「怪物の木こり」はサイコパスVS猟奇殺人鬼と「あっ」と驚くようなトリックが絶妙に絡み合うスリラー小説です。
主人公が巧妙に描かれたキャラクターでありながら、物語の中で直面する怪物や困難に立ち向かう様子は読者を引き込みます。
物語は独自の魅力的な世界観であり、作者の巧みな筆致が際立っています。
ネタバレに関しては、予測不能な展開や感動的な瞬間が数多く散りばめられており、最後まで目が離せません。
また、物語の結末には深いメッセージが込められており、心に残る感動を味わえることでしょう。
全体として、「怪物の木こり」は視聴者を魅了し、冒険と感動を求める方に強くお勧めできる作品です。
本記事では、怪物の木こりのネタばれや感想を紹介していきます。
怪物の木こりのあらすじ
静岡県警の北島刑事は、葉樹の森に佇む洋館で展開される「東間事件」の捜査に突入する。
彼は数十の部下を引き連れ、令状を提示して洋館に踏み込む。
そこで出迎えたのは白衣の中年女性、東間翠。
彼女は北島に冷静な態度で応じ、生死不明の子供たちに関する問いに奇妙な回答を返す。
北島と部下たちは洋館内で包帯巻きの子供たちを発見し、敷地内には他の子供たちの骨が埋まっていることを突き止める。
東間翠は笑みを浮かべながら彼女が行った残酷な行為を明かし、北島は激怒して彼女に制裁を加える。
夫婦は死刑判決を受け、執行されるが、事件の余波はまだ終わっていなかった。
26年後、人々の記憶が薄れた頃、物語は新たな展開を迎える。
怪物の木こりのネタバレ
弁護士の二宮彰は冷静なプロフェッショナルとして知られ、クライアントからの高い評価を得ているが、彼は共感力に乏しいサイコパスである。
過去には自分に合わない相手を容赦なく殺してきた。
ある日、仕事を終えて帰宅した二宮は、駐車場で怪物の仮面をかぶった男に斧で襲われる。
奇跡的に脳に致命的な傷は免れ、助けに来た女子大生のおかげで怪物は逃走する。
しかし、二宮は重傷を負い、友人で同じくサイコパスの杉谷の親が経営する病院に入院することとなる。
杉谷は二宮の脳に不明な「脳チップ」が埋め込まれており、怪物の襲撃で破損していることを告げる。
二宮は謎の脳チップに戸惑いつつも、怪物への復讐を誓う。
一方で、「脳泥棒」事件が世間を騒がせ、若き女性刑事戸城嵐子も捜査に巻き込まれる。
怪物マスクと「脳泥棒」を結びつけた二宮と杉谷は、独自の捜査を開始する。
杉谷のいとこは拷問を試みるが、息子の名前を呼ぶ姿に心が揺れ、手が緩む。この変化に二宮は戸惑いを覚える。
杉谷は最終的に自ら手を下す。
映美と訪れたレンタルビデオ屋での出来事や感情の芽生えに二宮は戸惑いを感じるが、新たにプロファイリングの専門家である栗田が警察に加わり、捜査が進む。
しかし、犠牲者が増え、被害者の頭には脳チップが埋め込まれていることが判明。
二宮と似た性格の者たちが続々と被害者となり、嵐子たちは東間事件の犠牲者との関連性を見出す。
東間はサイコパスを生み出すため、子供たちに脳チップを埋め込んでいたことが明らかになる。
事件の裏には恐るべき実験が隠されていた。
二宮は脳泥棒と東間事件のつながりに気づくと、携帯が鳴りました。
画面には怪物マスクと猿轡をされた映美が映っており、「ここにこい」という要求が伝えられました。
指定された場所に杉谷と共に向かい、犯人と対峙することになる。
そこで判明したのは、脳泥棒こそが東間事件の初の被害者である剣持武士でした。
彼も脳チップの破損により良心の呵責に悩まれ、同じサイコパスな被害者を見つけて殺害していたのだという事実。
二宮は剣持との心理戦に勝利し、彼を捕らえる。
椅子に縛られた剣持は、東間事件のデータの在り処を吐露し、他の脳泥棒事件の被害者の殺害も依頼。
最後の言葉で「おやすみ」と頼む剣持に応え、彼を殺害した。映美は無事に救出される。
その後、杉谷から脳チップの交換が可能であることを知るが、二宮は辞退。
再び「人の心」を手に入れた彼は、怪物としての道を歩み続けるのだった。
怪物の木こりの感想
“「サイコパスVS怪物の木こり」は予告通りの展開で、ダークヒーロー的な位置づけの木こりがサイコパスを狩るという興味深いストーリーを描いています。
事件の全容は理解でき、わかりやすく見やすい構成が魅力的でした。
しかし、各キャラクターのメインがサイコパスであるため、感情に共感しづらい部分があり、動機が最後までわからない点が課題でした。
ただ、各キャラがサイコパスであることから共感が難しいのかもしれず、それが理解できると再視聴への期待が湧きます。
解説を見ながら再視聴することで、より理解を深めたいと考えています。
特に亀梨くん演じる二宮はサイコパスらしさが際立っており、理解を試みる姿が見事に表現されています。
期待を裏切られる展開に自分が前のめりになり、楽しさを感じた瞬間も魅力的でした!”
