映画「こどもつかい」は、2016年｜日本｜この世で一番怖いのは、子供の恨み…。
滝沢秀明主演、清水崇監督によるホラー！
そこで今回の記事では、映画「こどもつかい」ネタバレ・あらすじ！考察や感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「こどもつかい」解説
郊外で起こった連続不審死事件を追う新人記者の駿也は、奇妙な偶然にたどりつく。
小さな子供が失踪した3日後に、その周りの大人が死んでいた。
失踪し、戻ってきた子供たちが口ずさむ歌に事件解決の糸口を見出した駿也は、取材にのめり込んでいくが…。
キャスト
- こどもつかい：滝沢秀明
- 江崎駿也：有岡大貴
- 原田尚美：門脇麦
スタッフ
- 監督：清水崇
- 音楽：羽深由理
- 脚本：ブラジリィー・アン・山田、清水崇
映画「こどもつかい」ネタバレ・あらすじ
映画「こどもつかい」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
不気味な出来事の発端
柴田絵理奈は娘・瑠奈に虐待を行い、瑠奈をベランダに追い出して窓を閉めます。
瑠奈の叫びが突然止まり、絵理奈が窓を開けると瑠奈の姿が消えていました。
探し回るも見つからず、警察に通報しますが、瑠奈は元のベランダに座っていました。
その後、瑠奈は不気味な子供たちに殺され、その場には黒マントの男が立っていました。
尚美と駿也の調査
保育園で働く原田尚美は虐待を受けている園児・笠原蓮を手当てします。
一方、新聞記者の江崎駿也は「トミーの呪い」という都市伝説について取材しており、トミーが子供の魂を霊界に連れて行き、親が死ぬとされるという噂を追っています。
駿也は瑠奈のマンションの隣に住む女子高生から、事件のあった日から壁から不気味な歌が聞こえると話を聞きます。
不審な事件
帰宅途中、駿也はショッピングモールで学生時代の同級生・近藤と再会しますが、近藤が店前に立っていた少女を見て態度を変え、逃げ去ります。
その少女は奇妙な歌を歌っており、駿也はその歌を録音して帰ります。
尚美と蓮の出来事
保育園の尚美は夕方になっても迎えが来ない笠原蓮を自宅に連れて行きます。
蓮のアパートでドアが開かず、尚美は自宅で蓮を預かることにします。
尚美は蓮にお守りを渡し、「私がお母さんになる」と約束します。
駿也も渋々受け入れ、三人で楽しい時間を過ごしますが、翌日、蓮の母親が自殺していることが判明します。
さらに駿也の旧友・近藤も不審死を遂げ、近藤は呪いによって殺されたことが分かります。
サーカスの謎
尚美は自分の言った軽率な言葉に後悔し、蓮を突き放してしまいます。
帰宅後、駿也は少女が歌っていた歌の録音を分析し、「上ノ郷サーカス」というワードが出てくることに気付きます。
サーカスは三重県伊勢地方にかつて存在していたと分かり、尚美と駿也はその手掛かりを探しに向かいます。
廃墟となったサーカス小屋で「人形に命を吹き込む偉才、トミー」と書かれた写真を見つけますが、黒マントの男が現れ、トミーの呪いで生まれた子供たちに襲われます。
過去と逃走
尚美と駿也は、トミーが外国人の腹話術師であり、60年前に誘拐事件を起こし、その後サーカスが火事で廃業したことを知ります。
上ノ郷は焼け跡から人形を持ち帰り、その後周囲で不審死が続いたため、人形を遠くへ捨てたことも判明します。
呪いの解決
尚美と駿也は、人形を見つけるために車で移動しますが、行くべき場所が分からず途方に暮れます。
尚美は、自分の幼少期に母親から虐待を受けたことを思い出し、その際にこどもつかいが現れたことを連想します。
一方、駿也は近藤の店で人形を見たことを思い出します。
二人はショッピングモールに到着し、こどもつかいと子供たちに待ち伏せされ、襲われます。
尚美は気づくと60年前の上ノ郷サーカスのテントにいます。
そこでトミーが子供たちに虐待をし、村人たちから逃れるためにテントに火を点けていたことが分かります。
子供たちは焼け死に、トミーは尚美を殺そうとしますが、トミーが使っていた黒いマントの人形がトミーを刺し殺し、尚美は逃げます。
呪いの遺産
数日後、尚美と蓮は引っ越しの準備をしていました。
蓮もその場にいましたが、突然出て行き、別のマンションへ向かいます。
マンションのドアの前で立っていると、ドアが開き、中から傷だらけの子供が現れます。
蓮はその子供に、呪いのきっかけであるトミーの人形の小指を静かに手渡します。
映画「こどもつかい」考察や感想
この物語は、親の虐待とその結果生まれる呪いの恐怖を描いたものです。
柴田絵理奈の娘・瑠奈に対する虐待のシーンから物語は始まり、虐待が引き起こす恐怖と悲劇が鮮烈に描かれています。
絵理奈が瑠奈をベランダに追い出す場面は、母親としての無責任さと暴力の恐怖を象徴しており、その後の瑠奈の失踪と再出現は、呪いの存在を示唆しています。
物語に登場する「トミーの呪い」という都市伝説は、子供たちの霊とその親を対象にしたものです。
この呪いが現実となり、保育園の園児・笠原蓮や駿也の旧友・近藤に影響を及ぼすことが明らかになります。
トミーというキャラクターが持つ不気味さと、その呪いが及ぼす影響が物語の中心です。
トミーの過去に関する詳細な背景、特にサーカスでの虐待と火事の話は、物語に深みを加え、恐怖感を強調しています。
保育園での尚美の姿は、虐待を受けている園児・蓮に対する思いやりと責任感を示しています。
しかし、尚美が自身の過去に悩みながらも蓮に対する態度を反省するシーンは、彼女の成長と内面的な葛藤を描写しており、物語に人間的な深みを与えています。
駿也の調査と尚美の行動が交錯し、二人の協力によって物語が進行していく様子も、協力と信頼の重要性を強調しています。
物語のクライマックスでは、尚美と駿也が上ノ郷サーカスのテントで過去の事件と向き合う場面が描かれています。
トミーの黒いマントの人形が呪いを解く鍵となり、尚美の勇気と過去の克服が描かれています。
最終的に、尚美と蓮が引っ越しの準備をする場面では、蓮が呪いの源である人形の小指を静かに渡すシーンが印象的でした。
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まとめ
今回の記事では、映画「こどもつかい」ネタバレを解説しました。
映画「こどもつかい」は、2016年｜日本｜この世で一番怖いのは、子供の恨み…。
滝沢秀明主演、清水崇監督によるホラー！
それでは最後までお読みいただきありがとうございました＾＾
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