映画「トイ・ストーリー・オブ・テラー」2013年アメリカ映画｜「トイ・ストーリー」の、ハロウィン用スピンオフ作品です。
そこで今回の記事では、映画「トイ・ストーリー・オブ・テラー」ネタバレ・あらすじ！考察と感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「トイ・ストーリー・オブ・テラー」解説
「トイ・ストーリー3」のその後を描いた傑作スピンオフ作品、「トイ・ストーリー・オブ・テラー!」(約22分)をはじめ、3つの短編「トイ・ストーリー トゥーン」などのボーナス・コンテンツも収録したスペシャル作品集!
ウッディたちは、ボニーの祖母の家へ向かう車のトランクの中でホラー映画を見ていました。
しかし途中で車がパンクし、ボニーたちはモーテルに一泊することに。
ボニーとママが寝静まった後、ミスター・ポテトヘッドが出かけていき、トリクシーとプリックルパンツも後を追います。
みんなを連れ戻そうとウッディやバズ、ジェシーも鞄の外に出ますが…。
映画「トイ・ストーリー・オブ・テラー」ネタバレ・あらすじ
映画「トイ・ストーリー・オブ・テラー」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
旅の始まり
物語は、ボニーが祖母を訪ねるために母親の車で旅をしているところから始まります。
後部トランクには、ボニーが旅のお供に選んだウディやバズたちのおもちゃが乗っており、彼らはホラー映画を鑑賞しています。
しかし、突然車のタイヤがパンクし、その衝撃でジェシーは道具箱に閉じ込められてしまいます。
他のおもちゃたちはすぐにジェシーを助け出しますが、ジェシーは以前箱に入れられた経験からトラウマを抱えており、その記憶が蘇ります。
モーテルに一泊
タイヤがパンクしたため、ボニーと母親はモーテルに一泊することにします。
ウディは、モーテルはおもちゃが失くされやすい場所だと警告しますが、ボニーと母親が寝静まると、おもちゃたちはカバンから抜け出します。
ウディはすぐに呼び戻そうとしますが、ポテトヘッドがいなくなってしまいます。
他のおもちゃたちもポテトヘッドを探しているうちに、謎の物体に襲われ、次々と姿を消していきます。
謎の物体
1人残ったジェシーは、突然現れたカール軍曹というおもちゃから、危険だから持ち主の元へ戻るように言われます。
しかし、カール軍曹も謎の物体に襲われてしまいます。
ジェシーが謎の物体と対峙すると、それはモーテルの管理人のペットのイグアナであり、このイグアナがお客のおもちゃを盗んで管理人が転売していたことが判明します。
救出作戦
ジェシーはイグアナに連れられて仲間たちと再会しますが、そこは管理人室の棚でした。
ウディが高値で売られるために箱に入れられると、次にジェシーも箱に入れられようとします。
管理人が気を取られている隙に仲間の元に戻ろうとするジェシーですが、カール軍曹から「ウディを助けられるのは君だけだ」と諭されます。
ジェシーはトラウマの記憶を乗り越えて自ら箱に入りますが、配達員がテープで封をしてしまい、絶体絶命のピンチに陥ります。
これではウディを助けるどころか、自分もどこかに配達されてしまいます。
ハッピーエンド
ジェシーは暗闇の中でペーパークリップを見つけ、箱から脱出します。
そして、トラックに積まれていた箱からウディを救出します。
ボニー母娘がチェックアウトする際、ジェシーは偶然管理人室のカーテンを開け、盗まれたおもちゃの棚が明るみに出ます。
ボニーの母親は自分のおもちゃが盗まれたことに怒り、すぐに取り返します。
おもちゃ達は全員無事に脱出し、ハッピーエンドを迎えます。
最後に、事情聴取のため警官がモーテルにやって来て、管理人は追いかけられるのでした。
映画「トイ・ストーリー・オブ・テラー」考察と感想
「トイ・ストーリー・オブ・テラー」は、「トイ・ストーリー」シリーズ初のスピンオフ短編で、ホラーの要素を取り入れています。
映画全体にはホラー映画のパロディやジャンプスケア（突然の驚かせるシーン）などがあり、大人にも楽しめる内容になっています。
