映画【ゴールデンカムイ】のネタばれと感想を紹介

「ゴールデンカムイ」は、2022年4月28日に全314話で完結し、単行本は全31巻まで刊行されました。

野田サトル先生によるこの作品は、明治末期の北海道・樺太を舞台に、アイヌの金塊を巡るサバイバルバトルを描いています。

本記事では最終回・結末のネタバレや主人公の杉元佐一、アシリパなどのキャラクターたちの最終回の動向について紹介していきます。

また、2024年1月19日には実写版映画も公開される予定です。

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目次

ゴールデンカムイ 最終回の見どころ

出典:映画『ゴールデンカムイ』公式サイト

北海道は明治時代末期にゴールドラッシュで名を馳せ、日露戦争で屈辱を受けつつも立ち上がる「不死身の杉元」こと主人公・杉元佐一の物語の舞台。

杉元は梅子の病気治療のために北海道へ向かい、アイヌの埋蔵金情報に巻き込まれます。

ある日、興奮冷めやらぬ杉元はヒグマに襲われそうになりますが、助けに現れたのは気性荒いヒグマとは対照的なアイヌの少女でした。

ある日、「のっぺら坊」として知られる男が、少女アシリパの父を殺害し、アイヌの埋蔵金を奪ったことを知った杉元。

この男は網走監獄の囚人で、金塊の隠し場所を外部の仲間に教えるために、囚人たちに金塊の場所を示す刺青を施して脱獄させる手法をとっていました。

謎を解くには全ての囚人の「刺青人皮」を入手する必要があり、治療費を手に入れたい杉元と復讐を果たしたいアシリパ。

共通の目的を持つ2人は協力して行動することに決めます。

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ゴールデンカムイ 最終回のネタバレ

出典:映画『ゴールデンカムイ』公式サイト

杉元たちは函館・五稜郭で刺青暗号を解き、井戸の中で金塊を発見。

鶴見中尉率いる第七師団との壮絶な戦闘が勃発します。

杉元、白石、アシリパは別々の経路で脱出し、函館駅へ向かう暴走機関車に乗り込みます。

車内では牛山や土方歳三が犠牲になる激しい戦いが繰り広げられます。

アシリパの希望に従い、金塊を見逃すことを決断した杉元と白石。

戦闘は北海道の土地権利書を巡る争いに発展し、多くの死傷者が出ながら先頭車両へ進んでいきます。

物語は機関車の先頭で鶴見中尉、杉元、アシリパが対峙する緊迫した状況へ。

杉元は権利書を奪還し、鶴見中尉の刀に刺されつつも、権利書を谷垣源次郎&白石に投げ渡します。

アシリパは救われますが、鶴見と杉元は機関車で絡み合いながら函館湾に沈んでいきます。

アシリパ、白石、谷垣源次郎は言葉を失います。

鶴見中尉と杉元佐一が暴走する機関車とともに函館湾に沈む。

その後、杉元の生存経緯は不明のまま、最終回は金塊争奪戦から半年後の東京で展開される。

杉元は当初の目的である、幼馴染の寅次の妻梅子の目の手術代を果たす。

梅子は寅次の子供とともに新しい夫の子供を妊娠している可能性があります。

アシリパと杉元は東京に住む榎本武揚を訪れ、政府要人の協力を得て権利書を使って北海道のアイヌの土地を守る方策を模索します。

久しぶりに干し柿を食べる杉元と初めて干し柿を味わうアシリパ。

杉元は共に過ごした日々を振り返り、二人で”故郷”に戻ろうと提案します。

白石は2人の結末を見届けた後、彼らに気付かれぬようにどこかへ姿を消します。

その後、金塊争奪戦後の各キャラクターたちの運命が描かれています。

 

ゴールデンカムイの感想

 

“ 黄金の争奪が終わり、エピローグが迎えられました。圧倒的な戦いの末、土方さんと牛山さんの死にショックを受けつつも、二人の姿はカッコ良かったです。

尾形は自らを追い込み悲劇的な結末を迎えましたが、その哀れで美しい姿に心が揺れます。

生き残った仲間たちはそれぞれ新たな故郷を見つけました。

アシㇼパさんと杉元は覚悟を決め、やっと相棒として認められました。

成長した鯉登と彼に助けられた月島は、争奪戦を通じて深まった絆を持つ二組です。

白石は房太郎の夢を叶え、少数民族や現実の出来事を考えると、モノローグはやや複雑です。

そして、鶴見のその後は都市伝説的で洒落ています。 ”

