映画「ボディガード」ネタバレ・あらすじ！ラストシーンの意味と考察や感想

映画「ボディガード」は、1992年｜アメリカ｜忍び寄る死の影から1人の女性を守るボディガードを描いたサスペンスラブストーリー！

何者かに脅迫状を送られる歌手と彼女を守る警護のプロが、次第に惹かれ合っていく。

そこで今回の記事では、映画「ボディガード」ネタバレ・あらすじ！ラストシーンの意味と考察や感想を紹介します。

それでは最後までお読みください(^▽^)/

映画「ボディガード」解説
1. キャスト
2. スタッフ
映画「ボディガード」ネタバレ・あらすじ
映画「ボディガード」ラストシーンの意味と考察や感想
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まとめ

映画「ボディガード」解説

元シークレットサービスのフランクは、殺害を予告する脅迫状を受け取った歌手・レイチェルのボディガードを引き受ける。

彼を邪険に扱うレイチェルだったが、次第に心惹かれていくように。

そんななか、彼女の甥が乗るボートが爆破され、姉も惨殺されてしまう。

キャスト

フランク・ファーマー：ケヴィン・コスナー
レイチェル・マロン：ホイットニー・ヒューストン
ビル：ビル・コッブス
サイ：ゲイリー・ケンプ
ニッキー：ミシェル・ラマー・リチャード
トミー：マイク・スター
ポートマン：トマス・アラナ

スタッフ

監督：ミック・ジャクソン
音楽：アラン・シルヴェストリ
脚本：ローレンス・カスダン

映画「ボディガード」ネタバレ・あらすじ

映画「ボディガード」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

フランク・ファーマーの背景

フランク・ファーマーは、かつてアメリカ大統領ロナルド・レーガンの警護を担当していたシークレット・サービスの優秀なボディガードでした。

しかし、彼が母の葬儀のため非番にしていた日にレーガン暗殺未遂事件が発生し、フランクは責任を感じてシークレット・サービスを退職します。

退職後、フランクは特定の警護対象を持たず、個人ボディガード業を営むことにしました。

レイチェル・マロンの脅迫

ある日、フランクの元にビル・デヴァニーが訪れます。

ビルは、今を時めくスーパースターで人気歌手兼女優のレイチェル・マロンのマネージャーです。

彼は、レイチェルが数か月前から脅迫状を受け取っており、自宅が荒らされるなどの被害が相次いでいることから、レイチェルの身辺警護をフランクに依頼します。

フランクはこれまで芸能人の警護を引き受けたことがなく、この依頼に対して難色を示します。

しかし、ビルが1週間で3000ドルという破格の報酬を提示したため、フランクは渋々この仕事を引き受けることにしました。

フランクの初仕事とスタッフの反発

フランクはレイチェルの豪邸を訪れますが、レイチェルのわがままな性格とスタッフの危機感のなさに失望します。

依頼を断ろうとしたフランクでしたが、ビルの懇願により警護を引き受けることにします。

フランクはレイチェルやスタッフの反発を買いながらも、防犯システムの強化や運転手へのカーチェイスのドライビングテクニックの訓練など、徹底した警備体制を整えました。

しかし、レイチェルはフランクへの反発から、宣伝担当のサイ・スペクターと共にナイトクラブでの新曲発表会を強行しようとします。

控え室に脅迫状が届いたことでレイチェルは一旦発表会を中止しようとしますが、ファンの声援に奮起されて発表会を開始しました。

ところが、興奮したファンが暴徒化し、レイチェルは危機に陥ります。

フランクの救出と信頼の構築

フランクはあらかじめレイチェルにつけていた発信機を頼りに駆け付け、彼女を救い出しました。

この一件によりレイチェルはフランクに感謝し、彼に対する信頼を深めていきます。

この状況に不満を持ったレイチェルの元ボディガードのトニーはフランクに襲い掛かりますが、フランクに返り討ちに遭い、格の違いを見せつけられます。

レイチェルはフランクをデートに誘い、二人はすっかり惹かれ合い、そのままフランクの自宅で一線を超えてしまいます。

しかし、翌朝、依頼人と関係を持ったことに後悔したフランクはレイチェルを突き放す態度を取ります。

これに誤解したレイチェルはフランクの元同僚だったグレッグ・ポートマンと無断で外出するなど、問題行動を繰り返します。

警護続行の決断と新たな脅迫

フランクはレイチェルの警護を続けるのは無理だと判断し、ビルに辞めると告げます。

しかしその直後、レイチェルの一人息子フレッチャーを騙った犯人から脅迫電話があり、ショックを受けたレイチェルは全てのスケジュールをキャンセルします。

フランクは運転手を除くスタッフ全員に休暇を出し、レイチェルとフレッチャー、そしてレイチェルの姉ニッキーを連れてオレゴン州の田舎にある父ハーブの家に匿うことにします。

