1968年に公開されたアメリカ映画『ローズマリーの赤ちゃん』は、ロマン・ポランスキー監督のハリウッドデビュー作です。
この映画は、若い夫婦が引っ越したアパートで徐々に明らかになる恐怖を描き、心理ホラーの名作です。
そこで今回の記事では、映画「ローズマリーの赤ちゃん」ネタバレ・あらすじ!考察や感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「ローズマリーの赤ちゃん」解説
若い夫婦、ローズマリーとガイは、ニューヨークにある古いアパートに引っ越します。
そのアパートは、かつて赤ん坊の遺体が見つかったといういわくつきの物件。
最初は家賃の安さに惹かれて決めた引っ越しですが、次第に隣人の奇妙な行動や不吉な出来事に不安を感じ始めます。
隣に住むカスタベット夫妻と親しくなり始める中で、ガイの役者としてのキャリアは急成長を遂げますが、ローズマリーは次第に恐怖を抱くようになります。
キャスト
- ローズマリー・ウッドハウス:ミア・ファロー
- ガイ・ウッドハウス:ジョン・カサヴェテス
- ミニー・カスタベット:ルース・ゴードン
- ローマン・カスタベット:シドニー・ブラックマー
映画「ローズマリーの赤ちゃん」ネタバレ・あらすじ
映画「ローズマリーの赤ちゃん」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
いわくつき
1965年、ニューヨークに住む若い夫婦、ローズマリー(ミア・ファロー)とガイ(ジョン・カサヴェテス)は、新しい住まいを探しており、築年数はあるものの雰囲気のあるアパート「ブラムフォード」に引っ越します。
このアパートは不吉な過去を持っており、赤ん坊の死や奇妙な事故が頻繁に起こっていたといういわくつきの場所でした。
引っ越しと隣人たちとの出会い
引っ越し後、ローズマリーは隣に住むミニー(ルース・ゴードン)とローマン(シドニー・ブラックマー)という老夫婦と親しくなります。
夫のガイはこの夫妻に気に入られ、役者としてのキャリアが急に順調になりますが、ローズマリーはこの夫妻に対して違和感を抱き始めます。
彼女は次第に、不気味で過干渉な隣人たちや、周囲の人々の行動が怪しく感じられるようになり、不安を募らせます。
妊娠と悪夢の始まり
ある夜、ローズマリーは不思議な夢を見ます。
夢の中で、彼女は裸体の人々に囲まれ、異様な儀式の中で拘束されます。
彼女はそこで、悪魔のような存在に襲われ、何か得体の知れない力が自分にのしかかる感覚を味わいます。
目を覚ますと、体には引っかき傷が残されており、その後すぐに妊娠が判明します。
夫のガイは、奇妙なことがあったとは思わず、彼女の妊娠を喜びます。
不安と疑惑
妊娠後、ローズマリーは体調不良に苦しみますが、医師や隣人たちはその症状を軽く受け流し、彼女に特別な薬草や食事を勧めます。
カスタベット夫妻は彼女の健康管理に干渉し続け、彼女の周囲の全てが制御されているような感覚に陥ります。
ローズマリーは、自分が何か恐ろしい陰謀に巻き込まれているのではないかと疑い始めますが、夫や友人たちに相談しても誰も真剣に取り合ってくれません。
恐ろしい真実の発覚
ローズマリーは、偶然にも自分の身に降りかかっている恐怖の正体を知ります。
隣人のカスタベット夫妻を含むアパートの住人や、彼女の担当医までもが悪魔崇拝者であり、彼女を悪魔の子を産むための生贄にしていたのです。
ローズマリーの妊娠は悪魔との契約の一環であり、彼女が夢の中で感じた異様な儀式は現実だったのです。
結末
ローズマリーは出産の瞬間、赤ちゃんがどうなったのかを知らされませんが、やがて隣人たちの部屋でその子供と対面します。
彼女の子供は、人間ではなく悪魔の子でした。
恐ろしい真実を目の当たりにしたローズマリーは、最初はショックで絶望しますが、最終的には悪魔の子であっても自分の赤ちゃんとして受け入れることを決意します。
彼女は、母親としての愛情に引き裂かれながらも、アパートの住人たちの中で赤ん坊を見守ることを選ぶのです。
映画「ローズマリーの赤ちゃん」事件の考察
映画の中心にあるのは「悪魔崇拝」です。ローズマリーという主人公が、見知らぬ隣人たちとその奇妙な儀式に巻き込まれていく話です。
1960年代のアメリカでは、悪魔崇拝やオカルトが話題になっていました。
この映画は、その時代の不安や恐怖を巧みに取り入れ、普通の生活が一変する怖さを描いています。
1960年代のアメリカ社会における不安を象徴する作品とも言えます。
社会的な変革期にあり、価値観が揺らいでいた時代、映画は個人が感じる無力感や不安、そして信頼できる存在がいなくなる恐怖を反映しています。
ローズマリーの物語は、単なるホラーではなく、現代社会の問題や、個人の信頼の崩壊がもたらす悲劇を描いた深い作品です。
映画「ローズマリーの赤ちゃん」感想
特に印象的だったのは、ローズマリーが周囲の人々に対して疑念を抱き始めるところです。
最初は親切そうに見えた隣人たちや医師たちが、実は彼女に隠し事をしていたことが明らかになるシーンでは、自分も一緒にドキドキしながら見ていました。
ローズマリーの孤立感と恐怖がとてもよく描かれており、観ている自分も彼女の立場になって考えてしまいました。
また、映画全体を通しての緊張感がとても高かったです。
特にローズマリーが妊娠してからの体調の変化や奇妙な夢、そして出産後の赤ん坊の姿など、どれもが恐怖を引き立てていて、終始ハラハラしながら観ていました。
映画のラストシーンでは、ローズマリーが悪魔の子を受け入れる決断をする場面が心に残りました。
彼女が母親としての本能と恐怖との間で葛藤する姿は、とても切なく、また強い印象を与えました。
この映画は単なるホラー映画ではなく、深い心理的な恐怖も描いていることがわかり、非常に考えさせられる作品でした。
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まとめ
今回の記事では、映画「ローズマリーの赤ちゃん」ネタバレを解説しました。
『ローズマリーの赤ちゃん』は、単なるホラー映画を超えて、母性、信頼、そして社会に対する不信感をテーマにした心理的な恐怖を描いています。
ローズマリーが悪夢のような状況に陥りながらも母親としての愛情を失わない姿が、観る者に深い印象を与えます。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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