“〈亀梨和也の演技力とオーラは圧巻✨〉
彼のサイコパス役は見事なものでした✨
凶器的な一面と、ある出来事を契機に人間らしさを取り戻していく微妙な表情の描写が素晴らしかったです!
亀梨和也のこれまでのイメージを覆す挑戦的な役柄ではないものの、冷静沈着な一面とサイコパスの姿、怒りを表現する表情が見事にマッチしていました。
〈ミステリー要素が際立つ❗〉
サイコパス狩りを行う謎の犯人の登場には興味津々。
一体その正体は誰なのか?
また、主人公二宮彰の過去に何があったのか?
キャッチコピーが「サイコパス」VS「殺人鬼」で売り出されている通り、予想以上にミステリアスな展開が待っていました。
連続殺人の犯人や、二宮彰の過去など、テンポの良い進行と緊迫感ある映像が引き込まれる要因でした。
ただし、犯人の正体に関してはどんでん返しの要素がそれほど強くなく、「やっぱりそうかよ!」という感じで、それが少し残念でした”
“連続殺人鬼とサイコパスの死闘を装った刑事ドラマ。
プロット上、サイコパスへのアプローチに難があるが、三池崇史の経験と巧みな演出でライト層を引き込む手腕が光った。
犯人の実像の二転三転も軽快で、娯楽作品としては十分な出来。
主演は亀梨和也だが、実質的な主役は菜々緒。
端役と思われた吉岡里帆が素晴らしく、彼女がいなければ物語は締まらないほど、人間の二面性を表現し物語を転覆させる重要な役割を果たしている。
「裁かれるのは人格ではなく行動」という理念がラストで皮肉になるのも見逃せない。”
“染谷将太の演技は唯一怖さを感じさせたが、やや物足りない。
主演が亀梨くんという点で振り切れた悪役を期待するのは難しいが、もう少し恐ろしさが欲しかった。
サイコスリラーよりも犯人当てに近く、マスクの下の正体のミスリードが空振り感がある。
クラリス菜々緒が前面に出るなら、吉岡里帆のポジションは必要なかったかもしれない。
恐怖がテーマの作品はシンプルな方が効果的だと思う。
結局、尖ったところのない中途半端なサイコスリラーとなってしまった。”
まとめ
怪物の木こり見てきた
原作知ってる人(本人は読破済)からすると、えッ嘘って感じで終わるかな
でも、面白かったのと亀梨くんと中村獅童さんがかっこよかった
#怪物の木こり pic.twitter.com/57I1cY1Wzu— ガリウス(初代) (@N_Garages) December 12, 2023
以上、怪物の木こりのネタバレや感想を紹介しました。
「サイコパスVS怪物の木こり」は予告通りの展開で、ダークヒーロー的な木こりがサイコパスを狩るストーリーです。
キャラクターのサイコパス要素が感情共感する難しさの課題。
亀梨くんの演技にサイコパスらしさが際立ち、期待を裏切る展開に楽しさを感じたのではないでしょうか。
亀梨和也のサイコパス役は圧巻だが、彼の冷静沈着な一面と怒りの表現が見事にマッチ。
ミステリー要素も際立ち、予想以上にミステリアスな展開があり、犯人の正体に少し物足りなさがあるという声もありました。
また、「サイコパス」VS「殺人鬼」をキャッチコピーにした刑事ドラマは、サイコパスへのアプローチの難点もあるが、三池崇史の巧みな演出でライト層を引き込み。
主演は亀梨和也で、吉岡里帆の役割が物語を転覆させる重要なものという声もあれば、
染谷将太の演技は怖さを感じさせたが、物足りない部分があるあり、犯人当てに近く、クラリス菜々緒が前面に出れば吉岡里帆のポジションは不要。
結局、中途半端なサイコスリラーと賛否両論でした。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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