一時的に安心したものの、フレッチャーが一人で乗ったボートが爆破されそうになる事件が発生します。

この危険を感じたフランクはすぐにその場から脱出するようレイチェルたちに促します。

真相のボディガードと暗殺

レイチェルの姉、ニッキーはフランクに真実を打ち明けます。

かつて歌手を目指していたニッキーは、レイチェルの成功に嫉妬し、偶然酒場で出会った男にレイチェルの殺害を依頼してしまいます。

依頼を取り消そうとするも、男の連絡先が分からず、どうにもできない状況に陥ります。

その直後、ニッキーは何者かに暗殺され、フランクはその手口からプロの犯行だと判断します。

アカデミー賞受賞式への出席決断

レイチェルは主演映画がノミネートされたことを受け、アカデミー賞受賞式に出席することを決めます。

フランクは出席を控えるよう忠告しますが、彼女の強い意志を尊重し、仲間たちと共に全力で警護体制を整えます。

会場でフランクはポートマンに会い、別の登壇者のボディガードをしていると言う彼に疑問を抱きます。

その登壇者がポートマンを知らなかったことから、フランクは彼が真犯人だと確信します。

レイチェルが主演女優賞を受賞し、ステージに上がった瞬間、カメラマンに変装していたポートマンがレイチェルに向けて発砲します。

フランクは自ら銃弾を受けてレイチェルを守り、ポートマンを射殺して事件を解決します。

別れと新たな道

事件が終わり、フランクは新しいボディガードを紹介し、レイチェルたちは別の場所に引っ越すことを決めます。

飛行場で別れの挨拶を交わした後、一度は飛行機に乗ろうとしたレイチェルがフランクの元に駆け寄り、最後のキスを交わします。

その後、二人はそれぞれの道を歩むことになります。

レイチェルはフランクへの想いを秘めつつステージに立ち続け、怪我が癒えたフランクは新たな依頼主の元で警護の任務に就きます。

映画「ボディガード」ラストシーンの意味と考察や感想

映画「ボディガード」のラストシーンは、フランク・ファーマー（ケビン・コスナー）とレイチェル・マロン（ホイットニー・ヒューストン）が飛行場で別れを告げるシーンです。

事件が終わり、レイチェルは新しいボディガードと共に別の場所に引っ越すことを決め、フランクと最後のキスを交わした後、飛行機に乗ります。

それぞれの道を歩む決意を固めた二人の別れは、物語のクライマックスを締めくくる感動的な場面となっています。

ラストシーンの意味

プロフェッショナルとしての決断
フランクとレイチェルは互いに強く惹かれ合い、一時的に恋愛関係に発展します。しかし、フランクはプロのボディガードとしての立場と職務を重視し、依頼人と個人的な関係を持つことのリスクを認識しています。ラストシーンでの別れは、フランクが自身の職業倫理を守りつつ、レイチェルの安全を最優先するというプロフェッショナルな決断を象徴しています。
新たな始まりと再生
ラストシーンでレイチェルが飛行機に乗り込み、新しい生活を始める決意をすることは、彼女自身の再生と新たな始まりを意味します。事件を乗り越えたことで、彼女は強く成長し、未来に向かって前進する準備ができています。同様に、フランクも新たな依頼主の元で再び警護の任務に就くことで、自身の人生を再スタートさせます。
愛と犠牲
フランクが自らの命を懸けてレイチェルを守る姿は、愛と犠牲の象徴です。ラストシーンでの二人の別れは、お互いの幸福と安全を願う純粋な愛情の表現でもあります。フランクの決断は、彼の深い愛情と献身の証であり、レイチェルの未来のために自らを犠牲にする姿勢が感動を呼び起こします。