映画「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」は、直木賞作家三浦しをんの小説『神去なあなあ日常』を青春コメディの才人、矢口史靖監督が映画化。
染谷将太、長澤まさみ、伊藤英明らのアンサンブル演技は笑って、泣けます。
そこで今回の記事では、映画「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」ネタバレ・あらすじ!ラストシーンの意味と考察と感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」解説
大学受験に失敗した勇気は偶然見かけたパンフレットの女性にひかれて、1年間の林業研修プログラムに参加。
軽い気持ちの彼が連れてこられたのは三重県神去村。
携帯も繋がらない山奥で荒っぽい先輩と想像を超える重労働に怖気づいた勇気だったが…。
キャスト
- 平野勇気:染谷将太
- 石井直紀:長澤まさみ
- 飯田ヨキ:伊藤英明
- 飯田みき:優香
- 中村祐子:西田尚美
- 田辺巌:マキタスポーツ
- 小山三郎:有福正志
- 指導員B:田中要次
スタッフ
- 監督:矢口史靖
- 原作:三浦しをん
- 音楽:野村卓史
- 脚本:矢口史靖
映画「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」ネタバレ・あらすじ
映画「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
林業
平野勇気は大学受験に失敗し、恋人の高橋玲奈にも振られて将来に悩んでいました。
そんな中、偶然見つけた林業のパンフレットに載っていた女性に惹かれて応募を決意します。
三重の山奥にやってきた勇気は、飯田与喜たちの厳しい指導の下、基本的な林業の知識や実技を学びます。
研修
その後、さらに1年間の研修を積むために与喜が働く中村林業に配属されることになります。
勇気は研修所からさらに奥地にある神去村で与喜の家族と共に暮らし始めます。
初めての山仕事で怒られることが多い勇気ですが、林業の重要性を学ぶうちに少しずつ成長していきます。
ある日、昼食をとっているときに川のほとりで地蔵を見つけ、おにぎりを半分供えるのでした。
スローライフ研究会
林業の仕事に慣れてきた勇気のもとに、玲奈から連絡があり、大学のスローライフ研究会のメンバーと共に訪れます。
玲奈たちは旅行気分で林業を見学し、楽しそうに記念撮影をしていました。
しかし、林業を軽んじるような態度に勇気は怒りを爆発させ、大学生たちを追い返します。
その後、神去村の伝統的な祭りに勇気を参加させるかどうかが議論されますが、中村林業の社長や与喜たちが勇気を擁護し、仲間として認められます。
山止め
神去村には「山止め」という、山に入ってはいけない日があります。
この日に山に入ると神隠しに遭うという言い伝えがありますが、村の子どもが虫を追いかけて山に入ってしまいます。
行方不明になった子どもを探すため、勇気と山の男たちは山止めを破って捜索を開始します。
勇気は霧の中で何者かに手を掴まれ、そのまま山の奥に引き込まれます。
オオヤマヅミ
掴んでいた手の主は消えましたが、その先で迷子の男の子を見つけます。
勇気はその手に米粒が付いていたことを思い出し、山根の子どもを見つけたことで村の人々に認められ、神去村の神事であるオオヤマヅミに参加することになります。
祭りの日、勇気は他の山の男たちと共にふんどし姿で山に登りますが、実家から緊急の連絡があり急いで戻ります。
しかし、電話の内容は些細なものでした。
遅れをとった勇気を地元の教師・石井直紀がバイクで山頂まで送ります。
五穀豊穣と子孫繁栄
祭りでは神木を切り倒し、レールの上に巨木を乗せて滑らせることで五穀豊穣と子孫繁栄を願います。
勇気は足に縄が絡まり巨木から離れられなくなりますが、与喜たちの機転で無事に滑り落ち、生還します。
女性たちは巨木に群がり、ご利益を得ようとします。
1年の研修が終わり、勇気は地元に戻ることになります。
別れの際、与喜は号泣し、勇気も涙します。
都会に戻った勇気は違和感を覚え、木の匂いを感じながら歩きます。
建設中の一軒家にたどり着いた勇気は、再び神去村へ戻る決意をします。
映画「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」ラストシーンの意味と考察と感想
映画「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」のラストシーンでは、1年間の研修を終えた主人公・平野勇気が都会に戻り、再び林業の道を選んで神去村に帰る決意を示しています。
このシーンは、以下のような意味と考察ができます。
勇気は都会での生活に違和感を覚え、林業を通じて新たな自分を見つけたことを示しています。
都会での生活が空虚に感じられる一方、神去村での生活は彼にとって本物であり、充実感を与えるものでした。
勇気は神去村の人々と深い絆を結び、彼らにとって大切な存在となりました。
与喜や村の人々との強い絆は、勇気にとって新たな「家族」と言えるものであり、それが彼の帰郷の決意を後押ししました。
勇気が都会の建設現場で木の匂いを感じるシーンは、自然との繋がりを象徴しています。
林業の経験を通じて自然の大切さを理解し、その一部として生きることの意義を見出した勇気の心境が表現されています。
都会に戻るも、再び神去村へと向かう勇気の決意は、彼が新たな人生のステージに踏み出す準備が整ったことを示しています。
林業で得た経験や人間関係をもとに、新たな一歩を踏み出そうとする勇気の姿は、再出発の象徴とも言えます。
感想
映画「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」は、都会生活に馴染めなかった主人公が、山村での林業を通じて自己発見し成長していく姿を描いた作品です。
都会の喧騒から離れ、自然と共生することで得られる充実感や人間関係の大切さが、鮮明に描かれています。
最初は林業のパンフレットに写っていた女性目当てで応募した勇気ですが、厳しい研修や村の人々との交流を通じて、本物の自分を見つけていきます。
林業の仕事を通じて得た経験は、彼にとって貴重なものであり、都会では得られない満足感をもたらしました。
映画のラストシーンでは、都会に戻った勇気が再び神去村に戻る決意をする姿が描かれています。
このシーンは、勇気が新たな人生の方向性を見つけ、自分の足で歩み始める姿を象徴しています。
都会での生活に違和感を覚えながらも、自分の成長と新たなアイデンティティを見つけた勇気の姿は、感動と共感を与えることでしょう。
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まとめ
今回の記事では、映画「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」ネタバレを解説しました。
映画「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」は、直木賞作家三浦しをんの小説『神去なあなあ日常』を青春コメディの才人、矢口史靖監督が映画化。
染谷将太、長澤まさみ、伊藤英明らのアンサンブル演技は笑って、泣けます。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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