映画「クワイエット・プレイス」ネタバレ・あらすじ！考察と感想や続編に繋がる伏線解説

映画「クワイエット・プレイス」は、2018年｜アメリカ｜90分間“沈黙”の新体感サバイバルホラー！

音を立てたら、即死。

そこで今回の記事では、映画「クワイエット・プレイス」ネタバレ・あらすじ！考察と感想や続編に繋がる伏線を解説していきます。

それでは最後までお読みください(^▽^)/

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まとめ

映画「クワイエット・プレイス」解説

音に反応し人間を襲う“何か”によって荒廃した世界に、生き残った1組の家族がいた。

その“何か”は呼吸の音さえ逃さない。

誰かが一瞬でも音を立てると、即死する。

手話を使い、裸足で歩き、一家は静寂と共に暮らしていたが、妻は出産を目前に控えていた。

キャスト

リー・アボット：エミリー・ブラント
エヴリン・アボット：ジョン・クラシンスキー
リーガン・アボット：ミリセント・シモンズ
マーカス・アボット：ノア・ジュープ
ボー・アボット：ケイド・ウッドワード
老人：レオン・ラッサム

スタッフ

監督：ジョン・クラシンスキー
音楽：マルコ・ベルトラミ
脚本：ブライアン・ウッズ、スコット・ベック、ジョン・クラシンスキー

映画「クワイエット・プレイス」ネタバレ・あらすじ

映画「クワイエット・プレイス」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

2020年

人類は未知の存在によって突如として音に反応し、攻撃されるという極めて異常な事態に直面しています。

この存在により、都市は荒廃し、生存が困難な状況に追い込まれています。

その中で、アボット家は音を避けながら静かに暮らしています。

リーガン・アボットは聴覚障害を持つ少女で、彼女の父リー・アボット、母エヴリン・アボット、そして弟のマーカスと共に、日々を静寂の中で過ごしています。

静寂の中

物語は、一家が荒廃した町で生活する様子から始まります。

リーガンは無人の店で必需品を探し、家族は手話でコミュニケーションをとりながら生活しています。

特に音を出さないように気をつけるのはボーという幼い息子で、彼がおもちゃで遊んでしまい、思わぬ音を発してしまいます。

この小さな失敗が取り返しのつかない結果を招き、モンスターが現れてボーを襲い、連れ去ってしまいます。

モンスターから身を守る

アボット一家は山奥の隠れ家に移り住み、ますます音を避ける生活を続けています。

その中で、エヴリンは妊娠しており、その日々を静かにカレンダーに記録しています。

リーガンは補聴器を試し、効果がないことに失望しています。

一方で、エヴリンはマーカスに学びを教え、家族全員がモンスターから身を守るために神経を尖らせています。

モンスターの襲撃

ある日、リーとマーカスが魚を取りに川に向かい、エヴリンとリーガンは家で過ごします。

リーガンは家族とはぐれたボーが亡くなった場所に小さな墓を作り、おもちゃを置きます。

そこで、リーとマーカスは久しぶりに声を出して会話し、森を歩いていると謎の老人に遭遇します。

彼らは驚き、モンスターの存在を再確認します。

その後、山荘ではエヴリンが事故で音を出し、一家は再びモンスターの襲撃を恐れます。

最後の戦い

エヴリンは山荘で出産し、モンスターの脅威に怯えながらも男児を出産します。

リーは花火を使ってモンスターを誘導し、エヴリンと赤ちゃんを守ろうとします。

一家は恐怖と不安を抱えながらも絆を深め、共に立ち向かっています。

しかし、再びモンスターが襲来し、一家は最後の戦いに突入します。

希望の地へ

エヴリンは赤ちゃんを抱いて逃げ、リーガンとマーカスは穀物サイロに逃げ込みます。

マーカスがサイロの中に落ちてしまい、エヴリンは赤ちゃんを守りながらモンスターと対峙します。

リーは家族に愛を伝え、犠牲になりますが、家族の再会を見届けます。

エヴリンはショットガンでモンスターを撃退し、リーガンが補聴器の音を増幅させて敵を弱体化させます。

