映画「ファンシイダンス」ネタバレ・あらすじ！ロケ地はどこ？感想も紹介

映画「ファンシイダンス」は、仏門に入ることを余儀なくされた若者が体験する修行生活を描いたコメディドラマです。

本木雅弘さんが主演し、周防正行監督が手がけた1989年の作品で、仏門の世界をコミカルに描きつつも、若者の葛藤や成長を丁寧に描いた作品です。

そこで今回の記事では、映画「ファンシイダンス」ネタバレ・あらすじ！考察や感想を紹介します。

それでは最後までお読みください(^▽^)/

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映画「ファンシイダンス」解説

主人公・塩野陽平（本木雅弘）は、ロックバンドをしている大学生でありながら、実家がお寺であるため、僧侶としての道を歩むことを決意します。

彼は恋人・赤石真朱（鈴木保奈美）や自由な生活を捨て、弟の郁生（大沢健）と共に禅寺での厳しい修行生活に入ります。

陽平は修行を続けながらも、仏門の世界に少しずつ心惹かれていくものの、恋人や世俗的な欲望との間で揺れ動くという複雑な状況に直面します。

映画「ファンシイダンス」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

主人公の陽平は、実家が寺院であるため、いずれ僧侶の道を歩むことが運命づけられていますが、彼自身はロックバンドをやっている普通の大学生。

自由を謳歌する日々の中、恋人の真朱との関係も順調でしたが、突然、修行に行くことを決心します。

陽平は、弟の郁生と共に、1年間の厳しい修行を受けるために禅寺へと向かいます。

修行の生活は想像を超える厳しさで、早朝からの起床、質素な食事、そして先輩僧侶たちによる厳しいしごきが待っていました。

しかし、陽平は修行の中で見つけた息抜きの方法を学び、少しずつこの生活に適応していきます。

修行生活が進む中、陽平の友人が彼を訪ね、恋人の真朱が別の男性と付き合っていると告げます。

これに動揺した陽平でしたが、真朱が寺を訪ねてきた際、彼女との愛を確かめ合う場面が描かれます。

しかし、その行為が僧侶としての掟に反していたため、大目玉を食らい、さらに厳しい修行を命じられます。

陽平はその中でも次第に仏門に心を惹かれていき、自分の信念を見つめ直していきます。

修行が終わるまであと少しという時、陽平は首座という修行僧のリーダー的役割を担うこととなり、修行期間が延びてしまいます。

落胆する陽平ですが、南択然老師（竹中直人）からの教えを受け、より一層修行に励むことを決意します。

最終的には、法戦式という修行の総仕上げの儀式に臨むことになります。

法戦式の日、陽平は厳しい問答を乗り越えていきますが、日頃から彼を嫌っている寿流に「修行中に恋人と会っていたのではないか？」と問い詰められます。

陽平は「あるがまま」と答え、さらに真朱が立ち上がり、陽平にキスを求めます。

陽平は真朱に応じてキスをし、その行為が問題となりますが、南択然老師が破門を防ぎ、陽平は再び修行を続けることになります。

映画「ファンシイダンス」のロケ地は、主に富山県と石川県の寺院で撮影されました。

具体的には、以下の寺院が登場します。

大乗寺（石川県金沢市）
この寺院は、映画の修行シーンで使用されました。石川県にある曹洞宗の寺院で、実際に修行僧が生活している場所でもあり、厳かな雰囲気が漂っています。
瑞泉寺（富山県南砺市）
富山県にある真宗大谷派の寺院で、大規模な建物が印象的です。映画の中では、修行中のシーンでこの寺がロケ地として使われています。