映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」は、老人の姿で生まれ、歳を取りながら若返る男のその生涯を壮大に映し出す!
フィッツジェラルドの短編小説を原作にした、異色のヒューマン・ドラマです。
そこで今回の記事では、映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」ネタバレ・あらすじ!実話なのか考察と感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」解説
1918年、ニューオリンズ。老人の姿で産まれて、慄いた父親に捨てられた新生児。
黒人女性に拾われてベンジャミン・バトンと名付けられた彼は、歳を重ねるごとに外見が若返っていくように。
船乗りとなり、戦争にも出征し、運命の女性デイジーと結ばれるが。
キャスト
- ベンジャミン・バトン:ブラッド・ピット
- デイジー:ケイト・ブランシェット
- エリザベス・アボット:ティルダ・スウィントン
- トーマス・バトン:ジェイソン・フレミング
- ガトー:イライアス・コティーズ
- キャロライン:ジュリア・オーモンド
- デイジー(幼少期):エル・ファニング
- クイニー:タラジ・P・ヘンソン
- ドロシー・ベイカー:フォーン・A・チェンバーズ
- キャロライン・バトン:ジョーアンナ・セイラー
- ティジー:マハーシャラルハズバズ・アリ
- マイク船長:ジャレッド・ハリス
スタッフ
- 監督:デヴィッド・フィンチャー
- 原作:F・スコット・フィッツジェラルド
- 音楽:アレクサンドル・デスプラ
- 脚本:エリック・ロス
映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」ネタバレ・あらすじ
映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
病院での始まり
ニューオリンズの病院で、老女デイジーが最期を迎えようとしていた。
彼女は娘のキャロラインに、ベンジャミン・バトンの日記帳を読み聞かせてほしいと頼む。
物語はこの日記帳を通じて語られていく。
ベンジャミンの誕生
1918年、第一次世界大戦が終わった日にニューオリンズで、生まれたばかりの赤ん坊が老人施設の前に捨てられていた。
その赤ん坊は、顔が老人のように見えた。
施設の経営者であるバトン夫婦はこの赤ん坊を見つけ、クイニーは神からの贈り物だと言い張り、夫の反対を押し切って育てることに決める。
医者はこの赤ん坊が長く生きられないと告げるが、赤ん坊はベンジャミンと名付けられ、施設で育つことになる。
1930年
ベンジャミンは成長しても歩けず、車椅子で生活していたが、徐々に若返り、杖を使って歩けるようになる。
その頃、施設の入居者の孫であるデイジーと出会い、自分は老人ではなく子供だと彼女に打ち明ける。
周囲の人々はベンジャミンを老人だと思っていた。
1936年
17歳になったベンジャミンは、身体がさらに若返り、独立心が芽生える。
彼は世界を知りたいと思い、船員になることを決意。
デイジーには手紙を出すことを約束し、彼女はバレエ学校に入り夢を追うことになる。
二人はそれぞれの道を歩み始める。
失恋
船上では老人と思われていたベンジャミンは、一人の婦人と恋に落ちるが、その関係は長続きせず、婦人は去っていく。
太平洋戦争が勃発し、ベンジャミンの乗る船も軍用船となり、戦争に参加する。
1945年
戦後、26歳になったベンジャミンはニューオリンズに戻り、クイニーに温かく迎えられる。
再会したデイジーは都会的な雰囲気を漂わせ、二人の気持ちはすれ違い離れてしまう。
数年後、デイジーはパリで事故に遭い、バレエダンサーとしての夢を絶たれる。
見舞いに訪れたベンジャミンにデイジーは心を閉ざし、彼は再びニューオリンズに戻る。
結婚
デイジーがニューオリンズに戻ると、二人は再び心を通わせ、結婚する。
娘キャロラインが生まれ、幸せな日々が続くが、ベンジャミンは自分が若返り続けることから父親としての責任を果たせないと感じ、何も告げずに姿を消す。
後にベンジャミンは再びデイジーの前に現れ、娘キャロラインに会いたいと願うが、デイジーはそれを拒む。
ベンジャミンは再び去っていく。
少年
何年も経ち、施設からデイジーに連絡が入る。
身元不明の少年がデイジーの住所を持っていたというのだ。
会いに行くと、それは若返り続けたベンジャミンだった。
デイジーはベンジャミンを見守り続け、彼が赤ん坊になり死を迎えるまで世話をする。
ベンジャミンが亡くなる瞬間、デイジーは彼が自分を覚えていると感じる。
そしてデイジーもまた、自身の最期を迎えるのだった。
映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」実話なのか考察と感想
映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」は、F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を原作としており、フィクションです。
物語は、逆行する年齢という非現実的な設定を基に展開され、人間の成長と老化のプロセスを逆転させた奇想天外な物語です。
この設定自体が現実の科学や医学に基づくものではないため、実話ではありません。
考察
この作品は、単なるフィクションにとどまらず、人間の生と死、時間の流れ、愛と喪失について深く考えさせられる内容です。
ベンジャミンの逆行する人生は、通常の人生とは全く異なる視点から、老化や若さの意味、人生の儚さを描き出しています。
ベンジャミンが生きる過程で出会う様々な人々や出来事は、我々が経験する人生そのものを象徴しています。
成長と共に学ぶことや、老いていく過程での悟りを反対方向から描くことで、通常の人生観とは異なる視点を提供しています。
また、彼の愛と喪失の体験は、時間が人間関係に与える影響を強調し、愛の本質について考えさせられます。
感想
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を初めて観たとき、私はその独特なストーリーに強く惹きつけられました。
逆行する時間の中で生きる男、ベンジャミン・バトンの物語は、非常に斬新でありながらも、私たちの心に深く響くテーマを扱っていると思いました。
まず、この映画の魅力は、その斬新なコンセプトにあります。
ベンジャミンが生まれたときには老人の姿をしており、時間が経つにつれて若返っていくという設定は、普通の人生の流れを逆さにしたものでありながら、同時に私たちが普段見落としがちな人生の側面を強調しています。
老いることと若さを同時に体験することで、人生の美しさと儚さがより鮮明に浮き彫りになります。
映画を観ていて特に感動したのは、ベンジャミンとデイジーの関係です。
彼らの愛は、時間という制約を超えたものであり、その純粋さと強さに心を打たれました。
時間が二人を引き離す度に、その絆がどれほど強いものであるかがより明確に感じられました。
ベンジャミンがデイジーと過ごす短い時間の中で見せる深い愛情と献身は、時間の制約に縛られない真実の愛を象徴しているように思えます。
また、この映画を通じて考えさせられたのは、人生の有限性とそれにどう向き合うかということです。
ベンジャミンの物語は、私たちが時間をどのように過ごし、何を大切にすべきかを考えさせられるきっかけとなりました。
彼が若返りながらも経験する喪失と出会いは、私たちの日常にも通じるものであり、その中で見つける意味や価値は普遍的なものです。
映画全体を通して感じたのは、人間の成長と老化、愛と喪失、そして時間の流れに対する深い洞察です。
ベンジャミン・バトンの数奇な人生は、私たち自身の人生を振り返る鏡のようなものであり、そこには多くの教訓と感動が詰まっています。
この映画を観ることで、人生の一瞬一瞬を大切にし、自分の時間をどう生きるかを改めて考える機会を得ることができました。
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まとめ
今回の記事では、映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」ネタバレを解説しました。
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フィッツジェラルドの短編小説を原作にした、異色のヒューマン・ドラマです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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