映画「ジュラシック・ワールド／新たなる支配者」は、『ジュラシック・パーク』から始まった壮大な物語が、シリーズ6作目にしてついに完結です。
そこで今回の記事では、映画「ジュラシック・ワールド／新たなる支配者」ネタバレ・あらすじラストシーンの意味の考察と感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「ジュラシック・ワールド／新たなる支配者」解説
「ジュラシック・ワールド」の恐竜たちが世界中へ放たれてしまってから4年。
オーウェンとクレアは恐竜の保護活動を続けている。
一方、サトラー博士は、あるバイオテクノロジー企業の巨人バイオシンを追っていた。
そこでは恐るべき計画が進められていて…。
キャスト
- オーウェン：クリス・プラット
- クレア：ブライス・ダラス・ハワード
- エリー・サトラー博士：ローラ・ダーン
- イアン・マルコム博士：ジェフ・ゴールドブラム
- アラン・グラント博士：サム・ニール
- ケイラ・ワッツ：ディワンダ・ワイズ
- ラムジー・コール：ママドゥ・アチェイ
- ヘンリー・ウー博士：ＢＤ・ウォン
- バリー：オマール・シー
- メイジー・ロックウッド：イザベラ・サーモン
- ルイス・ドジスン：キャンベル・スコット
- フランクリン・ウェブ：ジャスティス・スミス
- レイン・デラコート：スコット・ヘイズ
- ソヨナ・サントス：ディーチェン・ラックマン
- ジア・ロドリゲス：ダニエラ・ピネダ
スタッフ
- 監督：コリン・トレヴォロウ
- 音楽：マイケル・ジアッキノ
- 脚本：エミリー・カーマイケル、コリン・トレヴォロウ
映画「ジュラシック・ワールド／新たなる支配者」ネタバレ・あらすじ
映画「ジュラシック・ワールド／新たなる支配者」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
あれから４年
イスラ・ヌブラル島やロックウッド財団から逃げ出した恐竜たちが、世界中に散らばってから4年が経過しました。
クレア・ディアリングは過激な手法で恐竜の保護活動を続けています。
一方、オーウェン・グレイディは恐竜保護地区での管理と研究を続け、自ら建てた山小屋でクレアと共に14歳になったメイジー・ロックウッドと、まるで家族のように暮らしていました。
オーウェンとクレアは、クローン人間であるメイジーを世間の目から隠して守っていましたが、
メイジー本人はこの閉鎖的な生活に窮屈さを感じていました。
ベータ
近くの森に住むヴェロキラプトルのブルーには子どもが生まれており、その子はベータと名付けられました。
ベータを追いかけたいメイジーは、オーウェンに止められたこともあり、家を飛び出してしまいます。
そして、密猟者にベータと共に捕まってしまいました。
遠くからその様子を目撃したオーウェンは、ブルーにベータを取り戻すことを誓い、クレアと共に救出に向かいます。
巨大なイナゴの大発生
その頃、アメリカの中西部では巨大なイナゴの大発生が起こり、深刻な被害が出ていました。
土壌科学者として研究を続けるエリー・サトラー博士は、調査の過程でインジェン社のライバル企業であるバイオシン社が関与していることを疑います。
彼女は昔の恋人であるアラン・グラント博士を訪ね、半ば強引に協力を取り付けます。
現在バイオシン社と協力関係にあるイアン・マルコム博士の助けを借りて、イタリアのドロミーティ山脈にあるバイオシン社の恐竜保護区に向かいます。
広報担当のラムジーに案内され、CEOのルイス・ドジスンと面会します。
ヘンリー・ウー博士
イアンと再会したエリーとアランは、バイオシン社で開発されているイナゴのサンプルを盗み出すため、イアンから研究室に入るためのキーを受け取り、地下へ向かいます。
地下にはルイスと開発責任者のヘンリー・ウー博士がいました。
ヘンリーはかつてインジェン社やその後継会社で凶暴なハイブリッド恐竜を作り出した人物で、巨大イナゴも彼の手によるものです。
しかし、今の彼は良心の呵責に苦しんでいました。
恐竜の闇市
クレアはCIAにいるかつての仲間から極秘情報を入手し、マルタ島で恐竜の闇市が開かれていることを突き止めます。
