映画「キャラクター」ネタバレ・考察!ラストに繋がる伏線も解説

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映画「キャラクター」ネタバレ・考察!ラストに繋がる伏線も解説 映画ネタバレ・感想

映画「キャラクター」は、SEKAI NO OWARIのFukaseが俳優デビューし、存在感のある役柄に挑戦して見事にサイコパス役を演じています。

それに応える主人公役を務める菅田将暉らの演技も見応え十分です。

そこで今回の記事では、映画「キャラクター」ネタバレ・考察!ラストに繋がる伏線も解説します。

それでは最後までお読みください(^▽^)/

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映画「キャラクター」解説

売れる漫画家を夢見る山城圭吾は、万年アシスタント生活を送っています。

ある日、師匠の依頼でスケッチに出かけた彼は魅力的な一軒家を見つけ、ふとしたことから中に足を踏み入れる。

そこで彼が目にしたのは、見るも無残な姿になった4人家族と1人の男だった。

 

キャスト・スタッフ

  • 監督:永井聡
  • 山城圭吾:菅田将暉
  • 両角:Fukase
  • 川瀬夏美:高畑充希
  • 真壁孝太:中村獅童
  • 清田俊介:小栗旬
  • 辺見敦:松田洋治
  • 奥村豊:小木茂光
  • 浅野文康:テイ龍進
  • 大村誠:中尾明慶
  • 加藤一郎:岡部たかし
  • 山城健太:橋爪淳
  • 山城由紀:小島聖
  • 山城綾:見上愛
  • 本庄勇人:宮崎吐夢

映画「キャラクター」ネタバレ・考察

映画「キャラクター」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。

 

山城圭吾

山城は漫画家を目指しながらも、人気ホラー漫画家の本庄勇人のアシスタントをしています。

彼は夜な夜な漫画を描き続け、恋人の夏美に支えられています。

しかし、出版社での評価は芳しくなく、山城は漫画家としての夢を諦めかけていました。

そんな中、本庄から最後の仕事を頼まれます。

彼は「幸せそうな家」を描くように言われ、そのために自転車で町中を回ります。

 

殺人現場

しかし、一軒家で殺人現場に遭遇し、事件は大きな波紋を呼ぶことになります。

事件現場では、遺体を引きずった跡が見つかり、一家4人が別々に殺害された後、リビングに運ばれた痕跡が推測されました。

しかし、凶器は見つかりませんでした。

第一発見者である山城は警察の事情聴取を受け、「見ていない」と供述しており、警察の疑念を招いています。

山城のアリバイは本庄との連絡で確認されましたが、清田係長はなおも彼に対し、何かを隠していると考えています。

事件の背後に隠された真実とは一体何なのか。

 

キャラクター

山城は自宅で漫画の作業を再開しました。

一方、警察は事件の容疑者として辺見を捜査中。

辺見は一連の事件を自供しますが、詳細は不明。

山城は犯人の目撃証言を受け、漫画のキャラクターに彼を取り入れます。

1年後、山城の漫画は大ヒット。

しかし、山道で出会った男が、彼の漫画のキャラクターに似ていることに気付きます。

 

34

山道脇の崖に転落した車から、警察が原一家の4人の遺体と凶器の包丁を発見しました。

事件の手口は1年前の船越一家殺人事件と酷似しており、『34』とも一致しています。

神奈川県警察本部捜査第一課の真壁と清田は、犯人が山城本人か模倣犯かを疑っています。

辺見の関与も疑われています。

夏美のお腹には山城との子が宿っていました。

二人は山城の亡き母の墓参りを終え、山城の実家に妊娠の報告に向かいます。

そこで出迎えたのは山城の父・健太、そして彼の再婚相手の由紀と連れ子の綾でした。

健太は山城の成功を喜んでくれました。

 

モデルはいない

一方、真壁と清田は山城の担当編集者である大村を連れて、山城のマンションを訪れます。

清田は山城に事件や『34』の内容との関連性を問いただしたが、山城は何も知らないと答えました。

山城は“ダガー”についても問われたが、モデルはいないと述べます。

打ち合わせが始まると、山城は不安に駆られ、「連載を止めた方がいいか」と口にします。

しかし、大村は続けるべきだと励ました。

 

逆転劇

打ち合わせを終えた後、山城はひとりでガード下の居酒屋「パブ13番地」に入ります。

そこに、密かに山城を尾行していた清田が現れ、『34』が好きだと話しかけました。

清田はなぜ山城が漫画家になろうと思ったのか尋ねると、山城は負け組からの逆転劇が好きだと答えました。

清田は『34』について質問し、「殺人事件には終わりがない。遺族や友人に一生心の傷を残す。だから真実を掴みたい」と述べ、山城に協力を求めました。

そして、自分の名刺を渡し、山城の電話番号を聞き取りました。

その時、清田に真壁からの電話があり、清田は店の外に出て話し始めました。

 

両角

清田が不在の間、山城の隣に座ったのはピンクの髪をした男、両角でした。

彼は山城のファンであることを告げ、握手を求めます。

「4人家族」が幸せの象徴だと言い、山城の描いたものをリアルに再現したことを自慢します。

そして、車の天井に包丁を隠したことを暗示し、山城に良いストーリーがあると囁きます。

山城は両角が船越一家の事件現場で目撃した殺人犯であることに気付きましたが、両角はいつの間にか姿を消してしまいました。

山城は両角の似顔絵を描き、店主に尋ねるも、店主は彼のことを知らなかったと言います。

帰宅後、清田が店に戻ると山城は既に帰っており、清田の食事代も支払っています。

 

