映画「仄暗い水の底から」は、2001年|日本|「リング」の原作・鈴木光司と中田秀夫監督によるホラーです。
5歳の娘をかかえ、恐怖に襲われる母親・・・
そこで今回の記事では、映画「仄暗い水の底から」ネタバレ・あらすじ!考察や感想・続編に繋がる伏線を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「仄暗い水の底から」解説
家庭を大切にし、子供を愛す親になろうと強く思い描いていた淑美だったが、今は離婚調停中だ。
5歳の郁子の親権を勝ち取るべく自立を目指し、マンションへの入居と就職を決めた。
引っ越したマンションはどこか気味悪く、さらに郁子が奇行に走るようになる。
キャスト
- 松原淑美:黒木瞳
- 浜田邦夫:小日向文世
- 弁護士・岸田:小木茂光
- 不動産屋・太田:徳井優
- 浜田郁子(16):水川あさみ
- 松原郁子:菅野莉央
- 河合美津子:小口美澪
- 管理人・神谷:谷津勲
スタッフ
- 監督:中田秀夫
- 原作:鈴木光司
- 音楽:川井憲次
映画「仄暗い水の底から」ネタバレ・あらすじ
映画「仄暗い水の底から」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
温かい家庭の夢と離婚の現実
淑美は温かい家庭を築くことを夢見て、夫との間に一人娘・郁子をもうけましたが、夫婦関係がうまくいかず、離婚調停を行うことになります。
郁子を連れて中古の分譲住宅に引っ越した淑美は、三階の部屋でひどい湿気に悩まされます。
天井からの水漏れを管理人に訴えても、対応してもらえません。
また、コップに水を汲むと髪の毛が一本入っていることがあり、真上の部屋の住人に訪ねても、誰も出てこないのです。
郁子の変化と美津子の失踪
一方、郁子にも変化が見られ、独り言を言ったり、屋上で見つけた赤いかばんに執着を見せます。
淑美は近所の張り紙で、上の階にかつて住んでいた美津子という少女が二年前から行方不明であることを知ります。
美津子の境遇に心を痛めた淑美は、自分の幼少期の孤独と重ね合わせつつも、郁子が高熱を出したことをきっかけに、美津子が郁子を連れ去ろうとしているのではないかと考えるようになります。
水浸しの部屋
意を決して真上の部屋を訪れた淑美は、鍵が開いており、その部屋が一面水浸しになっているのを発見します。
管理人と不動産屋に連絡を取り、立ち入り検査をしてもらえることになり、淑美は一安心しますが、事態は収まる様子がありません。
奇妙な現象が続き、まだ何も終わっていないと感じた淑美は、美津子が行方不明になった事件について調べ続けました。
その結果、美津子が行方不明になった日は、屋上の貯水槽の定期点検の日だったことが判明します。
淑美は、美津子が屋上の貯水槽で溺死したために水に関わる怪異が発生しているのではないかと考えます。
エレベーターでの決断と犠牲
ある日、風呂場に突然汚水があふれ、郁子が引きずり込まれそうになります。
淑美は郁子を助け、部屋から逃げようとエレベーターに乗り込みます。
しかし、抱きしめていたのは郁子ではなく、美津子でした。
淑美は、美津子が郁子を連れ去りたかったのではなく、寂しさのあまり母親を求めていたことに気づきます。
自分が犠牲になれば郁子が助かると決意した淑美は、部屋から飛び出し、泣きながら追ってくる郁子とエレベーターの硝子越しに見つめ合います。
水にあふれるエレベーターの中で、淑美は美津子を抱きしめて目を閉じます。
十年後の再会と真実の解明
10年後、高校生になった郁子は、母親との記憶が曖昧なまま父親と暮らしていました。
ある日、偶然に以前住んでいたマンションの前を通り、懐かしさを感じて中に入ります。
そこで、別れたときと同じ若いままの母親の姿を見つけます。
郁子は母親と再び暮らしたいと願いますが、母親の姿は消え、後ろには小さな少女の影が見えます。
気配を感じて振り向くと、誰もおらず、郁子はそのままその場を去るのでした。
映画「仄暗い水の底から」考察や感想
映画『仄暗い水の底から』は、ホラーと家族ドラマが巧妙に織り交ぜられた作品であり、非常に完成度の高い映画です。
恐怖の要素と感情の描写がバランスよく配分されており、観客に強い印象を残します。
水にまつわる怪異や、失われたものを取り戻そうとする美津子の姿が、物語全体を通じてのテーマを効果的に反映しています。
一方で、物語の進行においてややテンポが遅く感じられる部分もありますが、全体としては緊張感を持続させるために必要な要素といえるでしょう。
エレベーターでのクライマックスシーンは、観客にとって強烈な印象を残し、エモーショナルな解決へと導いています。
感想
家族の絆と恐怖が交錯する深いドラマとホラーが融合した作品です。
物語は、淑美とその娘郁子の新しい生活が、かつての住人の悲劇に影響されるという形で展開します。
淑美が新しい家に引っ越し、次第に悪化していく奇妙な現象に直面する様子は、非常に引き込まれるものがあります。
特に印象的なのは、美津子の過去とその後の怪異の関係が明らかになる過程です。
屋上の貯水槽での溺死という設定が、物語にリアリティと恐怖感を加えています。
淑美が美津子の孤独と寂しさを理解し、自分を犠牲にする決意をするシーンは、感動的でありながらも胸を締め付けるような切なさがあります。
美津子が実は母親を求めていたことを知る瞬間、観客は彼女の悲しみと孤独を深く理解することができ、心に残りました。
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まとめ
今回の記事では、映画「仄暗い水の底から」ネタバレを解説しました。
映画「仄暗い水の底から」は、2001年|日本|「リング」の原作・鈴木光司と中田秀夫監督によるホラーです。
5歳の娘をかかえ、恐怖に襲われる母親・・・
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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