密猟者に連れ去られたメイジーは、そのマルタ島に運ばれていました。
メイジーとベータは、密猟者からソヨナ・サントスという女性に引き渡されます。
その様子を、ベータを輸送していたパイロットのケイラが目撃します。
クレアとオーウェンはそれぞれ別々に闇市に潜入します。
オーウェンは、かつてイスラ・ヌブラル島で共にラプトルを調教していたバリーと再会します。
バリーは今ではCIAの潜入捜査官です。
一方、クレアは偶然ケイラと出会い、メイジーの写真を見せますが、ケイラはその時は反応を示しません。
その間に、ソヨナがアトロキラプトルの取引をしている現場を捜査官たちが押さえますが、ソヨナは逃走。
恐竜の檻を確保しますが、犯人の一人が闇市に紛れ込みます。
オーウェンが追いかけるものの、犯人は恐竜の檻を開けて応戦し、最終的には自分が食べられてしまいます。
兵器として開発
捜査官たちがラプトルの檻に近づくと、ソヨナがリモコンで檻を開け、ラプトルたちを放ちます。
これらのラプトルは兵器として開発され、ソヨナの持つレーザーポインターで標的を認識し、音声信号で攻撃を開始します。
次々と捜査官たちが殺されますが、バリーは身を隠し、オーウェンに救出されます。
二人はラプトルの一頭を捕獲することに成功しますが、ソヨナはルイスの指示でクレアとオーウェンを殺そうとします。
クレアはケイラに助けられ、車で輸送機へ向かいます。
オーウェンはバイクで町中を逃げ回り、闇市から逃げ出した恐竜で広場は大混乱に陥ります。
クレアから輸送機のところまで来るよう連絡を受けたオーウェンは、何とか二頭のラプトルを振り切って輸送機に乗り込みます。
遺伝子研究の結果
ベータと一緒にバイオシン社に連れて来られたメイジーは、ヘンリー・ウー博士から、自分の母シャーロットのことを詳しく聞かされます。
シャーロットは遺伝子研究の結果、自分の意志で一人でメイジーを作り出したのだといいます。
同様に、ヴェロキラプトルのブルーも単独でベータを作ったとヘンリーは説明します。
メイジーはこの場所から逃げ出すことを決意し、騒ぎを起こして脱出を試みます。
廊下に出ると、成虫のイナゴを盗み出すことに失敗したアラン・グラントとエリー・サトラーが生育室から逃げ出してきたところに遭遇し、3人はラムジーの案内で脱出用のポッドに乗り込みます。
恐竜に襲われ
一方、バイオシン社に向かうケイラの輸送機は管制室に怪しまれ、着陸許可が下りません。
空域制御システムが解除され、翼竜のケツァルコアトルスに襲われた輸送機は墜落寸前に。
唯一の射出シートでクレアを脱出させ、ケイラは輸送機を不時着させます。
森の木に引っかかったクレアはテリジノサウルスに襲われそうになりますが、身を隠してなんとか逃れ、やがて観測用の建物にたどり着きます。
ケイラとオーウェンは薄い氷の上を移動中にピロラプトルに襲われますが、協力して逃げ延びます。クレアを探して森に入りますが、シートの場所には彼女はもういませんでした。
脱出に成功
アラン、エリー、メイジーの3人が逃げたことを知ったルイスは管制室でポッドの運行を停止させます。
イアンがルイスに追放されると、彼は悪態をつきつつ出ていきます。ラ
ムジーの協力で車を手に入れたイアンは3人と合流しようとします。
その頃、アランたちはポッドのトンネルに繋がる坑内でディメトロドンに襲われていました。
地上への出口はロックされていて開けられませんが、そこにイアンがやってきます。
イアンが適当なパスワードを入力して失敗を繰り返していると、監視カメラでそれを見ていたラムジーがロックを解除し、彼らは脱出に成功します。
クレアはオーウェンとケイラに合流し、そこにイアンたちも加わります。
ベータを救出するため
バイオシン社内では、ルイスが巨大イナゴの証拠隠滅を図って生育室に火を放ちますが、イナゴの大群が通風孔から外に出てしまいます。
燃えながら飛び回るイナゴによって森に火事が発生し、恐竜たちの生命が危険に晒されます。
ラムジーは恐竜たちに埋め込まれたチップを使い、管制室のそばに避難させることを計画します。
