河合悠祐(かわい ゆうすけ、1981年2月22日生まれ)は、日本の政治家であり、実業家です。彼は前埼玉県草加市議会議員(1期)を務めた経験があります。
河合悠祐のプロフィール
河合悠祐は京都府京都市北区出身です。京都市立紫野高等学校を経て、京都大学総合人間学部を卒業しました。大学時代には地方議員のインターンシップも経験し、政治への関心を深めました。
職歴と起業
大学卒業後、IT企業に勤務した後、独立して人材派遣や婚活イベントの運営を手掛ける会社を経営しました。また、ワタナベコメディスクールを卒業し、ワタナベエンターテインメント所属のお笑いコンビ「右肩上がり」としても活動していました。
政治活動の始まり
2021年の千葉県知事選挙に「千葉県全体を夢と魔法の国にする党」の党首として出馬し、奇抜な政見放送で注目を集めました。この選挙を皮切りに、東京都議会議員選挙や第49回衆議院議員選挙など、複数の選挙に出馬しました。
草加市議会議員として
2022年10月23日の草加市議会議員選挙に「河合ゆうすけと草加の地域再生を実現する党」所属として立候補し、初当選を果たしました。議会ではジョーカーのメイクをして登場し、注目を集めましたが、議会事務局からメイクを落とすように指示される一幕もありました。
東京都知事選挙への立候補
2024年6月、東京都知事選挙への立候補を表明し、同月20日に立候補を届け出ました。これにより草加市議会議員を退職(自動失職)しました。
主な選挙活動
千葉県知事選挙(2021年)
- 公約:
- 千葉県全体をディズニーランドにする
- 九十九里浜を外房までディズニーシーにする
- 千葉の海を「シー」と呼ぶ
- ディズニースカイの開業支援
東京都議会議員選挙(2021年)
- 公約:
- 少子化対策として婚姻率を上げる
- LGBTなどの差別を解消する
- 動物殺処分制度を廃止する
第49回衆議院議員選挙(2021年)
- 公約:
- 少子化対策
- NHKのスクランブル化
第26回参議院議員選挙(2022年)
- 公約:
- NHKのスクランブル化
- 経済政策の推進(量的緩和、公共事業の増加)
草加市議会議員選挙(2022年)
- 公約:
- 草加市の地域再生
- 地場産業の積極的PR
- 学校給食の完全無料化
- 医療費の無料化
人物
影響を受けた作品は三国志、尊敬する人物は辰吉丈一郎。AbemaNewsなどで憲法に基づく政治的表現の自由を強調し、知的な一面も見せています。
東京都知事選挙における河合悠祐氏の立候補と選挙ポスターの議論
表現の自由や言論の自由
自由という言葉の意味を履き違えれば
自由は凶器にも狂気にもなる。自由とはモラルがあってこそ
裸選挙ポスターやセクシーポスターを
見る人たちがどう思うか?
そこを考えられない人に
自由を与えるのは本当に危険だぜそもそも都知事選を自分を売り込む
広告に使うなよ。 pic.twitter.com/3HAcbARnF4— 田中修一 (@tanaka052023) June 20, 2024
2024年7月7日に投開票が予定されている東京都知事選挙が20日に告示され、元埼玉・草加市議会議員で「ジョーカー議員と投票率を上げる会」党首の河合悠祐氏が立候補しました。河合氏は選挙ポスターの内容を巡って賛否両論を巻き起こしています。
河合悠祐氏の主張と行動
河合氏はジョーカーやマスクのペイントをした顔写真の掲載を巡り、以前から化粧に関する論争を引き起こしていました。今回の都知事選挙ではさらに大胆な行動に出ました。
- 主張:
- 「若者の投票率を上げるより、高齢者の投票率を下げる。65歳以上の選挙権を剥奪しよう」
- 「奥多摩を大都会に」
- 「男性の化粧が認められる社会へ。男性用パウダールームの設置を」
- ポスター内容:
- 約300種類のポスターを制作
- 「表現の自由への規制はやめろ」と主張するポスター
- アイドルの桜井MIUが胸や局部を隠した露出度の高いポスターを掲載
反応と議論
このポスターには賛否両論が巻き起こり、特にネット上での反応が大きかったです。
- ひろゆき氏の反応:
- 元2ちゃんねる管理人のひろゆき氏は「『子供が見る』という視点が全くないのか、頭が悪いのか、どちらなのでしょうか?これが合法なんて世も末ですね」とX(旧Twitter)に投稿。
- 河合氏の反論: 「『子供に見てほしい』という視点で行っています。性的な表現はなんら隠すような醜悪なものではなく、美しいものであると考えているためです」と返答。
- 自身の学歴に言及: 「頭は良いです。中央大学より偏差値の高い京都大学卒です」と付け加えました。
- 滝沢ガレソ氏の反応:
- Xに「ジョーカーのコスプレでお馴染みの泡沫候補 河井ゆうすけ さん、都知事選ポスターに謎の露出ギャルを採用 泡沫候補らしいあぶなめの角度から表現の自由を訴える」と投稿。
- モザイク解禁すべきか否かのアンケートを実施。
まとめ
河合悠祐氏の東京都知事選挙への立候補とその選挙ポスターは、大きな議論を引き起こしています。彼の独特なアプローチと大胆な主張は、賛同者と反対者の両方から強い反応を受けています。選挙結果とともに、この議論が今後どのように展開するか注目されます。
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