52ヘルツのクジラたちのロケ地はどこ?作家町田そのこの思いも解説

52ヘルツのクジラたちのロケ地はどこ?作家町田そのこの思いも解説

今話題の映画「52ヘルツのクジラたち」のロケ地マップが配布されています。

映画をご覧になった後に一度ロケ地に足を運んでみたい方もいることでしょう。

ロケ地は一体どこにあるのでしょうか?どんな観光名所があるのかも気になりますよね。

本記事では、52ヘルツのクジラたちのロケ地はどこか?

また、本作品の作家町田そのこのロケ地への思いも詳しく解説していきますのでぜひ最後まで読んでいってください。

それでは、本題に入ります。

志尊淳の現在>>

 

目次

52ヘルツのクジラたちはどんな話?

三島貴湖は、東京から大分の海辺の町へと移り住むことになった。

新しい町は噂話が絶えず、見知らぬ住民からの批判もあって、彼にとって居心地の良い場所とは言えなかった。

しかし、そんな中、彼は大工の村中の同級生・琴美の息子と出会う。

その少年は、親からの虐待に苦しんでいた。

貴湖はかつて自分が経験した苦しみを重ね合わせ、少年が安心して暮らせる場所を探すことを決意する。

そんな中、彼を訪ねてきた友人・美晴との関係もまた複雑だった。

過去の経験から、貴湖は母親に愛されたいと必死になって頑張ったが、受け入れられないまま居場所を失ったこともある。

しかし、新たな出会いや経験を通じて、彼の人生には次第に優しさが染み渡っていく。

そして、彼の心に希望の光が差し込む。

そんな中、誰にも届かないはずの声が聞こえた時、奇跡が起きる。

 

52ヘルツのクジラたちのロケ地はどこ?

52ヘルツのクジラたちのロケ地は北九州市と大分市です。

北九州市と大分市は共同で、映画に登場する場所や周辺の魅力を案内するロケ地ガイドを作成しました。

出典:北九州市と大分市の共同のロケ地ガイド

両市の代表者は、「ガイドを参考にして、楽しい時間を過ごし、美味しい料理も堪能してほしい」と述べています。

また、4月30日までデジタルスタンプラリーも実施中です。

「本屋大賞」で2021年に受賞した文芸書を映画化しました。

その作品は、心に深い傷を負った女性が、虐待を受けて言葉を話せない少年との出会いを通じて心を通わせていく物語です。

このロケ地ガイドは三つ折りA4サイズで、両市のロケ地だけでなく、近隣の観光スポットやグルメ情報も掲載されています。

北九州市では、商業施設「チャチャタウン小倉」での観覧車からの夜景や、JR小倉駅前でのシーンが紹介されています。

一方、大分市では、関アジと関サバで有名な「佐賀関漁港」などが撮影されたエピソードと共に紹介されています。

さらに、出演者の杉咲花さんや志尊淳さんからの動画コメントがQRコードで視聴できます。

映画に関連する情報も盛り込まれており、登場人物の紹介や原作者・町田そのこさんのメッセージ、そして杉咲さんと成島出監督からの両市への印象についてのコメントも含まれています。

観光やグルメ情報では、北九州市が小倉城や人気の「シロヤ小倉店」を、大分市が郷土料理の「りゅうきゅう」「だんご汁」などを紹介しています。

北九州市と大分市は、それぞれ1万部と5万部の計6万部のガイドブックを作成しました。

北九州フィルム・コミッション事務局の担当者は、「北九州と大分の両市を楽しく巡り、映画の雰囲気を感じてほしい」と述べています。

両市では、公共施設や観光スポット、映画館などで無料配布されています。

 

琴美が働く食堂のロケ地はどこ?


