映画「ザ・ウォーカー」は、デンゼル・ワシントンVSゲイリー・オールドマン、名優が激突する新世紀サスペンスです。
そこで今回の記事では、映画「ザ・ウォーカー」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの意味と伏線を考察していきます。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「ザ・ウォーカー」解説
大規模な戦争により、文明が崩壊した世界を西へと歩き続ける男イーライ。
「ウォーカー」と呼ばれる彼は30年間、世界でたった1冊だけ残る本を運んでいた。
そんな彼の前に、世界を支配するためにその本を手に入れたい独裁者カーネギーが立ちはだかる。
キャスト
- イーライ(“ウォーカー”):デンゼル・ワシントン
- カーネギー:ゲイリー・オールドマン
- ソラーラ:ミラ・クニス
- レッドリッジ:レイ・スティーヴンソン
- クローディア:ジェニファー・ビールス
- マーサ:フランシス・デ・ラ・トゥーア
- ジョージ:マイケル・ガンボン
スタッフ
- 監督:アレン・ヒューズ、アルバート・ヒューズ
- 音楽:アッティカス・ロス
- 脚本:ゲイリー・ウィッタ
映画「ザ・ウォーカー」ネタバレ・あらすじ
映画「ザ・ウォーカー」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
世界大戦その後
世界大戦が勃発し、アメリカは荒廃した。
そんな中、一人の男が旅を続けている。
彼は狩猟をし、死体から靴を取る生活を送っていた。
しかし、夜になるとiPodで音楽を聴き、本を開いて暗唱するように読み耽っていた。
文明は崩壊し、食料の自給自足が難しく、水の確保も困難な世界。
盗賊が横行し、人々を襲っては身ぐるみを剥ぎ、肉を食らう光景が日常化していた。
男は、そのような盗賊を見えないものまで見通すような洞察力と神がかった戦闘力で退けていた。
彼は強力な力を持ちつつも、生きている者から必要以上に奪うことはなかったが、他の旅人が盗賊に襲われても「道を逸れるな」と呪文のように呟き、関わらないようにしていた。
男はひたすら西へ向かって歩き続けていた。
彼の行く先には町があり、バッテリーを充電するためにその町に立ち寄った。
その町の支配者はカーネギーという男で、劇場跡に居を構えていた。
文字が読める人間が少なくなったこの時代に、カーネギーは部下に命じてある一冊の本を探していた。
部下たちは盗賊行為を繰り返し、生活の糧と共に本を持ち帰ってはカーネギーに献上していたが、いまだにその本を見つけることはできなかった。
目的は水
男が劇場跡に入ると、そこは酒場になっており、彼の目的は水だった。
男はバーテンダーと交渉して、水筒いっぱいの水を手に入れる。
バーテンダーはウェイトレスのソラーラに水を汲みに行かせる。
その間、男は酒場に居座る無法者の一人に些細な因縁をつけられる。
男は、この無法者が町に来る前に見逃した盗賊であることに気づいていた。
彼は無法者をねじ伏せ、旅人を襲った罰を受けるべきだと告げ、自分はこの町を去ると言う。
すると無法者の仲間が殺気立ち、男を取り囲む。
男は聖書の一節を口にし、無法者たちが襲いかかると瞬く間に皆殺しにする。
騒ぎを聞きつけた町の支配者カーネギーが2階から降りてくる。
カーネギーは男に興味を持ち、2階へ招く。
クールー病の発症を確認する
この時代、人々は挨拶の際に手を水平に上げて震えがないか確認する。
これは食人によるクールー病の発症を確認するためだが、男の手には震えがなかった。
カーネギーは男が本を読む人物だと知り、教養ある人物を町に留めようとするが、男は西に向かう意思を変えない。
カーネギーは無理やり男に一晩の宿を提供する。
与えられた部屋で男が過ごしていると、カーネギーの女クローディアが体を拭くために部屋に入る。クローディアは目が不自由で、男は逆に彼女を気遣う。
カーネギーは男がクローディアの誘いを断ったと聞き、今度は娘のソラーラに誘惑させる。
ソラーラが部屋に入ってくるが、男は彼女を追い出そうとする。
ソラーラは母クローディアが酷い目に遭うので、一晩楽しんだふりをしてくれと懇願する。
大切なものを忘れていた
二人は世間話をして夜を過ごし、ソラーラは戦後生まれである自分のために男に昔の話を聞く。
