映画「テリファー」は、不気味なピエロがハロウィンの夜を血で染めるスプラッターホラー!
ニタァ…と笑う顔が不気味なピエロによる容赦ない殺りくを、思わず目を覆ってしまうほどのゴア描写満載で描かれています。
ひと言も発さずに虐殺を続けるさまはトラウマになっちゃうかも!
そこで今回の記事では、映画「テリファー」ネタバレ・あらすじ!ラストの意味と続編に繋がる伏線を考察していきます。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
映画「テリファー」解説
映画「テリファー」は、スリラー映画の新たな金字塔として注目を浴びる作品です。
この映画は、猟奇的なピエロ・アートが主人公でありながらも、物語を単なる恐怖体験だけにとどまらず、観る者を心理的な不安と興奮の渦へと引き込む点が大きな特徴です。
監督はデイミアン・レオーネで、低予算でありながらも大胆な演出とグロテスクな表現が高く評価されています。
舞台はハロウィンの夜。夜道を歩く2人の女性がアート・ザ・クラウンに出会い、徐々にその狂気の世界に巻き込まれていきます。
見どころは、アートの無言の演技と圧倒的な存在感。
また、視覚的恐怖だけでなく、観客の想像力をかき立てる巧妙な演出も魅力の一つです。
この映画は、グロさに耐性があるホラー好きにこそぜひ観てほしい傑作です。
キャスト
- タラ・ヘイズ:ジェナ・カネル
- ヴィクトリア・ヘイズ:サマンサ・スカフィディ
- デヴィッド・ハワード・ソーントン
- キャサリン・コーコラン
- マット・マカリスター
- ケイティ・マグワイア
スタッフ
- 監督:デイミアン・レオーネ
- 音楽:ポール・ワイリー
- 脚本:デイミアン・レオーネ
映画「テリファー」ネタバレ・あらすじ

映画「テリファー」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
ピエロ
ハロウィン・パーティーの帰り道、ダラとドーンは不気味なピエロ男に出会う。
車を運転するには酔いが回っていたため、2人は近くのピザ屋に立ち寄る。
すると、後からピエロ男もやって来る。
無言でダラを見つめるピエロ男。
ドーンは平気でピエロ男に声をかける。
トイレに行ったピエロ男は、ピザ屋の主人に追い出される。
その後、店を出た2人は車に戻るが、何者かが車をパンクさせていた。
ダラは姉に電話して、迎えに来てもらうよう頼み、車内で待つことにする。
トイレに行きたくなったダラは近くのアパートに向かい、トイレを借りることにする。
1人車に残されたドーンは、ラジオから、先ほど立ち寄ったピザ屋で亭主とバイトの惨殺された死体が発見されたニュースを聞く。
犯人として挙げられたのは、あの不気味なピエロ男だった。
ドーンは男との写真を見返していた。
真っ二つに
その時、助手席の扉が開く。
用を足したダラは建物を出ようとしていたが、ドーンの悲鳴が聞こえる。
急いで玄関へ向かうと、血のついたメスを持ったピエロ男が立っていた。
ダラはピエロ男から逃れるためアパート内に隠れるが、捕まってしまう。
目を覚ますと、目の前には全裸で逆さ吊りにされたドーンがいた。
ピエロ男は大きなノコギリをドーンの陰部に押し当て、力いっぱいノコギリを振り下ろす。
恐怖で泣き叫ぶダラの前で、ドーンの体はピエロ男によって真っ二つにされてしまう。
拘束を解いて逃げるチャンスを窺ったダラだが、再び男に捕まり、銃殺される。!
倒れた扉
ダラを捜すためにアパートに入ったビクトリアも、やはりピエロ男に遭遇し命を狙われる。
間一髪の所をアパート清掃員に助けられるも、彼は殺されてしまった。
外に逃げたビクトリアは大きな倉庫の扉に鍵をかけ、ピエロ男から逃れようとするが、車で扉を破壊される。
倒れた扉の下敷きになって意識を失う。
ピエロ男はビクトリアの顔を食い散らかそうとするが、警官たちが騒ぎに気づき、ピエロ男を射殺する。
ビクトリアは一命を取り留めた。
検死官がピエロ男の死体を解剖しようとした瞬間、死んだはずの彼が蘇り、検死官は殺されてしまった。
一年後
ビクトリアが一命を取り留めた後、世間は、この猟奇的な事件を大きく報道していた。
たった一人の生存者として、ビクトリアはテレビ出演をすることとなった。
モニターに映るビクトリアの顔は原形を留めておらず、この世のものではなかった。
番組終了後、局の美人司会者はビクトリアの事を結婚間近の彼氏に話していた。
その時、背後から何者かに襲われる。それはビクトリアだった。
ビクトリアは自分がピエロ男にされたように、司会者の両目を潰し自分と同じ醜い姿にしてしまうのだった。

