映画「死刑にいたる病」は、連続殺人鬼を怪演した阿部サダヲをはじめ、岡田健史、岩田剛典、中山美穂ら豪華キャスト共演によるサイコサスペンス。
二転三転するストーリー展開に誰もが翻弄されます。
そこで今回の記事では、映画「死刑にいたる病」ネタバレ・あらすじ!ラストの意味と伏線について考察していきます。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
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映画「死刑にいたる病」解説
大学生・雅也のもとにある日1通の手紙が届く。
それは、世間を震撼させた希代の連続殺人鬼・榛村からだった。
「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人がほかにいることを証明してほしい」。
榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始めるが…。
キャスト
- 榛村大和:阿部サダヲ
- 筧井雅也:岡田健史
- 岩田剛典
- 宮崎優
- 鈴木卓爾
- 佐藤玲
- 赤ペン瀧川
- 大下ヒロト
- 吉澤健
- 音尾琢真
- 岩井志麻子
- コージ・トクダ
- 中山美穂
スタッフ
- 監督:白石和彌
- 原作:櫛木理宇
- 音楽:大間々昂
- 脚本:高田亮
映画「死刑にいたる病」ネタバレ・あらすじ
映画「死刑にいたる病」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
榛村大和
大学生の筧井雅也は、幼い頃から教育熱心な父親の影響で自由な生活を送れずにいました。
進学校に進んだものの、3流大学しか受からず、父親からの認められていない息子として扱われています。
母親の衿子も同様に父親からの制約が厳しく、自由な時間はありません。
祖母の葬儀のために実家に帰った雅也は、父親の不満に耐えながらも、実家で受け取った自分宛の手紙を見つけました。
手紙の差出人は榛村大和で、中学生時代によく通っていたベーカリーの店主でした。
しかし、その正体は、24人もの人間を殺害し、爪を剥がしてコレクションしていたシリアルキラーでした。
刑務所に榛村の面会に行く雅也
すると、最後の事件だけは自分がやってないのだと告白しました。
そして雅也に、いまだのうのうと生活している殺人犯がいる危険性を訴え、真犯人を見つけて欲しいと言いました。
面会から帰る途中、雅也は髪の長い怪しい男に声をかけられますが、すぐに逃げるようにしてその場を去ります。
榛村の担当弁護士である佐村から、事件に関する調書を見せてもらった雅也は、榛村が16歳や17歳の少年少女をターゲットにして殺害に至った手口に違和感を感じます。
特に、最後の事件の被害者である24歳の根津かおるの場合は、これまでとは異なる年齢や殺害方法でした。
これに疑問を抱いた雅也は、調査を開始します。
榛村が雅也の父親ではないか?
?榛村は幼少期から育ての親から虐待を受け、その後育ての親とやっていたボランティアで玲子と出会います。
榛村は人の心を掴むことに長けており、玲子も彼に心を開いていました。
しかし、玲子は妊娠とともに姿を消しました。
雅也は榛村が自分の父親ではないかという疑念を抱きます。
榛村本人もその可能性を否定せず、雅也は複雑な気持ちになります。
これ以降、雅也は凶暴な一面を見せるようになり、中学時代の同級生である灯里も心配しています。
雅也も榛村によって操られていた
金山の写真を見た雅也は驚きます。
刑務所で出会った怪しい男、それが金山だったのです。
かおるの事件現場に現れた金山を追跡し、真相を語らせることに成功した雅也は、榛村に真相を伝えるため面会に向かいますが、榛村はすでに刑務官の心を掴んでいるようでした。
雅也が真相を話し続けると、榛村は金山を犯人だと断言しましたが、雅也はそれに反論しました。
かおるは榛村が以前に殺害を試みたが失敗した人物であり、その後も榛村が彼女に執着し、狙い続けていたのです。
そして、榛村は金山を巧みに利用し、かおるを次の犠牲者に仕立て上げていたことを明らかにしました。
金山はその事実に苦しみ、自分が共犯者であるかのように思い悩んでいました。
真相を突きつけた雅也は榛村の元を去り、榛村は自室に戻ります。
そこには、これまで操ってきた人々の名前が書かれたリストがあります。
榛村は雅也の名前に線を引きました。
雅也もまた、榛村によって操られていたのです。
人の爪が欲しくなる
刑務所から出た雅也を待っていたのは灯里でした。
その後、雅也は灯里と付き合うことになりました。
仲良く帰路につく雅也と灯里ですが、榛村のリストにはなんと灯里の名前もありました。
かつて榛村と接触し、心を掴まれていたのでしょう。
真相を明らかにし、普段通りの生活に戻ったかに見える雅也に、灯里がこう言いました。
「最近、人の爪が気になるの。欲しくなるくらいに…」灯里は明るく笑いました。
映画「死刑にいたる病」ラストの意味と伏線について考察