最後に残ったモンスターたちに立ち向かう決意を胸に、アボット一家は希望の地へと向かいます。

映画「クワイエット・プレイス」考察と感想

映画「クワイエット・プレイス」は、音に反応する怪物によって人類が脅かされる近未来を舞台にしたサスペンス・ホラー作品です。

この作品は、家族が静寂を保ちながら怪物から逃れる姿を描き、緊張感溢れるストーリーテリングで注目を集めました。

物語は、2020年代初頭の架空の世界で始まります。

地球上に突如現れた怪物たちは、音を感知して狩りを行い、そのため人類は静かに生活しなければならなくなります。

主人公のアボット一家は、父リー（ジョン・クラシンスキー）、母エヴリン（エミリー・ブラント）、聴覚障害を持つ娘リーガン（ミリセント・シモンズ）、息子のマーカス（ノア・ジュープ）、そして幼いボー（カデン・ウッドワード）から成り立っています。

物語の始まりでは、アボット一家は静寂の中で日常生活を営み、音を立てないように気を配っています。

しかし、ボーが誤って音を出してしまい、怪物に襲われてしまいます。

その悲劇から家族は更に厳しい状況に追い込まれ、静かに生き延びるための知恵と工夫が重要となります。

エヴリンの妊娠という新たな試練が加わりながらも、家族は怪物から逃れるために奮闘します。

物語は家族の絆と愛を軸にしながら、生き残るための苦闘が描かれています。

特にリーガンの補聴器が怪物の弱点であることが明らかになり、その発見が物語の鍵となります。

映画「クワイエット・プレイス」は、非常に静かな環境の中で緊張感を高め、観客に恐怖を与える優れた演出とストーリーテリングが特徴です。

登場人物たちの感情や心情が音を使わずに表現されることで、独特の臨場感と深みを生み出しています。

感想

物語の中心にあるアボット一家は、音に反応する怪物たちによって脅かされながらも、静寂の中で日々を過ごしています。

特に聴覚障害を持つリーガンというキャラクターは、自身の特性を生かして家族を救おうと奮闘する姿が印象的でした。

彼女の補聴器が物語の鍵となり、怪物たちとの戦いにおいて重要な役割を果たすシーンは、感動と緊張を同時に味わわせてくれました。

映画では、音の存在がどれだけ重要であるかを改めて感じさせられました。

登場人物たちの行動や表情、そして怪物の恐怖が、静寂の中でより強く映える演出が施されていました。

彼らと共に息を潜め、音を立てずに逃げ延びる緊迫感を味わいました。

映画「クワイエット・プレイス」続編に繋がる伏線解説

映画「クワイエット・プレイス」は、その独特の設定と物語展開から、続編に繋がる興味深い伏線をいくつか含んでいます。

新たな生存者の存在: 続編では、主人公たちが辿り着いた孤島に他の生存者が存在することが示唆されています。特に島の長が語るように、彼らはニューヨークから怪物の脅威を逃れてきたという背景があります。これは物語の未来において、新たなキャラクターや社会的な対立の要素を導入する可能性を秘めています。
怪物の特性と弱点の発見: 前作でのリーガンの発見した怪物の弱点である高周波音と、それに対する対策が続編でも重要な要素となっています。特に、放送局での高周波放送が怪物を引き付けているシーンは、これを物語の中で活用する可能性を示唆しています。また、怪物の行動パターンや進化も考慮しながら、より効果的な戦略が練られることが期待されます。
家族の再結集と成長: アボット一家は悲劇的な損失を経験しながらも、生き残りをかけて団結し、成長しています。特にリーガンの決意やマーカスの責任感、イヴリンのリーダーシップが描かれています。続編ではこれらのキャラクターの心情や関係性がさらに掘り下げられ、家族としての絆が試される場面が見られるでしょう。
怪物の起源や全体像の解明: 怪物の正体や地球に対する影響の詳細な説明はまだ明かされていません。続編ではこれらの謎が解明される可能性があり、物語の根幹をなす要素として重要な役割を果たすでしょう。特に、怪物の出現がどのようにして始まり、地球全体にどのような影響を与えているのかが注目されます。