男は、人々が豊かさに溺れて大切なものを忘れていたと話す。
ソラーラは男の持つ本に興味を持ち、見せてくれと頼むが、男は断る。男は水を汲む場所をソラーラに聞くが、彼女は仕返しに答えない。
男は自分の食事をソラーラに分け与え、彼女の手を取り神へ感謝の祈りを捧げる。
翌朝、ソラーラはクローディアと食事を共にし、昨夜男がしたように祈ろうとする。
その行為にカーネギーは顔色を変え、どこでその言葉を聞いたか問い詰める。
ソラーラは口を閉ざすが、カーネギーが母親を盾にしたため、男から教えてもらったと答え、男が持っている本の特徴を教える。
その本がカーネギーが探し求めていた聖書だと判明する。
聖書
カーネギーは部下を呼び出してウォーカーの部屋に乗り込むが、部屋は空っぽだった。
ウォーカーは充電を終えたバッテリーを引き取り、町を出ようとするが、カーネギーの部下たちに銃で取り囲まれる。
カーネギーはウォーカーに聖書を要求する。
戦後、聖書はすべて焼かれてしまっていたため、カーネギーは聖書の内容を伝えることが人々の平穏に必要だと訴える。
しかし、ウォーカーは「まだ本を納めるべき場所を見つけていない」と言い、その場を去ろうとする。
カーネギーは部下にウォーカーを撃つよう命じるが、不思議なことに、銃弾はウォーカーに当たらない。
ウォーカーは反撃し、すべての銃弾が無法者たちに命中する。
カーネギーも被弾し、運ばれていく。
最後の一人も戦意を失い、銃を下ろす。
ウォーカーはそれを確認し、町を去る。
ウォーカーとソラーラ
ウォーカーを追ってソラーラが現れる。
彼女が一緒に連れて行ってほしいと頼むが、ウォーカーは拒否する。
ソラーラは代わりに湧き水の場所を教えると言い、案内する。
ウォーカーは水を汲むと、ソラーラを騙して置いてきぼりにする。
治療を終えたカーネギーは部下をまとめ、車でウォーカーを追う。
カーネギーにとって聖書は武器であり、絶望した者たちに語って聞かせれば誰もが従うものと考えていた。
置き去りにされたソラーラはウォーカーを追い、途中で盗賊に襲われるが、ウォーカーが彼女を救う。
夜になり、ウォーカーとソラーラは野営する。
ソラーラが聖書の内容を聞きたがるので、ウォーカーは読み聞かせる。
西へ向かえ
戦後、生き残った人々は聖書を焼いたが、ウォーカーは「西へ向かえ」という声を聞いて旅立ったのだ。
そして、その間ずっと不思議な力に守られていると語る。
話し終えると、ウォーカーはソラーラを寝かせ、自分も眠りに就く。
ソラーラは聖書を読みたくなり、ウォーカーの荷物を漁る。
そこで彼のナップザックに「イーライ」という名札を見つける。
ウォーカーはソラーラの行為を見咎め、聖書は絶対に見せないと宣言する。
ウォーカーとソラーラは旅を続けていた。
ソラーラが迷ったことがないかと尋ねると、ウォーカーは「ない」と答え、古い歌の歌詞を引用して彼女を諭す。
カーネギーとその部下たち
二人は道中、一軒の家を見つけ近づくが、落とし穴に落とされる。
家の老夫婦が警戒して銃を向けるが、若いソラーラを見て態度が和らぎ、二人を家に招き入れる。
老夫婦はもてなすが、手が震えていることに気づいたウォーカーとソラーラは、自分たちが食べられる可能性に気付き、慌てて家を出ようとする。
その時、カーネギーとその部下たちが現れ、ウォーカーに聖書を渡すよう迫る。ウォーカーが拒否すると銃撃戦が始まる。
ウォーカーとソラーラは老夫婦の銃器を使って対抗するが、カーネギーの部下たちの火力に圧倒される。カーネギーはソラーラを人質に取り、ウォーカーに聖書を渡すよう強要する。
ウォーカーは仕方なく聖書を渡すが、カーネギーはウォーカーを撃ち、勝ち誇ってその場を去る。
旅の終点
ソラーラは別の車に乗せられるが、運転手を締め上げて車を横転させる。
そして、元の体勢に戻った車でウォーカーのもとへ戻る。
カーネギーは追跡を断念するが、ソラーラはウォーカーを見つけ出し、彼を車に乗せて西へ向かう。
ソラーラは自分のせいだと泣きながら謝るが、ウォーカーは「毎日読んでいたのに本より大切なこと、人に尽くすことを忘れていた」と語る。
二人は旅の終点に近づくが、橋が落ちていたため車を降り、ボートに乗り換えて川を渡り、監獄島アルカトラズへ向かう。
上陸を阻もうとする見張りに、ウォーカーは「イーライ」と名乗り、聖書を持っていると告げて上陸を許可される。
