映画「バジーノイズ」のあらすじや原作のネタバレ、考察などを紹介

映画「バジーノイズ」のあらすじや原作のネタバレ、考察などを紹介

「バジーノイズ」は、DTM(デスクトップミュージック)をテーマにした新しい音楽映画で、その独自の世界観とストーリーが注目を集めています。

「バジーノイズ」の原作は、同名の漫画で週刊ビッグコミックスピリッツで連載されました。

 

登場人物の心理描写のリアルさや、DTMをテーマにした独自の音楽表現が、多くの読者から高い評価を得ています。

5月3日に全国の劇場で上映され、2月16日から特別ステッカー付きのムビチケ前売券が販売されています。

本記事では、バジーノイズのあらすじや原作のネタバレ、考察を通じて皆さんと一緒に楽しめるようにしたいと思います。

 

目次

「バジーノイズ」はどんなストーリー?

この作品は、夢や目標に向かう情熱に満ちた作品ではなく、バンドマンのリアルな現実や、内向的な主人公の変化を中心に描かれています。

ライブハウスでは一定の人気はあるものの、メジャーデビューとは程遠く、年齢も重ねてきて将来への不安が募る中で、バンドの将来性や現状の維持に対する不安が描かれています。

陰鬱な雰囲気が漂う音楽業界の中で、初心を忘れたバンドメンバーが岐路に立つ瞬間や、成功を求める声が届かない中での葛藤が描かれています。

自己中心的でメンヘラ気質のヒロインが、SNSに投稿した主人公の音楽がバズることで、主人公の心境に変化が生まれる様子が描かれています。

夢を叶えるためのチャンスが訪れたが、それに対する葛藤やドライな決断が求められるなど、成功への道は容易ではないことが描かれています。

バンド解散の理由や方向性の違いが浮き彫りにされ、その現実に対する寂しさが感じられます。

夢を追い求める一方で、夢を諦めざるを得ない人々の存在も描かれ、現実を直視する苦しみが表現されています。

 

「バジーノイズ」の登場人物

 

清澄(きよすみ)・演:川西拓実

物語の中心人物。

マンションの管理人として働きながら、唯一の情熱である音楽制作をパソコンで行っている。

当初は自分の音楽を広めるつもりはなかったが、潮との出会いをきっかけに、徐々に音楽を他の人に届けたいという思いが芽生えていく。

 

潮(うしお)・演:桜田ひより

物語のヒロイン。

清澄のマンションの上階に住んでおり、失恋後に清澄の音楽を楽しみにしていた。

後に彼の音楽をSNSに投稿するなどして支援する。

 

航太郎(こうたろう)・演:井之脇海

潮の同級生で、大学時代は東京で過ごしましたが、レコード会社での就職を機に神戸に戻りました。

新人開発の仕事をしていましたが、清澄と潮に出会ったことで自分の人生を見つめ直すことになります。

 

陸(りく)・演:柳俊太郎

清澄の高校時代の軽音楽部の先輩で、かつてはインディーズバンド「マザーズ」でベースを担当していました。

清澄と再会したことで、新たにバンド「アジュール」を結成することになります。

 

「バジーノイズ」のあらすじ

「バジーノイズ」のあらすじ

出典:「バジーノイズ」公式サイト>>

清澄は、マンションの管理人をしながら住み込みで一人暮らしをしていた。

彼は自分の頭の中で流れる音楽をPCで形にし、一人で演奏に没頭していた。

孤独な生活を送っていたが、上の階に住む潮という女性が挨拶を交わしに来た。

潮はその日失恋したと告白し、清澄の音楽が毎日漏れて聞こえていたことを楽しみにしていたと語った。

清澄は自分の音楽を誰かに聞かせるつもりはなかったが、潮が投稿した演奏動画によって、彼の世界は大きく変わり始める。

 

