映画「放課後戦記」は、2018年日本映画｜『リアルアカウント』のオクショウ原案による人気舞台を映画化。
総勢40人のネクストブレイクガールズが繰り広げる究極のサバイバルゲームです。
そこで今回の記事では、映画「放課後戦記」ネタバレ・あらすじ！考察と感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「放課後戦記」解説
ある日の放課後、門脇瀬名はハンカチを返すため屋上で憑対弓立を待っている間に居眠りをしてしまう。
目を覚ますと、彼女は暗くなった学校に閉じ込められていた。
外部からシャットアウトされた校内で、瀬名の目に映ったのは手を切断されて苦しむ女の子だった。
キャスト
- 門脇瀬名：市川美織
- 護華養子：秋月成美
- 憑対弓立：りりか
- 配諏野支檻：小宮有紗
- 宝示戸顕乃：遠藤新菜
- 撃摘政兎：青島心
- 求邑知歌：窪田美沙
- 自尊慈律子：井上美那
- 親河和枝：大野未来
- 闘鷹争：小泉萌香
- 都解未明：片岡沙耶
- 大溝成美：新田祐里子
- 花序敷沙秩：加藤美紅
- 新得姑獲鳥：野々宮ミカ
スタッフ
- 監督：土田準平
- 音楽：小河原周作
- 脚本：桃原秀寿、土田準平
映画「放課後戦記」ネタバレ・あらすじ
映画「放課後戦記」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
殺し合いの開始
瀬名は女子高の屋上で弓立がいじめられているのを見かけ、いじめが終わった後に弓立に声をかけ、ハンカチを渡しました。
弓立は鼻血が出ていることを教え、「そのハンカチ返してね」と言って教室に戻りました。
放課後、瀬名はハンカチを返すために屋上で待っていましたが、うっかり寝てしまい、目が覚めると夜になっていました。
校舎が施錠されて外に出られなくなった瀬名は、手首を切断された生徒を発見しました。
何者かに襲われる予感を感じ、体育館の倉庫に逃げ込みました。
あと11人
翌朝、「あと3日」というテロップが表示される中、沙秩が金属バットで襲いかかってきました。
沙秩は「殺さないと殺される」と言い、瀬名を襲おうとしましたが、華養子が沙秩を金属バットで殴り、瀬名を助けました。
その後、沙秩は銃で殺されました。周囲では生徒たちの殺し合いが始まり、華養子と共に一軒の家に避難します。
家の中には複数の生徒がいて、「あと11人」という放送が流れました。
あと2日
「あと2日」のテロップが表示された後、リーダー格の和枝が「ここに居ても死ぬだけだから、夜になったら学校へ行こう」と提案しました。
皆が賛成する中、闘鷹だけが反対しました。
瀬名の元にやって来た闘鷹は、無理やりレズ行為をしようとしましたが、他のメンバーに見つかり、闘鷹は拘束されました。
夜になり、メンバーは3つのグループに分かれて学校内を調べました。
放送室に入った未明は生徒会長を発見しました。
一方、見張りをしていた瀬名と知歌はバットを持った生徒に襲われ、ウサギのお面をかぶった生徒が日本刀で助けに来ました。
瀬名は逃げる足手まといの知歌を包丁で殺し、ウサギの面の生徒はバットの生徒を殺しました。
残り9人
「残り9人」の放送が流れ、瀬名は華養子と川辺に逃げましたが、華養子がいなくなると、闘鷹が包丁を持って現れました。
闘鷹は瀬名を好きだと言いながらも、顕乃が現れ、キスをしながら闘鷹の舌を噛み切って殺しました。
顕乃は瀬名を殺そうとしましたが、ウサギの面の生徒（弓立）が顕乃を切り殺しました。
弓立は瀬名に「君はもう死んでいるんだ、皆を殺してあの人に会いに行こう」と言いました。
あと1日
「あと1日」のテロップが表示された後、瀬名は弓立からウサギの面と日本刀を受け取り、学校に戻って和枝を殺しました。
和枝の仇として律子も襲い、殺害し、残りの生存者は5人になりました。
瀬名の脳裏には、自分の書いた絵本を読み聞かせる親友の姿が浮かびました。
瀬名は親友にキスを迫りますが、断られました。
屋上に行くと、未明が「瀬名に殺されるくらいなら死ぬ」と言い残して自殺しました。
残り4人
残り4人となり、瀬名は自分の父親が娘の病気を心配して医師と話すシーンが浮かびました。
瀬名は人格障害に悩まされており、弓立に「病気は治ったよ」と話しかけた際、包丁を持っているのを見た弓立は逃げました。
