映画「スプライス」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの考察と感想

映画「スプライス」は、2008年|カナダ|禁断の遺伝子操作で新種の生命を創り出してしまった科学者夫婦を待ち受ける衝撃の運命を描くSFスリラーです。

そこで今回の記事では、映画「スプライス」ネタバレ・あらすじ!考察や感想を紹介します。

それでは最後までお読みください(^▽^)/

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目次

映画「スプライス」解説

科学者のクライブとエルザ夫妻は、法と倫理を無視して人間と動物のDNAを掛け合わせ、新種の生命体を創造してしまう。

2人は生命体をドレンと名づけ、秘密裏に育てることにするが、ドレンは急速に成長し、やがて得体の知れないモンスターへと変貌していく。

 

キャスト

  • クライヴ:エイドリアン・ブロディ
  • エルサ:サラ・ポーリー
  • ドレン:デルフィーヌ・シャネアック
  • ブランドン・マクギボン
  • シモーナ・メカネスキュ
  • デヴィッド・ヒューレット

 

スタッフ

  • 監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
  • 音楽:シリル・オフォール
  • 脚本:ヴィンチェンゾ・ナタリ、アントワネット・テリー・ブライアント、ダグ・テイラー
  • 製作:スティーヴン・ホーバン

 

映画「スプライス」ネタバレ・あらすじ

映画「スプライス」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

秘密の実験と誕生

研究所で誕生した新種の生物「フレッド」は、科学者クライヴとエルサの秘かな実験の成果です。

二人はフレッドと「ジンジャー」を交配させ、知的生命への応用を目指しますが、研究のリスクから製薬社長やバーローに否定されます。

それでも、二人はこっそりと研究を続け、新生物と人間のDNAの結合に成功。

エルサがそのDNAを人工発育機にセットするが、クライヴが彼女の意志に従い、結合体の生成を開始します。

クライヴの弟ギャビンも研究に関わっていますが、エルサとクライヴの計画は秘密にされています。

アパートでは将来の話をし、クライヴは子供を望むが、エルサは過去のトラウマから乗り気ではありません。

 

ドレンの成長と変化

人工発育中の「H-50」は予想以上の速さで成長し、エルサが手を刺されるトラブルが発生します。

クライヴが人工胎内を破ると、ミュータントのようなH-50(後に「ドレン」と名付けられる)が現れます。

クライヴはエルサを助け、H-50の処分を考えますが、エルサはそれを阻止し、H-50は急速に成長し、エルサに対して心を開くようになります。

クライヴはドレン(H-50)の存在に戸惑いつつも、弟ギャビンに秘密を打ち明け、協力を依頼します。

ドレンは成長を続け、ティーンエイジャーの背丈に達します。

一方、ニューステッド製薬の株主総会でフレッドとジンジャーが紹介されるが、両者が攻撃的になり殺し合いを始め、場内は混乱します。

調査の結果、ジンジャーがオスに変化していたことが判明します。

 

農場での隠匿とトラブル

ドレンを研究所から隠すため、エルサの実家の農場で匿うことにしたクライヴとエルサは、ドレンを納屋に隠して監視カメラを設置します。

孤独なドレンは猫と友達になり、暴れることもありますが、エルサに叱られます。

ドレンが屋根に上がり、翼が現れたところでクライヴが「お前が必要だ」と言って翼をしまわせ、ドレンはクライヴに抱きつきます。

エルサはドレンにメイクを施し、ドレンはクライヴに対して恋心を抱き始めます。

クライヴはドレンの変化に驚き、エルサが自分のDNAでドレンを作ったことに激怒します。

エルサはドレンに猫を返すも、ドレンは猫を刺し殺し、エルサにも襲いかかろうとします。

エルサはドレンを拘束し、尻尾を切除します。

 

 破局と結末

クライヴはドレンに愛情を抱くようになり、ドレンと関係を持ってしまいます。

帰宅したエルサがその様子を見てショックを受け、農場から出て行ってしまいます。

クライヴとエルサは口論の後、ドレンの衰弱と死を確認し、納屋に埋葬して荷物を処分します。

しかし、ニューステッド製薬のバーローが現れ、新種の生物と人間のDNAを結合したことが発覚し、ドレンを引き取るよう要求します。

その瞬間、ドレンが蘇り、凶暴なオスに変化してバーローとギャビンを殺害します。

ドレンはエルサを襲い、クライヴも殺されます。

エルサがドレンに石を振り下ろすも、躊躇してしまい、ドレンはクライヴを殺した後、エルサに殺されます。

 

最後の決断

後日、エルサはニューステッド製薬の社長と契約を交わし、自身がオス化したドレンの子供を妊娠していることが示唆されます。

社長は中絶も提案しますが、エルサは出産する決意を固めます。

 

映画「スプライス」ラストシーンの考察と感想

ラストシーンでは、エルサとクライヴがドレンの衰弱と死を確認し、納屋に埋葬して荷物を処分します。

しかし、ドレンは蘇り、凶暴なオスに変化して再び登場します。

ドレンはニューステッド製薬のバーローとギャビンを殺害し、エルサを襲います。

最終的に、クライヴとエルサは互いに対立し、ドレンに命を奪われる結果となります。

エルサはニューステッド製薬の社長と契約を交わし、自身がドレンの子供を妊娠していることが示唆されます。

ラストシーンは、映画『スプライス』が探求するテーマである倫理、科学のリスク、そして人間関係の複雑さを深く掘り下げています。

エルサとクライヴの物語は、科学と倫理の境界線を越えることがどのように破壊的な結果を招くかを描き、同時に未来への希望とその影をも描写しています。

 

感想

科学の限界と倫理的なジレンマを描いたサスペンス・ドラマです。

ストーリーは、クライヴとエルサという二人の科学者が、新しい生物を作り出そうとする実験を進めるところから始まります。

彼らは、人工的に作った生物「H-50」に人間のDNAを加え、成長を見守ります。

これが結果的に、予想外の展開を引き起こします。

映画の中で、H-50が成長していく過程とその後の展開は驚くべきものでした。

特に、ドレンと名付けられたH-50が急速に成長し、複雑な感情や行動を見せるシーンは衝撃的でした。

彼がどう進化し、また人間関係がどのように崩れていくかは、見ていて非常に興味深かったです。

ドレンが凶暴化するシーンは、科学の実験がもたらす予測できないリスクを強く印象付けました。

エルサとクライヴの関係も、ドレンの存在を通じて試され、破綻していく様子は心に残ります。

最終的に、彼らがどんな選択をし、どのような結末を迎えるのかは、非常に考えさせられるものでした。

 

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まとめ


今回の記事では、映画「スプライス」ネタバレを解説しました。

映画「スプライス」は、2008年|カナダ|禁断の遺伝子操作で新種の生命を創り出してしまった科学者夫婦を待ち受ける衝撃の運命を描くSFスリラーです。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^

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