映画「リメンバー・ミー」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの意味と考察や感想

映画「リメンバー・ミー」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの意味と考察や感想

映画「リメンバー・ミー」は、2017年|アメリカ|それは、時を超えて―家族をつなぐ、奇跡の歌。

そこで今回の記事では、映画「リメンバー・ミー」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの意味と考察や感想を紹介します。

それでは最後までお読みください(^▽^)/

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目次

映画「リメンバー・ミー」解説

ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲル。

だが、彼の一族は代々、音楽を禁じられていた。

ある日、ミゲルは先祖たちが暮らす“死者の国”に迷い込んでしまった。

日の出までに元の世界に戻らないと、ミゲルの体は消えてしまう!

そんな彼に手を差し伸べたのは、陽気だけど孤独なガイコツ、ヘクター。

やがて二人がたどり着く、ミゲルの一族の驚くべき“秘密”とは?

すべての謎を解く鍵は、伝説の歌手が遺した名曲“リメンバー・ミー”に隠されていた…。

 

キャスト

  • ミゲル:アンソニー・ゴンザレス
  • ヘクター:ガエル・ガルシア・ベルナル
  • エルネスト・デラクルス:ベンジャミン・ブラット
  • ママ・イメルダ:アラナ・ユーバック
  • おばあちゃん:レニー・ヴィクター
  • お父さん:ハイメ・カミーユ
  • パパ・フリオ:アルフォンソ・アラウ
  • オスカル/フェリペ:ハーバート・シグエンサ
  • 事務官:ガブリエル・イグレシアス
  • 広場のマリアッチ/グスタヴォ:ロンバルド・ボイアー
  • ママ・ココ:アナ・オフェリア・ムルギア
  • フリーダ・カーロ:ナタリア・コルドバ=バックリー
  • ロシータ:セレーネ・ルナ
  • チチャロン:エドワード・ジェームズ・オルモス
  • お母さん:ソフィア・エスピノーサ
  • 出国係官:カーラ・メディナ
  • ヴィクトリア:ディアナ・オルテリ
  • ベルト/ドン・イダルゴ:ルイス・バルディーズ
  • 司会者:ブランカ・アラセリ
  • セキュリティ:サルバドール・レイエス
  • 矯正官:チーチ・マリン
  • 入国係官:オクタヴィオ・ソリス
  • ファン・ハノキョーセー:ジョン・ラッツェンバーガー

スタッフ

  • 監督:リー・アンクリッチ
  • 共同監督:エイドリアン・モリーナ
  • 製作:ダーラ・K・アンダーソン
  • 製作総指揮:ジョン・ラセター

 

映画「リメンバー・ミー」ネタバレ・あらすじ

映画「リメンバー・ミー」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

家族の歴史

昔々、メキシコに住む家族がいました。

愛し合う夫と妻は娘のココを授かり、幸せな日々を送っていました。

しかし、ある日、夫は自分の音楽の夢を追い求めるため、ギターを手にして家族を置き去りにしてしまいます。

彼はその後、家族のもとには戻らず、音楽家としての成功も得られないまま消えていきました。

妻は彼の行動を音楽の呪いとして憎むようになり、子孫たちに家族の歴史を伝えていきました。

 

音楽を根絶やしに

時が経ち、ココは年老いており、曾孫のミゲルもまた音楽が大好きな少年ですが、家族に音楽を禁じられています。

特に、亡き大物シンガーであるエルネスト・デラクルスに憧れを抱いていますが、家族の前ではその情熱を隠さざるを得ません。

家族は音楽を根絶やしにしようとする中で、ミゲルは偶然にも自分の祖父がかつての音楽家であることを知ります。

 

音楽家の子孫

死者の日、家族の先祖が帰ってくるという日に、ココの家では全員の先祖たちの写真が飾られます。

しかし、ココの父親の写真だけが顔がくり抜かれており、家族から裏切り者とされています。

その写真の中で、父親が握っているギターがエルネスト・デラクルスと同じものであることに気づいたミゲルは、自分の先祖が実はデラクルスであると確信します。

彼は自分が音楽家の子孫であることを知り、喜びます。

 

自分の夢を追うため

ミゲルは家族にデラクルスが自分たちの先祖であることを伝え、音楽への情熱を理解してもらおうとします。

しかし、ミゲルの祖母は彼の言葉を聞こうとしません。

逆に、彼のギターを壊してしまい、家族は音楽を禁止する方針を一層強化します。

これによって、ミゲルは家族との対立に直面し、自分の夢を追うために決意を固めます。

 

死者の世界

ミゲルは傷心していましたが、デラクルスの墓からギターを借りて、死者の日の音楽コンテストに参加することを決意します。

ギターを手にした瞬間、彼は死者たちの姿が見えるようになります。

そして、彼らと共に死者の世界へと旅立ちます。

死者の世界に到着したミゲルは、自分の体の一部が骸骨化していることに気づきます。

そして、次の日の日の出までに生の世界に戻らなければ、二度と生者の世界に戻ることができないということを知ります。

生の世界に戻るためには、自分の先祖たちに許可を得る必要がありますが、家族は音楽を憎んでおり、音楽に触れることを一切禁じる条件を出します。

 