オーウェンたち7人は最強の肉食恐竜ギガノトサウルスに襲われますが、全員の知恵と勇気でこれを退けます。
そして、ベータを救出するために再び管制室や研究室のある建物へ向かうことを決意します。
ディロフォサウルス
管制室で再会したアランたちは、ヘリコプターで安全に避難するためには空域制御システムの起動が必要であり、そのためには十分な電力が必要であることを知ります。
しかし、メインのシステムを切断する必要があり、それによって予備システムが作動するという問題が発生します。
クレアとエリーがメインシステムを切断する際、予備システムがすぐに起動してしまいました。
最後に、クレアがケーブルを力づくで切断し、ようやく空域制御システムが起動しました。
メインの電源が切断されたことでポッドが停止し、脱出を試みるルイスは仕方なく歩き出します。
しかし、途中でディロフォサウルスに遭遇し、追い詰められます。
必死に逃げるルイスでしたが、ポッドの近くにもディロフォサウルスが待ち構えており、毒液を放たれて倒れてしまいました。
T-レックス
オーウェンたちはベータを確保するために行動します。
ベータを救出し、戻ってくるとヘンリーが待っていました。
彼は自らの過ちを悔い、シャーロットの研究を基に巨大イナゴを駆逐すると宣言します。
オーウェンたちはヘンリーも一緒にヘリに乗せることを決め、ケイラを待ちますが、恐竜たちが周囲に集まっており、着陸できません。
8人がヘリに乗り込もうとすると、ギガノトサウルスに見つかってしまいます。
しかし、そこにはT-レックスも現れ、激しい戦いを繰り広げます。
T-レックスが倒れると、次に現れたのはテリジノサウルスでした。
T-レックスは再び立ち上がり、テリジノサウルスに立ち向かいます。
T-レックスの行動によってギガノトサウルスは倒され、オーウェンたちはヘリに乗り込んで脱出に成功します。
感謝を伝えるかのように
後日、バイオシン社は告発され、3人の博士とラムジーは上院で証言することになりました。
ヘンリーは改良イナゴの開発に成功し、イナゴの群れに一匹を放ちます。
これによって巨大イナゴは絶滅し、ヘンリーは満足げな笑みを浮かべました。
ケイラはバイオシン社から賠償金を得て、大型輸送機を購入し、喜びに満ちています。
そして、オーウェンたちはブルーにベータを返すことができました。
ブルーはオーウェンを見つめ、感謝の意を示すかのように振り返り、森の中へと去っていきました。
映画「ジュラシック・ワールド／新たなる支配者」ラストシーンの意味の考察と感想
ブルーがオーウェンを見つめ、感謝の意を示した後、森の中へ去っていく場面が印象的です。
このシーンは、ブルーが人間との接触を避け、野生の世界へ戻ることを示唆しています。
これは、ブルーが自然の中で生きる生物であり、人間の支配や制約から離れて本来の生態系に戻ることを選んだことを象徴しています。
同時に、ブルーの行動は、恐竜たちが人間と共存する可能性を示唆しています。
ブルーが森へと去ることで、恐竜と人間の関係が新たな局面に向かうことが示唆されています。
映画は科学技術の進歩とその悪用にも焦点を当てています。
バイオシン社が恐竜を利用しようとする一方で、その行為が深刻な結果を招くことも示されています。
これは、人間が技術をどのように扱い、その責任を果たすべきかというテーマを掘り下げています。
さらに、映画は視覚効果とアクションシーンも充実しており、恐竜との迫力ある戦いや追跡シーンに引き込まれました！
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まとめ
今回の記事では、映画「ジュラシック・ワールド／新たなる支配者」」ネタバレを解説しました。
映画「ジュラシック・ワールド／新たなる支配者」は、『ジュラシック・パーク』から始まった壮大な物語が、シリーズ6作目にしてついに完結です。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました＾＾
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