝助は、釣りが大好きな“釣りバカ”。

本社人事のミスで東京本社に配属されることになった彼は、会社近くの食堂で出会った男性を釣りに誘う。

その日以来交流が始まるが、実は彼は鈴木建設の社長・鈴木一之助だった。

タイトル: 釣りバカ日誌
公開年: 1988年
監督: 栗山富夫
キャスト:
- 西田敏行（浜崎伝助）
- 三國連太郎（鈴木一之肋）
- 石田えり（浜崎みち子）
- 山瀬まみ（久美子）
- 谷啓（佐々木和男）

映画「釣りバカ日誌」ネタバレ・あらすじ

映画「釣りバカ日誌」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

始まり

物語は、香川県高松市の鈴木建設の平社員・浜崎伝助（通称ハマちゃん、西田敏行）が、釣りを何よりも愛する男です。

彼は、家族と釣りの時間を大切にし、仕事にはあまり興味を示さない万年平社員です。

ある日、ハマちゃんは、出勤前に海で50cmの黒鯛を釣り上げ、その魚を愛妻・美智子（石田えり）に見せてキスを交わしてから出社します。しかし、遅刻してしまい、所長から東京本社への転勤を告げられます。ハマちゃんは不満を抱きつつも、妻の美智子に励まされ、東京に行くことになります。

東京に着いたハマちゃんは、狭い部屋にガッカリしますが、窓から見える海を見て少し安心します。ここからハマちゃんの新生活が始まります。

友情の始まり

東京本社では、ハマちゃんが遅刻したり、おかしな行動をしたりする中、社長の鈴木一之助（通称スーさん、三國連太郎）と出会います。ハマちゃんは、スーさんが釣り好きであることを知り、彼に釣りを教えようとします。初めは釣りに興味がない様子のスーさんですが、ハマちゃんとの交流を通じて釣りの楽しさを感じ始めます。

ハマちゃんとスーさんは次第に友情を深め、釣りの師弟関係を築いていきます。会社でのハマちゃんの自由すぎる態度に佐々木課長はイライラし、ハマちゃんを叱責しますが、ハマちゃんは反省せず、相変わらず釣りを楽しみます。

友情の試練

ある日、スーさんは家族からのプレッシャーを受けて落ち込みます。彼の娘が離婚を考えていることが原因です。スーさんはハマちゃんとの釣りを通じて心の支えを見つけ、ハマちゃんの妻・美智子と一緒に過ごすことにします。スーさんが美智子に感謝の気持ちを伝えるシーンもあり、二人の絆は深まります。

しかし、ハマちゃんは仕事をおろそかにしているため、社内では彼に対する評価が低下し、鈴木社長は人事部に確認をします。そこで、ハマちゃんの評価が低いことを知ったスーさんは驚き、ハマちゃんを守るために何かアクションを起こそうと決意します。

友情の結実

最終的に、ハマちゃんはスーさんの助けで会社での評価を上げることに成功します。また、スーさんも釣りを通じて心の余裕を取り戻し、家族との関係も改善されていきます。ハマちゃんはスーさんに「釣りをすることで人生が豊かになる」と教え、二人の友情は一層深まります。

映画のラストでは、ハマちゃんが釣り船から降りた際、スーさんから頼みごとをされ、二人で新たな釣りの計画を立てる姿が描かれます。友情の大切さと、釣りを通じて築かれた絆が強調され、映画はハッピーエンドで締めくくられます。

映画「釣りバカ日誌」ラストシーンの意味

ハマちゃんとスーさんは、仕事や家庭の問題を抱えながらも、釣りを通じてお互いを支え合ってきました。ラストシーンでは、彼らが再び一緒に釣りに出かけることで、友情が強化される様子が強調されます。

釣りをすることで、ハマちゃんは日常生活の中での小さな幸せを見つけることができました。このラストシーンは、どんなに忙しい日々でも、好きなことを楽しむ時間が人生を豊かにすることを伝えています。

ハマちゃんとスーさんは、それぞれの問題を乗り越え、成長しました。最後の釣りの計画を立てるシーンは、未来への希望を示しており、これからも友情を大切にしながら新たな冒険が待っていることを暗示しています。

映画「釣りバカ日誌」感想

ほんのり笑えて、心が温まる素敵な作品でした。主役の浜崎伝助（通称ハマちゃん）と鈴木一之助（スーさん）のコンビは、見ていてとても愛らしく、彼らの友情が物語の中心になっています。

この映画の魅力は、特別な事件が起こるわけではないのに、日常の中に幸せを見つける姿勢が描かれているところです。釣りをすることで、ハマちゃんはストレスから解放され、リラックスした時間を楽しんでいます。釣りの合間に繰り広げられる彼らのやり取りは、心が和む瞬間がたくさんあり、観ていると自然と笑顔になります。

ハマちゃんとスーさんの友情は、映画の大きなテーマです。お互いに支え合い、時には冗談を言い合いながら、共に成長していく姿は、本当に素敵です。どんなに忙しい日々でも、大切な人との時間を楽しむことが、人生を豊かにしてくれるというメッセージが伝わってきます。

「釣りバカ日誌」を観ると、なんだかほっこりした気持ちになれます。コメディ要素もたくさんあるけれど、単なる笑いだけでなく、友情や人生の大切さを再確認させてくれる作品です。釣りを通じて見つけた小さな幸せに、共感を覚える方も多いのではないでしょうか。