ヘクターは完全に消えてしまう

そこでミゲルは、同じ死者の世界にいるはずのもう一人の先祖であるデラクルスに許可を求めることを決めます。

彼は家族たちの目を盗んでデラクルスを探し出し、彼から許可を得るための行動に移るのでした。

ミゲルは、デラクルスという伝説的なシンガーについて知るため、ヘクターという男性に出会います。

ヘクターは条件付きでデラクルスに会わせることを約束します。

その代わりに、ミゲルに対して自分の写真を生前の世界で飾るように頼みます。

しかし、ヘクターの家族は彼の写真を飾っておらず、そのためヘクターは死者の日に生前の世界に出ることができません。

死者の世界に残っている自分の子孫たちが自分を忘れてしまった場合、ヘクターは完全に消えてしまい、年に一度の死者の日に生前の世界に戻って子孫たちを見ることが二度とできなくなるという運命に直面しています。

 

ミゲルの祖先はヘクター

ミゲルとヘクターはついにデラクルスを見つけ出します。

しかし、そこでミゲルは驚愕の事実を知ることに・・。

デラクルスが持っていたギターやヒットソングはすべて、実はヘクターのものだったでした。

さらに、ヘクターが食中毒で亡くなったのではなく、デラクルスによって殺害されたのです。

この衝撃的な真実が明るみに出ると、デラクルスは二人を外の世界に出さないように写真を奪い、監禁します。

自分の写真を奪われたヘクターは娘にもう一度会うことができない悲しみに打ちひしがれ、「ココ…」と呟きます。

その言葉を聞いたミゲルは、自分の先祖はデラクルスではなくヘクターであることに気づきます。

生前の写真には顔がなく、それがヘクターのものでした。

 

リメンバー・ミー

ミゲルとヘクターは家族たちに助け出され、ヘクターに起こった出来事を知った家族たちは彼を許し、デラクルスから写真を取り戻すために協力します。

しかし、日の出が近づいても写真は戻しません。

生の世界のココがヘクターを忘れつつあるため、彼の体は消えかけていましたが、家族たちはミゲルを生の世界に戻すために、無条件で戻る許可を与えます。

生の世界に戻ったミゲルは曽祖母のココにヘクターとの思い出の曲「リメンバー・ミー」を歌います。

すると、ココはヘクターを思い出し、引き出しに大事に取っておいた、写真から切り取られた彼の顔の部分を見せます。

 

結末

一年後の死者の日。

ミゲルの家族の家にはヘクターの写真も飾られ、彼は死者の世界の家族たちと共に生の世界に戻ってきます。

生の世界ではデラクルスの悪事が暴かれ、ヘクターは英雄として讃えられます。

先祖たちと生の世界の家族は音楽を楽しみながら、死者の日を祝うのでした。

 

映画「リメンバー・ミー」ラストシーンの意味と考察や感想

ラストシーンでは、ミゲルと彼の家族が死者の日を祝う様子が描かれます。

ヘクターが生者の世界に戻り、彼の写真が家族のアルターに飾られることで、彼の記憶が永遠に残ることを示しています。

このシーンは、家族の絆と過去の記憶がどれほど重要かを強調しています。

ヘクターは、生前に誤解されたり忘れられたりしていたが、最終的には家族に許され、彼の善行や音楽への情熱が讃えられるようになります。

この点から、許しと理解の力が家族やコミュニティの結束を強める重要な要素であることが示されています。

死者の日は、亡くなった家族や先祖を讃える日であり、彼らの精神が一時的に生者の世界に戻ってくると信じられています。

映画のラストシーンでは、この伝統が家族の連帯を強め、愛する人々を記憶し続けることの重要性が示されています。

映画全体を通じて音楽が重要な役割を果たしており、特に「リメンバー・ミー」という曲は感情を共有し、記憶を喚起する力を持っています。

この曲が最終的にミゲルと彼の家族を結びつけ、記憶を永遠に伝える手段となっています。

 

感想

「リメンバー・ミー」は、家族の絆と記憶の尊さを深く描いた感動的な映画でした。

特にラストシーンでは、ミゲルと彼の家族が死者の日を祝う姿が印象的でした。

家族が互いに支え合い、過去の愛する人たちを偲びながら、彼らの記憶を大切にする姿に心打たれました。

映画は音楽をテーマにしており、特に「リメンバー・ミー」という曲は感情を駆り立て、物語の重要なキーポイントを演出しました。

音楽の力が家族を結びつけ、過去の出来事や人々の思い出を生き続けさせることができるというメッセージが強く伝わってきました。

また、ヘクターの物語も印象的でした。

彼が誤解された過去を持ちながらも、最終的には家族に許され、彼の善行が称えられる姿は感動的でした。

許しと理解の力が、どれほど大切なものかを改めて教えられた気がしました。

 

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まとめ


今回の記事では、映画「リメンバー・ミー」ネタバレを解説しました。

映画「リメンバー・ミー」は、2017年|アメリカ|それは、時を超えて―家族をつなぐ、奇跡の歌。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^

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