似顔絵

山城は次の話を描き始め、警察は原一家の事件と松村一家の殺人が関連していると断定し、辺見を釈放します。

辺見は記者会見で警察の自白強要を非難し、30年前の事件については覚えていないと述べます。

清田は山城に連絡を試みましたが、繋がりませんでした。

大村から山城が「パブ13番地」にいると聞いた清田は店に向かいましたが、山城の姿はなく、代わりに“ダガー”そっくりの男の似顔絵が貼られていました。

 

長期休載

一方、山城は夏美の胎児の定期健診に立ち会っていました。

帰ろうとしたところ、両角が現れ、夏美に「子供が生まれるとは幸せの絶頂でしょう」と語りかけました。

帰宅後、山城は夏美に両角が犯人だと告白し、『34』の連載を打ち切ることを決意しました。

清田にも真相を話し、自分には漫画の才能がないことを告白しました。

清田は両角を逮捕すると約束し、新作に向けて前向きに考えるように励ましました。

山城は出版社に犯人が『34』を読んで殺人を行っていると告げ、連載を打ち切りたいと訴えましたが、加藤らは長期休載を提案しました。

 

他の人が死ぬ

警察は両角を真犯人と断定し捜査を始めます。

山城は休載の告知を手に書店にいると、両角が現れ、なぜ休載するのかと問い詰めました。

山城は警察に通報し、両角は「他の人が死ぬ」と言い残して姿を消しました。

一方、清田は山城が描いたスケッチを見て両角の履歴を調べ、両角の家を訪れます。

しかし、両角の母から10年会っていないと聞かされ、犯人の正体が判明しません。

両角は住宅街で狙った家に侵入し、一家を縛り付けて刺殺しました。

現場を撮影し、自宅に戻ると一連の事件の写真と『34』の漫画が貼られており、事件の構図は『34』と同じでした。

 

惜しかった

清田は原一家事件の写真から“九条村”の看板を見つけ、山城の元を訪ねます。

山城は1992年に廃村となった“九条村”に関するスクラップブックを見せ、事件の背景を説明しました。

清田は両角がこの村と関係があるのではと考え、スクラップブックを借りて署に戻ることにしました。

署に向かう途中、釈放されたばかりの辺見に襲われ、清田は殺害されました。

歩道橋には両角が姿を現し、「惜しかったね。良い所まで行ったのに」と呟きました。

 

特別な思い

警察は清田の殺害犯を辺見と断定し、彼の行方を追っています。

清田の葬儀には山城も参列し、真壁は山城を護衛するとともに、両角と辺見の捜査を進めていることを告げます。

山城は自責の念にかられるが、真壁は清田が山城のファンであり、新作を楽しみにしていたことを伝えます。

真壁はかつて清田の面倒を見ており、彼には特別な思いがあったのだ。

 

最終回

山城は漫画で両角との決着をつけることを決意し、帰宅してすぐに『34』の最終回を描き始めます。

完成した話を夏美や編集部に見せると、夏美も驚き、「これはすごい」と言っています。

そして『34』の最終回が発売され、両角は満足げにその姿を眺めます。

最終回では、“ダガー”が漫画家の家族を襲い、最後に漫画家を刺す。

漫画家のモデルは山城であり、被害者の家族も山城の実家と同じ4人家族でした。

捜査本部は山城の作戦を罠と見抜き、真壁は防刃チョッキを山城と家族に着用させます。

山城は家族を巻き込んだことを謝ったが、健太たちは気にしないようにと励ました。

 

『34』の内容と酷似

山城の携帯に清田の携帯から電話がかかってきます。

電話を取ると、両角が山城の実家ではなく、山城と夏美、そして双子の赤ん坊を襲うと宣言します。

山城は急いで自宅に向かい、マンションの入り口で両角と遭遇します。

両角は山城を刺し、山城を部屋に連れていき、夏美を襲おうとします。

山城は防刃チョッキを着ており、両角から包丁を奪って反撃します。

警察が駆けつけた時、山城は両角を刺そうとしていたが、真壁が止めようとして山城を撃ちました。

山城は倒れ、その構図は『34』の内容と酷似しています。

山城の入院中、夏美は双子の赤ん坊を出産し、高級マンションを引き払って安いアパートに引っ越しました。

その頃、夏美を背後から見つめる何者かがいます。

真壁らは両角の部屋から、幸せそうな4人家族の信者の写真を見つけます。

これにより、両角も無戸籍の子供だった可能性が高まりました。

 

ラストシーン

真壁は山城の見舞いに訪れ、テーブルに山城が描いた清田の似顔絵を見つけます。

裁判で両角は辺見との関係を語り、辺見が元々のストーカー殺人犯だったが、次第に自分のファンになっていったと証言します。

しかし、裁判長から氏名、生年月日、本籍などについて問われた両角は「僕は誰なんでしょうか? 誰として裁かれているのでしょうか?」と問い返しました。

 

映画「キャラクター」ラストに繋がる伏線

両角は『34』の中で描かれた殺人事件の構図を再現することで、自分の“幸せの象徴”という信念を追求しています。

その信念が、山城と夏美の幸せな家族を襲うことにつながります。

山城の漫画『34』が、実際の犯罪の模倣犯を生み出すきっかけとなりました。

両角が山城の作品に登場するキャラクターをモデルにして犯行を行うことで、物語の中の虚構と現実の世界が交錯します。

両角と辺見の関係性が裁判で明らかにされます。

辺見が元々のストーカー殺人犯であり、両角がそのファンであったことが示唆されます。

 

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まとめ


今回の記事では、映画「キャラクター」ネタバレを解説しました。

映画「キャラクター」は、SEKAI NO OWARIのFukaseが俳優デビューし、存在感のある役柄に挑戦して見事にサイコパス役を演じています。

それに応える主人公役を務める菅田将暉らの演技も見応え十分です。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^

 

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