3/8金曜日から全国の映画館で上映中の佐々木蔵之介さん主演「マイホームヒーロー」完結編は、原作漫画の人気によりアニメ化され、2023年に大きな話題となりました。
その後、実写化も発表され、注目を集めました。
原作は週刊ヤングマガジンで連載中であり、映画と同様に完結までの興奮が高まっています。
ドラマも放送が終了し、2024年3/8金曜日には待望の映画が公開されました。
映画では、オリジナルのストーリーが展開されるようです。
本記事では、映画マイホームヒーローのネタバレや原作漫画との違いを解説していきます。
映画マイホームヒーローのあらすじ
鳥栖家は、半グレ組織との攻防を経て、平和を取り戻した。
しかし、7年後、土砂崩れで父親の哲雄が山中に隠した娘の恋人の遺体が見つかる。
成長した長女の零花は警察官になり、父親を疑う一方、半グレ組織のボス・志野は遺体と共に消えた10億円を追っている。
映画マイホームヒーローのネタバレ
7年が経ち、窪はいつの間にか海外へ逃亡していた。
零花は窪を追い詰めるために警察官になり、哲雄と歌仙の間には5歳の息子である明が生まれ、成長していた。
ある日、哲雄は以前の顧客の息子から相談を受け、野中家を訪れた。
しかし、帰宅後、野中家で男性の遺体が発見され、哲雄の指紋がついたペンが見つかった。
警察から呼び出された哲雄は、殺された男性が窪と繋がりのある元間野会のメンバーであることを知らされた。
誰が哲雄を陥れようとしているのか、それは村の住民なのか窪なのか?
家が燃えている
哲雄の携帯電話に非通知の電話があり、相手は志野と名乗った。
志野は元間野会のトップで、窪との関係が深い。
哲雄に元メンバーの殺害犯を問い詰めたが、哲雄は拒否した。
その後、床下から火が出て哲雄の家が全焼してしまった。
哲雄の家族は警察の監視下でホテルで過ごすことになった。
哲雄は歌仙と明を守るため、自らが囮になることを提案した。
零花は事件に関わることができないため、独自に調査を始めた。
恭一の居場所を突き止め、疑問をぶつけると、恭一は衝撃の真実を告げた。
延人を殺したのは哲雄だという…信じがたいが、それが事実のようだ。
哲雄は今でも小沢と連絡を取り合っており、2人は窪と志野を引き出すための作戦を練っていた。
親を殺された恨み
調査すると、野中の息子を装って哲雄をだましたのは、やはり村の住民である皆川ヲハと東明砂だと判明した。
零花と恭一も村へと向かった。
やはり小沢が訪ねてきて皆川と東の情報を仕入れて帰ったらしい。
皆川と東は7年前に窪に親を殺された恨みを忘れてはいなかった。哲雄は皆川と東と共謀して窪を殺すつもりなのか?
直接対決
一方、警察の監視下にあるはずの哲雄はメモを受け取り、窪に会うために警察をかわして単独行動をしていた。
その後、哲雄は縛られた状態で発見された。
窪は哲雄に直接対決を申し込んだ。
直接殺し合うことは不可能だが、窪が起こす予定のテロを止めるようにという提案をした。
警察は単独での解決を望んだが、哲雄にしか分からない鍵があると考えた戸島は哲雄と共に解決策を模索することにした。
哲雄は好きな推理小説の中からヒントを見つけ、1つ目のテロを防いだ。
テロを阻止すると、報酬として窪の居場所へのヒントと次のテロの情報が提供された。
次のテロは都内唯一の火力発電所が標的だと判明し、これも無事に阻止された。
その後、報酬として窪の居場所を示すヒントが残されていた。
自作自演
一方、零花と恭一はホームレスの怪しい死に東明紗が関与しているのではないかと独自に調査を進めていた。
さらに、零花は窪による一連のテロが哲雄による自作自演ではないかと疑っていた。
しかし、哲雄の目的が分からない…。
3つ目のヒント
3件目のテロを防ぎ、哲雄は窪の居場所を示す3つ目のヒントを得た。そ
の場所に向かうと、窪と志野がいた。
志野は仲間と共にやって来て、恭一と哲雄を10億円の元に案内する。
哲雄は海の小屋に案内し、恭一が小屋から出たのに合わせてガソリンを散布。
志野は出口が塞がれていることに気づいて慌てた。
恭一は哲雄が命懸けの作戦に出ると知って協力したが、零花が使っていたGPSを起動させ、自身は哲雄の家族の元へ向かった。
最終決戦