原作「バジーノイズ」のネタバレ

清澄は、マンションの管理人として働きながら、音楽制作に没頭する青年でした。

彼にとって音楽は単なる「趣味」で十分でしたが、上の階に住む潮との出会いで生活が一変します。

ある事件がきっかけで管理人の仕事を失った清澄は、潮の家に居候することになります。

潮の提案で、人目を避けて橋の下で音楽を奏でるようになります。

潮が清澄の演奏をSNSに投稿すると、予想外の反響を呼び、動画は瞬く間にバズります。

これをきっかけに、潮は清澄の音楽をより多くの人に届けるため、路上ライブの開催を企画します。

音楽を通じて新たな人生の扉を開く青年の成長と変化、そして出会いがもたらす可能性を感じさせるスタートです。

 

清澄の路上ライブ

清澄の路上ライブの動画を見た高校時代の先輩である陸が、彼の元を訪れます。

陸は人気のあるインディーズバンド「マザーズデイ」のベーシストでしたが、バンド内の能力の差や待遇の問題に不満を抱いていました。

陸は清澄と一緒に「アジュール」というユニットを結成し、二人での演奏に大いなる可能性を感じます。

この新しい出会いを機に、陸はマザーズを脱退し、「アジュール」での活動に全力を注ぐことを決意します。

この展開は、音楽を通じて人生の新たな道を切り開くことの喜びと挑戦を描いています。

陸の突然の脱退により、マザーズのファンの間には大きな動揺が広がりました。

その中で潮は、陸と共に立ち上げた「アジュール」の活動に熱心に取り組み、SNSでの投稿を積極的に行っていますが、これがさらに波紋を広げることになります。

清澄は、自分のことが勝手にSNSで話題にされているのを見て、心を痛めています。

そんな時、偶然出会ったファンからの「応援しています」という言葉に励まされ、音楽活動への情熱を再確認します。

新たにドラマーの岬と出会い、アジュールの活動は徐々に軌道に乗り始めます。

しかし、清澄の変化に戸惑いを感じる潮は、複雑な感情を抱きます。最終的には、彼は清澄の前から姿を消すことに決めます。

 

さまざまな問題が発生

陸、潮、そしてアジュールのプロデューサーである航太郎は、数々の騒動を経て、ついに清澄を取り戻すことに成功しました。

その過程では不法侵入や器物損壊など、さまざまな問題が発生しました。

潮は、これまで清澄に依存していたことを深く反省し、二人の関係を新たな形で終わらせる決断をしました。

しかし、これは過去のようなネガティブな別れではなく、互いに成長した証として、前向きな決断でした。

アジュールはその後、素晴らしい条件を提示する専属契約のオファーを受けるほどに成長しました。

清澄は、そんななかでも潮を大切に思い続け、彼女がただのファンに戻ろうとする姿を見て、自分の側にいてほしいという強い願いを伝えました。

 

「バジーノイズ」にキスシーンはあるのか?

 

『バジーノイズ』では、キスシーンが登場する可能性が考えられます。

原作の漫画では、直接的な描写はなかったものの、ベッドシーンを連想させるシーンがありました。

そのため、映画ではキスシーンが含まれるかもしれません。

映画でのキスシーンの有無は公開まで確定していませんが、川西拓実さんと桜田ひよりさんのファンにとっては気になるところでしょう。

公開まで、ファンとしては気が気ではありませんね。

「バジーノイズ」の意味から考えてみます。

「バジー(buzzy)」は、酔っぱらった、活力的、刺激的などの意味があります。

「ノイズ(noise)」は、雑音、聞こえてくる声(音)、不満、陰口などを指します。

改めて意味を見ると、「刺激的」という意味がありますので、キスシーンにも関連付けることができますね。

 

まとめ

「バジーノイズ」

出典:「バジーノイズ」公式サイト>>

以上、映画「バジーノイズ」のあらすじや原作のネタバレ、考察などを紹介しました。

いかがでしょうか?

バジーノイズは、DTM(デスクトップミュージック)をテーマにした新しい音楽映画です。

原作ではかなり人気の作品で、映画化が気になっていた方も多いことでしょう。

5月3日に全国の劇場で上映されるので、どのような描写がされるのか、原作ファンは楽しみではないでしょうか?

是非、映画館でご鑑賞になってみてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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