「ムシ」と呼ばれる少年の母親である琴美(西野七瀬)が働く食堂のロケ地は、大分市に位置する「媛乃屋食堂」です。

この食堂は、主演の杉咲花さんが大のお気に入りとして知られており、2024年2月25日に放送された「おしゃれクリップ」で紹介されました。

杉咲花さんは、なんと3日間も連続して通ったとのことです。

その美味しさにぜひ触れてみたいですね。

「媛乃屋食堂」は、地元の漁師の街にあるレストランです。

こちらでは、佐賀関で水揚げされる新鮮な旬の魚を使った料理を楽しむことができます。

お刺身や煮つけ、天ぷらなど、様々な調理法で魚の美味しさを堪能できます。

また、大分の人々に愛される鶏料理や旬の地元野菜も提供されています。

ランチやディナーには、バラエティ豊かな定食も用意されており、お酒を楽しみながら料理を楽しむこともできる居酒屋としても人気です。

「媛乃屋食堂」の特徴の一つは、地元漁師が獲ってくる「速吸の瀬戸」と呼ばれる海域の魚を使用していることです。

速吸の瀬戸は、佐賀関の沖合に位置し、潮の流れが速く魚が豊富に棲むことで知られています。

そのため、そこで獲れた魚は締まりがよく、味が濃く、鮮度も抜群です。

媛乃屋食堂では、その日の朝に獲れた魚を仕入れ、即座に提供しています。常に新鮮で旬の魚を味わうことができます。

また、もう一つの特徴は、大分の郷土料理を提供していることです。

大分の郷土料理としては、鶏飯やとり天、からし蓮根、げんこつ飯などが有名ですが、「媛乃屋食堂」ではそれらに加えて佐賀関の郷土料理も楽しめます。

佐賀関の郷土料理とは、りゅうきゅう丼や鯛めし、鯛のあら汁、鯛の唐揚げなど、鯛を使用した料理が主です。

鯛は、佐賀関の名物であり、縁起の良い魚としても知られています。

媛乃屋食堂では、鯛を丸ごと使用し、骨まで食べられるように調理しています。鯛の旨味が凝縮された料理は、絶品です。

「媛乃屋食堂」は、大分市の中心部からは少し離れていますが、国道九四フェリーの佐賀関港から車で約10分の場所にあります。

佐賀関港は、愛媛県の三崎港と結ばれているフェリーの港で、観光客やビジネスマンなどが利用しています。

「媛乃屋食堂」はフェリー利用者にとって便利な立地にあります。

また、店の近くには佐賀関の歴史や文化を紹介する佐賀関歴史民俗資料館や、佐賀関の海を眺められる展望台など、見どころも多くあります。食事の後に散策するのも良いでしょう。

「媛乃屋食堂」では、佐賀関の海の幸と大分の郷土料理を堪能できます。

店内は、木のぬくもりが感じられる落ち着いた雰囲気で、家族や友人、カップルなどが気軽に訪れることができます。

店員も親切で、地元の情報やおすすめの料理などを提供してくれます。

大分を訪れた際には、「媛乃屋食堂」への訪問をおすすめします。

 

作家町田そのこのロケ地への思い

北九州市の文化大使を務める作家町田そのこさんが、代表作「52ヘルツのクジラたち」の映画公開に合わせてトークショーに参加しました。

この映画は、町田さんの小説が2021年の本屋大賞を受賞し、北九州市を舞台の一つとして映画化された作品です。

昨年、小倉駅前などでの撮影が行われました。

映画の試写会は、昨年火災で全焼した小倉北区の「小倉昭和館」で行われました。

町田さんや成島出監督らによるトークショーも開催されました。

町田さんは、「学生時代から通っていた小倉昭和館で自分の作品が映画として上映されることは夢だった。

その夢が叶ったことを嬉しく思います」と述べました。

さらに、「北九州を舞台にした作品を書くことで、運や縁を感じています。今後も北九州や小倉昭和館を支援していきたい」と話しました。

 

まとめ

以上、52ヘルツのクジラたちのロケ地はどこ?作家町田そのこの思いも解説しました。

いかがでしたでしょうか?

52ヘルツのクジラたちのロケ地は北九州市と大分市にあり、各地ロケ地マップが配布されています。

こちらのロケ地マップは4月30日までの期間限定なので、早めに行くことをおすすめします。

また、媛乃屋食堂も大分に訪れた際は寄ってみてはいかがでしょうか?

町田そのこはロケ地について、学生時代から通っていた場所が映画にできるのが夢だったと歓喜の言葉を述べていました。

ぜひ一度ロケ地に足を運んでみてください。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

52ヘルツのクジラたちのネタバレ>>

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