映画「僕等がいた 後篇」ネタバレ・あらすじ!ラストの意味と伏線考察と感想

映画「僕等がいた 後篇」は、小畑友紀の人気コミックを生田斗真と吉高由里子主演で映画化した純愛ストーリーの後編!

後編では社会人となった2人の日々と再会を描く。

時を超えて思い続けるひたむきな愛に胸が熱くなる。

Mr.Childrenによる主題歌「pieces」が切ない物語にぴったり!

そこで今回の記事では、映画「僕等がいた 後篇」ネタバレ・あらすじ!ラストの意味と伏線考察と感想を紹介します。

それでは最後までお読みください(^▽^)/

目次

映画「僕等がいた 後篇」解説

矢野が転校して6年。

東京の出版社で働く七美のそばには、矢野ではなく竹内がいた。

ある日、七美の同僚で矢野の転校先の同級生だったという千見寺から、矢野を目撃したと聞かされる。

七美は矢野への想いと竹内の愛情の間で揺れ、迷いながらもある決心をする。

キャスト

  • 矢野元晴:生田斗真
  • 高橋七美:吉高由里子
  • 竹内匡史:高岡蒼甫
  • 山本有里:本仮屋ユイカ
  • 山本奈々:小松彩夏
  • アツシ:柄本佑
  • 竹内文香:須藤理彩
  • 矢野庸子:麻生祐未