案内されたアルカトラズの内部はまるで博物館で、文明の欠片を集めて復活させようとしていた。
イーライはボロボロだが聖書の内容を披露できると約束する。
イーライが盲目であった
一方、町に戻ったカーネギーは傷が悪化し、体調を崩していた。
彼は聖書を開くが、それが点字であることに驚愕する。
イーライが盲目であったことが明らかになる。
カーネギーはクローディアに聖書を読ませようとするが、彼女は娘のソラーラのことを聞く。
カーネギーはソラーラが自分の意思で帰らなかったと告げるが、クローディアは信じない。
クローディアは点字を忘れたと嘯き、カーネギーの体調を察し、彼に対して「誰もが恐怖して従っていたが、動けなくなったらどうなるか」と問いかけて去る。
カーネギーは朦朧としながら、部下たちが略奪を始める様子を見る。
希望に満ちた未来へ
アルカトラズでは、イーライが聖書の一言一句を暗唱し、それを老人に書き留めさせていた。
イーライの語った聖書は印刷機で刷られ始め、イーライは自分の使命を果たせたことに神に感謝し、信仰を守り抜いたことを誇りに思う。
ソラーラはイーライの墓の前で家に帰る決意をし、イーライのように新たな旅に出る。
アルカトラズの本棚には新たに聖書が並び、ソラーラはイーライの教えを胸に、希望に満ちた未来へと旅立つのだった。
映画「ザ・ウォーカー」ラストシーンの意味と伏線を考察
映画『ザ・ウォーカー』のラストシーンは、物語全体を通して深い意味と多くの伏線を含んでいます。
ラストシーンでイーライ(ウォーカー)がアルカトラズに到着し、聖書を暗唱する姿は、彼の信仰と使命の達成を象徴しています。
イーライは目が見えないにもかかわらず、神の声に従い、荒廃した世界を旅してきました。
彼は聖書の内容を暗記しており、その知識をアルカトラズの人々に伝えることによって、自分の使命を果たします。
これにより、彼の信仰と自己犠牲が強調され、彼の行動が人々にとって大きな意味を持つことを示しています。
また、イーライが聖書を暗唱し、それが書き留められて印刷されるシーンは、文明再建への希望を象徴しています。
荒廃した世界でも、信仰と知識の復活が可能であることを示し、未来への希望を感じさせます。
この行為により、イーライの旅は単なる個人的な使命ではなく、全人類にとって重要な意味を持つものとして描かれます。
映画の中で散りばめられた伏線も、このラストシーンで回収されます。
例えば、イーライの視覚に関するヒントは、彼の動きの正確さや感覚の鋭さとして描かれていますが、聖書が点字であることが明らかになることで、彼が盲目であったことが明示されます。
これにより、彼の驚異的な能力が単なる訓練や経験によるものではなく、視覚障害を持ちながらも神の導きによって守られていたことがわかります。
さらに、イーライが常に聖書を持ち歩き、読むことに執着している姿が描かれていますが、彼が聖書を暗記していたことが明らかになることで、その行動や言動の意味が伏線として浮き彫りになります。
この執着は、単に信仰心の表れだけでなく、彼が人類にとって重要な知識を守り続けているという重大な役割を持っていたことを示しています。
アルカトラズの博物館のような環境と印刷機の存在も、文明再建のための準備が進んでいることを示しています。
これにより、イーライが到着して聖書を提供することで、文明再建の鍵となることが予示されています。
最後に、ソラーラの成長と決意が描かれることで、物語にさらなる希望がもたらされます。
彼女はイーライと共に旅をし、多くを学びました。
彼女の成長は、イーライの影響を受け、彼の教えを受け継いでいることを示しています。
彼女が新たな旅に出る決意をすることで、物語の継続と希望が示され、イーライの影響が未来に向かって続くことが強調されます。
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まとめ
今回の記事では、映画「ザ・ウォーカー」」ネタバレを解説しました。
映画「ザ・ウォーカー」は、デンゼル・ワシントンVSゲイリー・オールドマン、名優が激突する新世紀サスペンスです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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