映画「僕等がいた 前篇」は、男女の切ない純愛を壮大なスケールで描いた青春ラブストーリーの前編!
小畑友紀の人気コミックを『ソラニン』の三木孝浩監督が映画化。
演技派俳優・生田斗真と吉高由里子がW主演&初共演。
前編では2人の出会いと青春の日々が描かれます。
そこで今回の記事では、映画「僕等がいた 前篇」ネタバレ・あらすじ!ラストの意味と伏線考察・感想を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
映画「僕等がいた 前篇」解説
高2の春、矢野元晴に出会った七美。
女子の人気者でありながら時折寂しげな顔をする矢野に七美は惹かれていくが、彼が死別した恋人を忘れられずにいることを知る。
悩んだ末、七美は矢野に思いを告白。
矢野は一途な七美に少しずつ心を開いていくが…。
キャスト
- 矢野元晴:生田斗真
- 高橋七美:吉高由里子
- 竹内匡史:高岡蒼甫
- 山本有里:本仮屋ユイカ
- 山本奈々:小松彩夏
- アツシ:柄本佑
- 竹内文香:須藤理彩
- 矢野庸子:麻生祐未
スタッフ
- 監督:三木孝浩
- 原作:小畑友紀
- 音楽:松谷卓
- 脚本:吉田智子
映画「僕等がいた 前篇」ネタバレ・あらすじ
映画「僕等がいた 前篇」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
出会い
高校時代、七美はクラスメイトの矢野と屋上で出会います。
矢野は人気者だったが、時折見せる寂しげな表情に七美は興味を抱きます。
彼女は矢野に対して「悩みがあれば聞くよ」と声をかけますが、矢野は何も答えません。
その後、七美はクラスの男子から告白されますが、彼女は矢野に興味が向いており、告白を断ります。
矢野もまた、七美に対する特別な感情を抱いているようですが、複雑な心境を抱えたまま彼女の近くにいることを選びます。
過去
やがて、クラス全体が巻き込まれた事件が発生し、矢野はその真相に迫ろうとします。
七美もまた、彼と共に事件の謎を解明するために行動しますが、彼らの関係はますます複雑に絡み合っていきます。
七美は矢野の過去を知り、彼が抱える悲しみに心を打たれます。
彼女は矢野に対する気持ちが恋心に変わりつつあり、彼に自分の思いを伝える決意を固めます。
七美は矢野に向かって、「過去に負けず、今を大切にしよう」と伝え、彼の心を動かします。
矢野もまた、七美の純粋な気持ちに触れ、彼女に対する想いが芽生えていくことに気づきます。
彼らはお互いに支え合いながら、過去の傷を乗り越え、新たな未来を切り開いていく決意を固めます。
壁
七美と矢野の関係は順調に進んでいたかに見えましたが、矢野の過去や周囲の関係が彼らの間に影を落とします。
矢野の亡くなった姉である奈々と同様に、彼に想いを寄せていた由里の存在や、竹内が七美に思いを寄せていたことが明らかになります。
矢野は過去の影に苦しみながらも、七美に自分の気持ちを伝える決意を固めます。
竹内もまた、自分の思いを七美に打ち明け、矢野との間に立ちはだかる壁を乗り越えようとします。
別れ
由里は姉の影響を受けながらも矢野に思いを寄せ、彼にアプローチします。
しかし、矢野は彼女の気持ちを受け入れることができず、自分の心を七美に向けます。
七美と矢野はお互いに想いを寄せ合い、付き合うことになりました。
しかし、矢野の母親が離婚し、東京に引っ越すことになりました。
矢野も母親について行かなければならなくなり、二人は離れ離れになる運命に直面します。
後編へ
お互いの愛を胸に抱きながらも、矢野の決断を受け入れるしかありませんでした。
二人は東京での再会を約束し、別れの時を迎えます。
見送りに来た七美は、矢野を乗せた電車を泣きながら見送ります。
矢野の名前を叫びながら、彼が乗った電車が遠ざかっていく様子を見送ります。