このラストのセリフには、物語の裏に潜む不気味な要素が含まれています。
灯里が「人の爪が気になる」と言うことは、物語の中で何らかの不穏な出来事や隠された真実があることを示唆しています。
このセリフは、物語の終わり方やキャラクターの心理状態を不気味なものに変え、読者に何かがまだ終わっていないという感覚を与えます。
このセリフは、物語全体を通して「爪」というモチーフが繰り返し現れていたこととも関連しています。
爪が物語の象徴として何を意味するのかは、読者によって異なりますが、爪が物語の中で重要な役割を果たしていたことは明らかです。
そのため、灯里のセリフは、物語の隠された側面や謎に対する興味を引き起こし、読者に考えさせる効果があります。
また、このセリフは物語の結末を不気味なものにし、読者に余韻を残します。
物語が終わった後も、読者は灯里の言葉を思い出し、物語の謎やキャラクターの運命について考え続けるでしょう。
このように、ラストのセリフは物語全体を包括し、物語の意味やテーマを深く探求するための手がかりを提供します。
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映画「死刑にいたる病」感想
映画「死刑にいたる病」は、心理的スリルと深い人間描写を融合させた傑作です。
この映画は、無差別殺人事件を犯した連続殺人犯・榛村と、その真相に迫る一人の青年・雅也を中心に展開します。
物語は、単なるミステリーの枠を超え、人間の心の闇や、社会が抱える不条理に鋭く切り込んでいきます。
特筆すべきは、榛村を演じる俳優の圧倒的な演技力です。
彼の微笑みには不気味さと魅力が同居し、観客を引き込む力があります。
また、雅也役の繊細な演技も秀逸で、青年が直面する葛藤や恐怖が生々しく伝わってきます。
この二人の心理戦は、観る者を一瞬たりとも画面から目を離させません。
ストーリーは非常に巧妙に構成されています。
一見すると単純な事件の謎解きに見えますが、進むにつれて新たな事実が次々と浮かび上がり、観客を驚かせます。
特に、物語の後半に訪れるどんでん返しには息を飲みました。
それは、ただのサプライズではなく、全編を通して丁寧に敷かれた伏線が見事に収束する瞬間です。
映画のビジュアルも忘れてはなりません。暗く重厚な色彩が全編を包み込み、不安感や緊張感を増幅させています。
加えて、音楽の使い方も絶妙で、観る者の感情を巧みに操ります。
緊張が高まるシーンでの音の使い方は、まるで心拍数を操られているかのような感覚を覚えます。
本作のテーマは、「罪と罰」や「人間の本質」といった普遍的なものでありながら、その切り口は非常にユニークです。
榛村というキャラクターを通じて、「本当に悪いのは誰なのか?」という問いを投げかけ、観客に考えさせる構造になっています。
この問いかけが観る者の心に長く残るのも、本作の大きな魅力の一つです。
映画「死刑にいたる病」は、エンターテインメントとしてのスリルと、深い社会的メッセージの両方を兼ね備えた作品です。
鑑賞後、必ずや誰かと語り合いたくなるような映画と言えるでしょう。
映画「死刑にいたる病」の面白いポイント
面白いポイント1:心理戦の妙
榛村と雅也のやり取りは、本作最大の見どころです。
榛村の言葉には巧妙なトリックが仕掛けられており、雅也を翻弄するだけでなく、観客までも心理的に揺さぶります。彼の言葉の裏にある真意を探る過程が非常にスリリングで、観る者を物語に没入させます。
面白いポイント2:衝撃的などんでん返し
本作のクライマックスでは、予想を裏切る展開が待ち受けています。
序盤から散りばめられた伏線が一気に回収される瞬間には、驚きと共に深い納得感を得られます。
このどんでん返しが、本作のリピート視聴欲を掻き立てる要因となっています。
面白いポイント3:リアリティを追求した演出
登場人物の心理描写だけでなく、事件の描写や舞台設定にも細部までリアリティが追求されています。
特に、監獄内でのシーンや事件現場の描写は非常に緻密で、まるでドキュメンタリーを観ているような感覚に陥ります。
面白いポイント4:観客への問いかけ
本作は、ただ事件の謎を解くだけでなく、「正義とは何か」「人間の本質とは何か」という問いを観客に投げかけます。この哲学的な要素が、単なるスリラー映画とは一線を画す要因となっています。
面白いポイント5:濃密な映像美
暗く陰鬱なトーンの映像が、登場人物たちの心情や物語のテーマをさらに引き立てます。
特に、静かなシーンでの光と影の使い方が秀逸で、作品全体に深みを与えています。
まとめ
今回の記事では、映画「死刑にいたる病」ネタバレを解説しました。
映画「死刑にいたる病」は、連続殺人鬼を怪演した阿部サダヲをはじめ、岡田健史、岩田剛典、中山美穂ら豪華キャスト共演によるサイコサスペンス。
二転三転するストーリー展開に誰もが翻弄されます。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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