瀬名はその後、自殺を図るため手首を包丁で切りました。
しかし、瀬名は弓立のために綺麗な姿で戻ってくる決意をし、別の世界で戦うことを決めました。
弓立のために全員を殺したことが間違いだったと気づいた瀬名は、弓立を日本刀で刺しました。
そこに華養子が現れ、「もう闘わなくていいんだよ、逃げよう」と言って瀬名を抱きしめました。
最終日
瀬名は包丁を持って華養子と川辺にいました。
華養子は瀬名に「私を殺して」と頼みましたが、瀬名は謝罪し心を開いて話しました。
安心した華養子はその場に倒れました。
その後、生徒会長が現れ、「瀬名はよく頑張った」と褒め、瀬名の人格障害について説明し、残りの人格が二つであることを告げて土手に向かって歩きましたが、振り向いた際に射殺されました。
結末
瀬名は最後の一人に会うため屋上に向かいました。
そこには弓立がいました。
瀬名は弓立を「瀬名」と呼び、抱き合った後、「早く目を覚まして！」と叫びながら日本刀で自分の首を切りました。
意識を失っていた瀬名が目を覚ますと、病院のベッドにいました。
顔は弓立のもので、手首は治療されていました。
本当の瀬名は弓立で、頭の中で瀬名を演じていたのは瀬名の親友だったのです。
最終的に二人は元の親友として再会しました。
映画「放課後戦記」考察と感想
「放課後戦記」は、高校生たちが生き残りをかけて戦うサバイバルドラマです。
主人公の瀬名が、いじめや人間関係の葛藤を背景に、極限状態で生き延びるための決断を迫られる様子が描かれます。
物語は、校舎内での閉じ込められた状況下で、次々と生徒たちが殺し合うというショッキングな展開を持っています。
瀬名は物語の中心で、いじめを受けている弓立を助けるところから始まります。
物語が進むにつれて、彼女は自らも殺し合いに巻き込まれ、自身の生存をかけた戦いを繰り広げます。
彼女の心理は、友人を守るための正義感から、自己防衛のための残酷な選択へと変化していきます。
特に、親友を失う恐怖や、自分が既に死んでいるという錯覚に苦しむ様子が描かれ、瀬名の内面の葛藤が浮き彫りにされています。
弓立や華養子、生徒会長などのキャラクターは、瀬名の成長や心理状態を映し出す鏡として機能しています。
弓立は瀬名にとって守るべき存在であり、彼女の行動の動機となっています。
華養子は、瀬名に助けを求める一方で、彼女の人間性を試す役割を果たします。
感想
「放課後戦記」は、サバイバル要素と心理ドラマを融合させた作品で、観ていて非常に引き込まれました。
主人公の瀬名がいじめを受けている弓立を助けるシーンから始まり、次第に自らも極限状況に巻き込まれる様子が描かれています。
特に、瀬名の心の変化や葛藤がリアルに描かれており、彼女の成長を追うことがとても興味深かったです。
物語の中で、瀬名が他者を守るために殺人を犯さなければならないというシーンがいくつかありました。
生き延びるためにどこまで倫理観を捨てることができるのか、という問いかけが心に残りました。
また、瀬名と弓立、華養子などのキャラクターとの関係が複雑で、各キャラクターが瀬名の行動や選択にどのような影響を与えるのかが興味深かったです。
最も衝撃的だったのは、瀬名が実は弓立であり、彼女の人格が分裂していたという真実が明かされる結末でした。
この展開により、物語全体の見方が一変し、再度振り返って見ることで新たな発見がありました。
結局、瀬名（弓立）は自己認識を取り戻し、親友と再会するという結末は、心温まるものでした。
彼女が過去のトラウマや葛藤を乗り越えて新たな自分として再生する姿に感動しました。
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まとめ
今回の記事では、映画「放課後戦記」ネタバレを解説しました。
映画「放課後戦記」は、2018年日本映画｜『リアルアカウント』のオクショウ原案による人気舞台を映画化。
総勢40人のネクストブレイクガールズが繰り広げる究極のサバイバルゲームです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました＾＾
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