しかし、子供向けの作品であることを考慮して、過度な恐怖表現は避けられており、コミカルなシーンやキャラクターの魅力を活かした演出が際立っています。
こうしたバランス感覚は、「トイ・ストーリー」シリーズの魅力を損なわずに、新しいジャンルに挑戦する成功例として評価できます。
本作の中心テーマの一つは、ジェシーのトラウマ克服です。
ジェシーは過去に箱に閉じ込められた経験からトラウマを抱えており、再び箱に入れられることに恐怖を感じています。
しかし、物語が進むにつれて、彼女はその恐怖を乗り越え、仲間を助けるために勇気を振り絞ります。
この成長の過程は、視聴者に感動を与えると同時に、困難に立ち向かう勇気の重要性を教えてくれます。
「トイ・ストーリー」シリーズ全体を通じて描かれているテーマである「おもちゃ同士の絆と協力」は、本作でも重要な要素として描かれています。
ウディやバズたちが協力してポテトヘッドや他のおもちゃたちを救出する姿は、友情や仲間意識の大切さを強調しています。
特に、カール軍曹がジェシーに勇気を与えるシーンや、ジェシーが自分の恐怖を乗り越えてウディを救うシーンは、仲間を思いやる気持ちが強調されています。
モーテルの管理人は、自分の利益のためにお客のおもちゃを盗み、転売するという非道な行為をしています。
最終的にはその悪事が明るみに出て警察に追いかけられることになりますが、これは正義が勝つというメッセージを視聴者に伝えています。
子供向けの作品であることを考えると、この結末は道徳的な教訓を含んでおり、視聴者に善悪の判断を促す役割を果たしています。
「トイ・ストーリー・オブ・テラー」は短編ながらも、ピクサーの高い技術力が存分に発揮されています。
キャラクターの細かな表情や動き、暗闇の中での光の使い方など、映像の美しさとディテールには目を見張るものがあります。
特に、ホラー要素を取り入れたシーンでは、緊張感と恐怖感を巧みに演出しています。
感想
「トイ・ストーリー・オブ・テラー」は、シリーズの中でも異色のホラー要素を取り入れた短編映画でしたが、その独自のアプローチが非常に魅力的でした。
物語は、ボニーとそのおもちゃたちがモーテルでの一夜を過ごす中で展開されます。
最初は普通の旅のように始まりますが、車のトラブルがきっかけで、おもちゃたちがホラー映画のような展開に巻き込まれていきます。
特に印象に残ったのは、ジェシーの成長と克服の物語でした。
彼女が過去のトラウマに立ち向かいながら、仲間たちを守ろうとする姿勢は感動的でした。
ジェシーの心の葛藤や勇気が、物語全体に深みを与えていました。
また、おもちゃたちの絆や友情も描かれていて、それぞれのキャラクターが持つ個性が活き活きとしていました。
ウディやバズ、ポテトヘッドなど、懐かしいキャラクターたちが新たな冒険に挑む姿は、観ている側も共感できるものでした。
映画の終盤では、正義が勝利する展開がありました。
悪事を働く管理人の姿勢と、それに対するボニー母娘の対応が、教訓となる場面でした。
物語の最後には、おもちゃたちが全員無事に脱出し、ハッピーエンドを迎える様子が描かれ、安心して映画を楽しむことができました。
ピクサーの技術力が光る映像美や、ストーリーテリングの巧みさも特筆すべき点です。
特にホラー要素を含むシーンでは、緊張感と共に、キャラクターたちの感情がリアルに伝わってきました。
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まとめ
今回の記事では、映画「トイ・ストーリー3」ネタバレを解説しました。
映画「トイ・ストーリー3」2010年アメリカ映画|ディズニーデジタル3D（3D映画）作品でシリーズとしては初の3D映画作品!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました＾＾
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