映画「テリファー」感想
「テリファー」は、ホラー映画好きにはたまらない作品です。
一方で、その過激な描写やグロテスクな表現は、万人向けとは言えません。
しかし、それこそがこの作品の魅力であり、尖った作風を楽しむ人にとっては最高の体験を提供してくれます。
まず特筆すべきはアート・ザ・クラウンのキャラクター性。
彼の無表情な演技と狂気的な行動は、まるで悪夢そのもの。セリフが一切なくても、その圧倒的な存在感がスクリーンを支配します。
また、物語の展開はテンポよく進み、次に何が起こるのかわからない緊張感が持続します。
個人的に心に残ったのは、映画があえて「答え」を与えない点です。
アートの正体や彼の目的について、明確な説明はありません。この不明瞭さがかえって恐怖を増幅させ、観客に映画を見終わった後も考え続けさせる力を持っています。
映画「テリファー」を視聴できる動画配信サービス
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映画「テリファー」面白いポイント
面白いポイント1: アートの不気味さ
映画の最大の魅力は、アート・ザ・クラウンの異様な存在感です。彼の静かな仕草と突然の暴力性が、観る者を圧倒します。特に、彼が笑顔を浮かべながら恐ろしい行動を取るシーンは、忘れられないインパクトを残します。
面白いポイント2: 予測不能な展開
「テリファー」は、先が読めない展開で観客を引き込みます。次に何が起こるのか、誰が生き残るのか、予測不可能なストーリーが緊張感を生み出します。
面白いポイント3: 廃墟でのチェイスシーン
狭い廃墟の中で繰り広げられるチェイスは、息をつかせない迫力。アートが姿を現した瞬間の恐怖は、ホラー映画史に残る名シーンです。
面白いポイント4: 映画全体の雰囲気
低予算でありながらも、照明や音響が効果的に使われており、終始不穏な空気感を醸し出しています。この雰囲気が観客を物語の世界に引き込む重要な役割を果たしています。
映画「テリファー」口コミ

アート・ザ・クラウンの不気味さに驚きました。全くセリフがないのに、これほど怖さを感じさせるキャラクターは初めてです。特に廃墟での追跡シーンは手に汗握りました!



正直、最初はただのB級ホラーかと思っていましたが、完全に裏切られました。予測不能な展開とアートの不気味さが最高です。グロい描写が苦手でなければ、ぜひ観てほしい作品です。



怖いだけじゃなくて、アートのキャラクターにどこか魅力を感じてしまいました。彼の正体や目的が最後まで謎だったのも、映画を観終わった後に余韻を残しました。



ホラー映画をたくさん見てきましたが、ここまで怖いピエロキャラクターは初めて。低予算を感じさせない映像美と演出がすごいです。



怖いのにやめられない、まさに中毒性のある映画でした!アートの存在感が恐怖の根源。ハロウィンの夜に観るのにピッタリな映画です。
映画「テリファー」ラストの意味と続編に繋がる伏線を考察
ラストの意味は、ビクトリアが事件から生還したものの、彼女の姿が物理的にも心理的にも変貌してしまったことを示しています。
彼女がテレビ出演中に周囲の人々を襲うシーンは、彼女が事件のトラウマに取り憑かれ、犯人と同じような暴力行為を行うことを表しています。
そして、結末の場面でビクトリアが司会者を襲い、彼女を自らと同じ姿に変えてしまうことは、彼女が復讐や報復の感情に取り憑かれ、犯人と同じ暴力の連鎖に巻き込まれていくことを暗示しています。
ラストシーンは驚きと恐怖が入り交じった衝撃的な結末でした。
ビクトリアが自らも犯人と同じような暴力行為を行い、司会者の両目を潰して自分と同じ醜い姿に変える姿は、彼女が過去のトラウマによって心理的に破綻してしまったことを象徴しています。
彼女が事件の唯一の生存者として表舞台に立ち、その後自らも犯人となってしまうという筋書きは、視聴者に深いインパクトを与えます。
この結末は、復讐や怒りがどれほど人を変えるかを示し、心理的なダークサイドに触れることで、恐怖を増幅させます。
まとめ
今回の記事では、映画「テリファー」ネタバレを解説しました。
映画「テリファー」は、不気味なピエロがハロウィンの夜を血で染めるスプラッターホラー!
ニタァ…と笑う顔が不気味なピエロによる容赦ない殺りくを、思わず目を覆ってしまうほどのゴア描写満載で描かれています。
ひと言も発さずに虐殺を続けるさまはトラウマになっちゃうかも!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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