 

“ ぐはー!!(吐血)とにかく、ちんぽ先生の最後が格好良すぎました。

そして、土方さんの最期には本当に涙が止まりませんでした。

今でも見返すたびに感動してしまいます。

アシリパさんが尾形を射た瞬間、彼の目が死んでいく様子と同時に杉元の目が生き返る瞬間が印象的でした。

アシリパさんが地獄を見たとき、そこに杉元が光を見たような感覚が漂いました。

そして、その杉元に「相棒だろ」と引き上げられ、アシリパさんの目に再び光が灯る瞬間が最高でした!

こんな感動的なシーンが大好きなオタクですが、それでも土方さんのことで涙が止まりません。

げんじろチャソ、キラウシ、夏太郎、月島軍曹、鯉登少尉が生き残っています。 ”

 

“ 最終巻は圧倒的な展開で、全体に震えました。

キャラクターたちはみんなかっこよく、特にアシㇼパさんが杉元とともに地獄に堕ちる覚悟は悲壮ながらも、これまでの絆の集大成で素晴らしかったです。

各キャラクターの最期は個性を象徴しており、特に尾形の人生に気づいた瞬間は個人的に好きでした。

そして、鶴見さんも敵でありながら非常に魅力的で、家族の遺骨と土地の権利書を天秤にかけ、遺骨を潰してしまった時の表情は本当に辛かったです。

彼の人間味が際立っています。

全編を通しての高い画力に引き込まれ、楽しい時間を過ごしました。 ”

 

“ とうとう最終巻がきた! 鯉登の一撃で心臓が止まりそうになったけど、考えてみればあの土方に引導を渡すのは、若者の鯉登が一番相応しかったのかもしれないね。

そして自分の若かりし姿に杉本を重ねて逝くとは…。

牛山と土方は本当にかっこいい。

尾形の罪悪感、アシリパの選択、何より杉本と鶴見の決着!

全てが素晴らしかった!

こんな見事な大団円のラスト、そうそうないよ。

マッカーサーの後ろに写っている人物を見て仰天しました。

野田先生、こんなに面白くて変態で、かっこいい究極のエンターテインメントをありがとう! ”

 

“ 物語の結末で鶴見中尉と杉元が機関車ごと海に落ちて、それなのに半年後に杉元が歩き回っているのはなぜ?不可解だよね。

それが不死身の杉元だからなのか?

どちらにせよ、その後の登場人物たちの説明も楽しめる。

ずきんちゃんは死んでなかったのね。

彼女がどうやってロシアまで戻ったのか、それはまた別の話なのかな。

最後に尾形。

物語の裏主人公だった彼が欲しかった愛は、殺されてもなお見捨てなかった弟によって与えられていたと悟ったとき、彼はもう生きる必要がなくなったのだろう。 ”

 

“ 作者は本当に新撰組が好きなんだろう。

私は人物の名前しか知らず、新撰組についてあまり詳しくないけど、土方さんの死ぬ直前の描写は胸に迫るものがありました。

杉元とアシㇼパのように、どちらか一方を助けようとせずに一緒に地獄に落ちる覚悟は究極の相棒だと思います。

巻が進むにつれて、鯉登少尉に対する好感度がだんだん上がっていきましたが、最終巻でも部下想いでかっこよかった。

自分のためではなく他の多くの人たちのために行動し、革命を起こした人々のおかげで今があることを思うと、今の問題を主体的に考えて利他的に行動できるようになりたいと感じました。 ”

 

まとめ

単行本には本編の後に描き下ろし漫画が追加されていました。その内容は太平洋戦争末期にマッカーサーがソ連侵攻を牽制していたというもの。

なぜこんな漫画を描いたのか疑問に思いましたが、その中で写真に映り込む鶴見の姿に驚きました! 最終話で生死不明だった鶴見がまさか生存していたようです。杉元と同じくらい不死身のようですね。

マッカーサーに接触できるということは、生還後も何かしらの形で軍にいた可能性があるのでしょうか。

しかし、鶴見の真意は最終的には語られずじまいでした。何かが明かされても、実は誰かに聞かせるための演技である可能性が示唆されたり…。どの鶴見が本心かはっきりせず、語られた理由が彼の行動に結びついていた可能性もあります。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

出典:映画『ゴールデンカムイ』公式サイト

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