映画「僕等がいた 前篇」ラストの意味と伏線考察・感想
このラストシーンでは、矢野と七美の別れが描かれます。
矢野が東京に引っ越すことになり、七美はその決断を受け入れるしかありません。
見送りの場面では、七美が矢野を追いかけて泣きながら彼の名前を呼ぶ姿が印象的です。
しかし、矢野を乗せた電車は止まらず、彼らの別れが現実となります。
このシーンの意味は、切ない別れと共に未来への希望が描かれています。
矢野と七美は再会を約束し、それぞれの道を進むことになります。
彼らの愛は時と距離を超えて続くことを示唆しています。
また、この別れの場面は、青春の終わりと成長の始まりを象徴しています。
矢野と七美は別々の場所で新たな人生を歩むことになりますが、彼らの絆は永遠に続くことでしょう。
伏線としては、矢野と七美の関係が徐々に深まっていく過程が描かれています。
矢野が過去のトラウマに苦しみながらも、七美の存在で癒され、成長していく様子が丁寧に描かれています。
映画「僕等がいた 前篇」面白いポイント
1. 青春のリアルな恋愛模様
主人公たちの恋愛は決して順風満帆ではなく、不安や葛藤が絡み合っています。
七美の恋心と矢野の過去の恋人への思いが交錯し、観る者に「恋愛の複雑さ」を感じさせます。
このリアルさが共感を呼び、感情移入を促します。
2. 二人の過去と未来をつなぐ伏線
矢野の元恋人・ナナの存在が物語に大きな影響を与えます。
彼女の存在が矢野の心に影を落とし、七美との関係に波風を立てます。
この過去と向き合う姿が、物語の深みを増しています。
3. 心に響く名台詞の数々
「幸せになりたいって、簡単に言わないでほしい」という矢野の台詞は、観客に刺さる言葉です。
このような名言が随所に散りばめられ、映画を通じて多くのことを考えさせられます。
4. 原作ファンも納得の忠実な映像化
原作漫画の持つ繊細な雰囲気がそのまま映像化されています。
キャストの演技だけでなく、美術や衣装も漫画の世界観を忠実に再現しており、ファンにとっても満足のいく仕上がりです。
5. 余韻を残すエンディング
前篇の終わり方は、後篇への期待を高める絶妙な演出がされています。
続きが気になって仕方がない展開で、観客を映画館に引き戻す魅力があります。
映画「僕等がいた 前篇」口コミ
この映画を観て、高校時代の恋愛を思い出しました。矢野と七美の関係は、自分の恋愛を重ねてしまうほどリアルです。特に矢野の過去を知った七美が涙をこらえながら微笑むシーンは、心に刺さりました。
漫画を何度も読み返している原作ファンですが、映画も期待以上の仕上がりでした。キャストの演技がキャラクターそのもので、特に矢野役の生田斗真さんの切ない演技に感動しました。
青春映画だと思って軽い気持ちで観たのですが、大人の視点でも楽しめました。矢野の抱える過去や七美の純粋さが心に響き、「若い頃に戻りたい」と思わせる映画でした。
風景や音楽がとても綺麗で、映画館で観る価値がありました。矢野と七美の気持ちが季節の移り変わりとともに描かれていて、視覚と聴覚で楽しめる作品です。
前篇のラストが衝撃的で、早く後篇を観たくなりました。矢野と七美の関係がどうなるのか、ずっと考えています!後篇も絶対観ます。
まとめ
今回の記事では、映画「僕等がいた 前篇」ネタバレを解説しました。
映画「僕等がいた 前篇」は、男女の切ない純愛を壮大なスケールで描いた青春ラブストーリーの前編!
小畑友紀の人気コミックを『ソラニン』の三木孝浩監督が映画化。
演技派俳優・生田斗真と吉高由里子がW主演&初共演。
前編では2人の出会いと青春の日々が描かれます。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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