スタッフ

  • 監督:三木孝浩
  • 原作:小畑友紀
  • 音楽:松谷卓
  • 脚本:吉田智子

映画「僕等がいた 後篇」ネタバレ・あらすじ

映画「僕等がいた 後篇」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

僕等がいた 前編>>

6年後

七美と矢野(生田斗真)が離れてから6年が経ちました。

最初は頻繁に連絡を取り合っていましたが、ある日を境に矢野からの音信が途絶えてしまいます。

矢野に会いたい一心で、七美は必死に勉強し、東京の大学に合格します。

しかし、東京に行っても矢野の姿は見当たらず、失意の中、七美は学生生活を送り、いつしか就職活動の時期が訪れました。

多くの会社からの不合格通知を受けながらも、めげずに就職活動を続けた七美は、ある出版社に入社します。

同僚の亜希子と仲良くなりますが、心の中では矢野を忘れることができず、

上京してきた竹内に日々愚痴をこぼします。

クラス会

ある日、クラス会の招待状が届き、七美はもしかしたら矢野に会えるかもしれないと期待します。

クラス会で矢野の姿を見つけられずがっかりした七美は、一人で昔矢野と花火を見た場所に足を運びます。

そこで竹内に心配され、彼から3年前に矢野と再会したことを聞かされます。

竹内は矢野の近況を話し始めます。

矢野は転校先でも人気者として順調に過ごしていましたが、母親のガンの入院がきっかけで学業と家計を両立させるためにバイトを始め、次第に疲弊していきます。

母親の病状が改善せず、父親の再婚相手が矢野を引き取りたいと言い出します。

矢野の母は、飛び降り自殺してしまいます。

矢野は自分が母親を追い込んだと感じ、その罪悪感から解放されるために北海道に向かいます。

七美を頼む

生活が一変し、日々疲れていた由里と再会した矢野は、彼女を助けるために一緒に暮らし始めます。

その後、竹内と再会した矢野は、七美を頼むと告げられ、これまでずっと七美を支え続けてきた竹内の姿に触れます。

全てを知った七美は、涙が止まらなくなります。

空港に向かう七美の前に、七美との最後の思い出作りに来た矢野が現れます。

東京でのデートを終えた後、二人は静かに別れを告げます。

七美は涙を堪え、振り返ることなく去っていきます。

プロポーズ

竹内は七美に真実を告げ、ずっと思いを寄せていたことを伝えるために、彼女にプロポーズします。

しかし、七美は指輪を受け取ることを拒絶します。

竹内は自分の気持ちに決着をつけるため、指輪を川に投げ捨てます。

再会

月日が流れ、結婚式に参加するために北海道に戻ってきた七美と竹内。

竹内から矢野が由里と別れたことを聞かされた七美でしたが、彼女は動揺を見せませんでした。

しかし、母校の取り壊しの話を聞いた七美は、結婚式の後に母校を訪れることを決意します。

母校の屋上に立つ七美。思い出にふけった後、帰ろうとしたとき、扉が開く音が聞こえます。

驚きの表情を浮かべる七美の前に現れたのは、なんと矢野でした。

矢野は結婚式に遅れたこと、由里の親が亡くなり独り立ちした彼女と別れたことを語ります。

二人は再会を喜び、抱き合うのでした。

映画「僕等がいた 後篇」ラストの意味と伏線考察と感想

『僕等がいた』の後篇のラストシーンは、過去の出来事と現在の状況が結びつき、物語の円環を感じさせます。

七美と矢野の再会は、彼らの過去の約束や思い出を引き起こし、未来への希望を示唆します。

この再会は、二人が過去に抱いていた想いや悲しみ、そしてそれぞれの生活での苦悩を乗り越えたことを象徴しています。

七美と矢野が再び出会うことで、彼らの間にあった時間と距離の壁が取り払われ、彼らの絆が再び強くなることを示唆しています。

また、この再会は、物語全体を通して綴られたテーマやメッセージを強調します。

愛や友情、そして過去と未来への希望が、時間や距離を超えて結びつき、人々の心をつなぎ合わせる力を示しています。

伏線として、七美と矢野の関係や彼らの個々の人生に関する謎や問題が徐々に明らかにされ、最終的に物語の結末で解決されます。

矢野の苦悩や家族の問題、七美の過去の出来事などが、彼らの関係や物語の結末に影響を与える重要な要素となっています。

感想

物語全体を通して、登場人物たちが抱える悲しみや苦悩、そして成長する過程が丹念に描かれており、その深い人間ドラマに引き込まれました。

特に、七美と矢野の関係の進展や彼らの過去の謎が徐々に解き明かされる過程は、興味深く、感動的でした。

また、登場人物たちの心情や思いが丁寧に描写されており、彼らの内面に共感することができました。

矢野の家族や竹内の想いなど、複雑な人間関係や心の葛藤がリアルに描かれていた点が印象的でした。

そして、ラストシーンでの再会は、物語全体のテーマやメッセージを象徴する素晴らしい結末でした。

過去の出来事や悲しみを乗り越え、未来への希望と幸せを見つける二人の姿に、心が温かくなりました。

映画「僕等がいた 後篇」面白いポイント

面白いポイント1:再会と新たな恋の始まり

本作の物語は、7年後に再会した高寿と七美が過去を乗り越えようとする姿を描きます。
この再会の場面は、「もしかして恋が再燃するのか?」というドキドキ感と共に、切ないすれ違いを感じさせる名シーンです。
時間を経ても変わらない想いと、大人になった二人の微妙な距離感が観客の心を掴みます。

面白いポイント2:過去との対峙

物語の中で、高寿が抱える過去のトラウマとどう向き合うかが鍵となります。
このテーマは、単なる恋愛を超えて深みを与え、人生において人が避けられない「向き合うべき問題」を象徴しています。
観る者自身の人生を振り返らせるようなストーリーテリングが魅力的です。

面白いポイント3:風景描写の美しさ

監督の三木孝浩氏は、風景描写で物語の感情を豊かに表現する名手です。
北海道の広大な自然や街中の何気ないシーンが、観客の心に強い印象を与えます。
これらの風景は、登場人物の心情を代弁するかのように配置され、感動を増幅させます。

面白いポイント4:大人の視点で描かれる恋愛

高校生時代の初恋だけでなく、大人として再会した時の成熟した恋愛模様が描かれます。
この変化がリアルで、「大人の恋愛もまた切ない」という普遍的なテーマを感じさせます。
登場人物たちの決断や葛藤に共感する大人の観客も多いはずです。

面白いポイント5:未来への希望

映画の終盤、高寿と七美が自分たちの選択を受け入れ、未来に向かう姿は感動的です。
このシーンは、どんな困難にも希望を見つけられるというメッセージを伝え、観る者に勇気を与えます。

映画「僕等がいた 後篇」口コミ

高校時代に観た『僕等がいた』の続編ということで懐かしい気持ちで劇場に行きましたが、涙が止まりませんでした。高寿と七美の心の葛藤がリアルで、まるで自分の過去を見ているような気持ちになりました。ラストシーンはぜひ多くの人に観てほしいです!

学生時代には前篇を見てただただ青春だと思っていましたが、今大人になってから観る後篇は全然違いました。過去と向き合うテーマに共感し、自分の人生とも重ねて考えてしまいました。音楽も相まって最高の一本です。

三木監督の風景描写が素晴らしく、ただ観ているだけで癒されました。北海道の大自然が心に響き、物語とシンクロしてとても良かったです。俳優たちの演技も真に迫るものがあり、心に残りました。

恋愛映画はたくさん観てきましたが、『僕等がいた 後篇』はその中でもトップクラスでした。恋愛の甘さだけでなく、苦さや痛みまで描き切っていて、本当に引き込まれました。観終わった後も余韻が残る映画です。

観る前は『続編ってどうなんだろう』と少し不安でしたが、観てみたら全然心配無用でした。前篇の要素をうまく引き継ぎながらも、全く別の物語としても楽しめる素晴らしい映画です。Blu-rayも必ず買います!

まとめ


今回の記事では、映画「僕等がいた 後篇」ネタバレを解説しました。

映画「僕等がいた 後篇」は、小畑友紀の人気コミックを生田斗真と吉高由里子主演で映画化した純愛ストーリーの後編!

後編では社会人となった2人の日々と再会を描く。

時を超えて思い続けるひたむきな愛に胸が熱くなる。

Mr.Childrenによる主題歌「pieces」が切ない物語にぴったり!

それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^

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