零花は小屋の入口を破り、哲雄を止めようとすると志野は刃物を向けた。
哲雄は隠し持っていた発煙筒の存在に気付かせ、零花は散布されたガソリンに火をつけて小屋から脱出した。
哲雄は妻と息子が無事であることに安堵し、延人殺害の罪を自白し、零花は涙を流しながら手錠をかけた。
間野会はこれまでの悪事が記録されているデータが警察に渡ったことで壊滅した。
その後、哲雄は刑務所で罪を償うことになった。
映画マイホームヒーローと原作漫画の違い
映画『マイホームヒーロー』は、原作とは異なり、設定されていないキャラクターが登場します。
過去に原作から実写化された作品を観ても、上映時間やコンプラの都合で細かい部分が変更されたり短縮されたりすることがあります。
しかし、この映画では原作に登場しない人物が重要な役割を果たします。
その人物は大沢隼人で、宮世琉弥が演じます。
映画館で鑑賞する際は、特に大沢隼人に注目して観ると、より一層作品を楽しむことができるでしょう。
原作漫画と実写ドラマの内容の大きな違いが1つあります。
漫画は3部構成で、ドラマは第1部が実写化されました。
原作漫画では、第2部がカルト教団の村編ですが、映画ではこの部分が抜けています。
カルト教団は実は歌仙の実家であり、教祖を歌仙の父親、母親を「オガミメ」というカリスマに仕立て上げられた山の中の孤立した村に描かれています。
カルト教団の村編がない
では、なぜ第2部が映画では抜けているのでしょうか?
その理由は以下の4つだと考えられます。
① 映画とドラマの並行しての撮影が困難であり、第2部の村のシーンは山や過疎地での撮影になるためです。
② カルト教団の背景がコンプライアンスに抵触し、世間的なイメージが悪くなる可能性があるためです。
③原作漫画の内容が非常に長大であり、映画の上映時間に収まるためには大幅なカットが必要です。
④漫画の第2部はドラマと異なるストーリー展開であり、ドラマの続編として描くことが難しいためです。
これらの理由から、映画『マイホームヒーロー』では漫画の第2部が完全に省かれたのだと思われます。
個人的には、撮影地が異なることによる撮影の困難さが最大の要因だと考えます。
映画はリアル
では、映画が漫画とドラマよりもさらにリアルな再現が可能だったのか、見てみましょう。
映画『マイホームヒーロー』は、公式サイトでも述べられている通り、実写ならではのリアルな再現性を特色としています。
この映画はクライムサスペンス漫画のジャンルに属しており、原作漫画では数々の過激なシーン、特に殺人シーンが描かれています。
漫画では過激なシーンを描いても、その模写が読者に完全に伝わるのは難しいと感じます。
先行するドラマでも、テレビ放送の性質上、実際の過激なシーンを完全に描写することは制限されています。
しかし、映画ではドラマよりもさらにリアルな過激なシーンを再現することが可能です。
そのため、ドラマを視聴した方々も映画を楽しむことができるでしょう。
まとめ
どうも♪ #今津屋本舗 です😆🎶
先日、1人で映画『マイホームヒーロー』を観て来ました🎵平日という事もありガラガラだったので真ん中の席を取ったところ、後から予約した2人組がまさかの真横に付けてきて、3人組みたいに並んでしまいました🥲映画は面白かったのですが、ちょっと気まずかったです😅💦 pic.twitter.com/uCXKP2jlQP— THE 今津屋本舗 (@imazuya_iriya2) March 16, 2024
以上、映画マイホームヒーローのネタバレや原作漫画の違いを解説しました。
いかがでしたでしょうか?
これまでは、第1部がドラマ化されていましたが、今回の映画では第2部を飛ばして第3部が描かれます。
第2部が描かれなかった理由は、コンプライアンスや時間などを都合上難しかったのではと思います。
その代わり、原作漫画にはなかった設定があるため、オリジナルストーリーとしても楽しむことができるでしょう。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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