映画「街の上で」は、文化の街・下北沢を舞台に紡ぐ、古着屋と古本屋と自主映画と恋人と友達についての物語。
今泉力哉監督が共同脚本に漫画家・大橋裕之を迎え、オール下北沢ロケで挑んだ珠玉の群像劇。
若葉竜也が映画初主演を務め、穂志もえか、古川琴音ら実力派女優陣が共演しています。
そこで今回の記事では、映画「街の上で」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの意味と伏線を考察していきます。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「街の上で」解説
下北沢の古着屋で働いている荒川青。たまにライブを見たり、行きつけの古本屋や飲み屋に行ったりするも、基本的に1人で行動し、生活圏は異常に狭く、行動範囲も下北沢を出ない。そんな青の日常生活に、「自主映画への出演依頼」という非日常が訪れ…。
キャスト
- 荒川青:若葉竜也
- 川瀬雪:穂志もえか
- 田辺冬子:古川琴音
- 高橋町子:萩原みのり
- 城定イハ:中田青渚
スタッフ
- 監督:今泉力哉
- 音楽:入江陽
- 脚本:今泉力哉、大橋裕之
映画「街の上で」ネタバレ・あらすじ
映画「街の上で」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
荒川青の心情の葛藤
下北沢の古着屋で働く彼は、彼女の雪の浮気が発覚し、彼女との関係が崩壊する危機に直面します。
青は雪と別れるつもりはなく、彼女を失いたくないと強く主張します。
しかし、雪は青に対して冷たく、彼女が浮気相手と付き合うことを宣言します。
この突然の告白に青は驚き、ショックを受けます。
その後、青は仕事中に別れたカップルの男女の喧嘩に巻き込まれ、彼らの関係の複雑さを目の当たりにします。
さらに、青は行きつけのバーで、常連客の五叉路から雪の相談を聞かされます。
雪からの連絡を知った青は、怒りとショックに包まれます。
自分がまだ彼女の心に残っていることに戸惑いつつも、彼女への怒りが頭をもたげてきます。
カワナベの訃報
物語が進む中、荒川青は古本屋の元店主・カワナベの訃報を受け、初めて古本屋を訪れます。
そこで店番をしている田辺と会話する中で、青は自らが音楽をやっていたことを思い出し、恥ずかしさからパニックになります。
その結果、田辺とカワナベの不倫の話題を口にしてしまい、田辺の不快感を買います。
後で青は古本屋の留守電に謝罪のメッセージを残します。
一方、美大で映画を撮っている高橋が青の勤める古着屋を訪れ、青に映画出演を依頼します。
青は演技が苦手で断るつもりでしたが、五叉路からの説得により出演を決めます。
再び古本屋を訪れた青は、田辺に改めて謝罪し、田辺もそれを受け入れ、青の映画出演を応援します。
しかし、映画の撮影中に青は緊張から自然な演技ができず、全ての出演シーンがカットされてしまいます。
青が映画製作の打ち上げに参加し、そこでの不穏な雰囲気やスタッフ間の口論に居心地の悪さを感じます。
その中で、スタッフの城定イハとの会話を通じて、高橋の恋愛事情に興味を抱きます。
恋愛経験
打ち上げが終わり、2軒目への移動を断った青をイハが追いかけてきて、自宅に誘います。
2人はお茶を飲みながら、それぞれの恋愛経験について語り合います。
青は雪との関係について告白し、イハも自身の恋愛経験を打ち明けます。
青とイハの間には恋愛感情はないものの、お互いの居心地の良さや友情を感じながら、2人は時間を共有します。
雪が間宮との関係に終止符を打ち、青との関係を取り戻すことになります。
青はイハの部屋に泊まり、翌朝に帰ろうとしたところでイハの元カレが現れますが、青は避けられることになります。
バカ。好き
その後、青とイハが歩いているところで雪とマスターが現れ、一連の誤解が生じます。
しかし、最終的には青と雪の本当の気持ちが明らかになり、2人は再び想い合っていることを確認します。
帰宅した青のもとへ間宮と雪が訪れ、間宮が青に雪にふられたことを告げて去ります。
しかし、雪は青に対して自分の気持ちを打ち明け、「バカ。好き」と伝えます。
最後に、高橋の映画の公開初日に青と雪が一緒に食べかけのケーキを食べる場面で物語は締めくくられます。
映画「街の上で」ラストシーンの意味と伏線を考察
ケーキを一緒に食べることは、青と雪の関係が再び結びついたことを象徴しています。
二人が共有する食事の場面は、互いの関係が再び深まり、絆が強まったことを示唆しています。
食べかけのケーキは、青と雪の関係がまた新たな展開を迎える可能性を暗示しています。
物語の終わりには、彼らの関係が再び始まったという感じだけでなく、これからの未来への期待や不確実性も含まれています。
このラストシーンは、物語全体で青と雪の関係に焦点を当てた伏線の回収を行っています。
青と雪の関係は物語の中で何度も揺れ動き、複雑な状況が生じましたが、最終的に二人が再び一緒にいる姿は、これらの伏線がきちんと解決されたことを示しています。
青と雪がケーキを分かち合う場面は、物語の結末として彼らが互いの間に成長し、過去の問題を乗り越えたことを示しています。
彼らが一緒にいることで、新たな章が始まることを期待させます。
映画「街の上で」ラストの意味と続編に繋がる伏線を考察
ラストの意味は、ビクトリアが事件から生還したものの、彼女の姿が物理的にも心理的にも変貌してしまったことを示しています。
彼女がテレビ出演中に周囲の人々を襲うシーンは、彼女が事件のトラウマに取り憑かれ、犯人と同じような暴力行為を行うことを表しています。
そして、結末の場面でビクトリアが司会者を襲い、彼女を自らと同じ姿に変えてしまうことは、彼女が復讐や報復の感情に取り憑かれ、犯人と同じ暴力の連鎖に巻き込まれていくことを暗示しています。
ラストシーンは驚きと恐怖が入り交じった衝撃的な結末でした。
ビクトリアが自らも犯人と同じような暴力行為を行い、司会者の両目を潰して自分と同じ醜い姿に変える姿は、彼女が過去のトラウマによって心理的に破綻してしまったことを象徴しています。
彼女が事件の唯一の生存者として表舞台に立ち、その後自らも犯人となってしまうという筋書きは、視聴者に深いインパクトを与えます。
この結末は、復讐や怒りがどれほど人を変えるかを示し、心理的なダークサイドに触れることで、恐怖を増幅させます。
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まとめ
今回の記事では、映画「街の上で」ネタバレを解説しました。
映画「街の上で」は、文化の街・下北沢を舞台に紡ぐ、古着屋と古本屋と自主映画と恋人と友達についての物語。
今泉力哉監督が共同脚本に漫画家・大橋裕之を迎え、オール下北沢ロケで挑んだ珠玉の群像劇。
若葉竜也が映画初主演を務め、穂志もえか、古川琴音ら実力派女優陣が共演しています。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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